>>143
[ボボガボボギィッ!] バギャギャッ!
____いとも容易く当たった提灯は粉砕されるッ
( も、…全てとは行かぬが妖魔 もとより群れ!)
カキカキコキカキッ!
(周囲の無傷が一斉に鬼へと舌を伸ばすっ!)
[ ゥョーーーーン ]
>>144
コカカッ!
[コキカキッ!]
( しめたとばかりに大口を開く正面の提灯! )
>>145
カキカキコキカキッ! ポキキッ!
[コキカキッ! コキカキッ! コキカキッ! コキカキッ!]
( 火が止めば伴って荒波のごとく押し寄せる
木の音破れる音ッ 学習などなくただただ
真っ正面から転がるだの跳ねるだのっ! )
コロカラコッ!
___食らい付くだのっ!
「「やっぱり」」
(回避不能な距離まで引き付けた提灯に鉄槌の一撃。······その間刀は早速前線へと飛んでいる)
「慌てなくても敵は逃げたりしませんよ」
微笑みながら白いインバネスコートの少年はゆっくりと半鬼の元へ歩み寄る。
「それっ!」
刹那、薙刀の一閃、狙うは半鬼に伸びた提灯の舌。
「そんな攻撃当たるか!」
半鬼、跳躍。
提灯共の頭上に飛び上がり急降下蹴り。