>>38 ( ええところという言葉を聞き、少し飽き飽きした様子だった彼女は先ほど同様ぱぁっと表情を輝かせて、そのまま後ろをついていき ) 「 なァなァ、お兄さんはここの事よく知ってるのか? 」
「ン〜?あァまあちぃとは知っとるよォ、儂ここの主様(ぬしさま)の右腕やからねぇ〜」 (顔は広いんよ〜、と薄く笑う) 「んで、ええところちゅーんは、あの奥、見えるやろぉ?でっかいお屋敷」 (そう、百鬼邸を指さして言う) 「あそこにおんの、主様」