>>33
「「思ったより早かったね」」
(そこにきてようやく、小さな笑み。······まるで嘲るかのように、対応を始める
最初に双月に辿り着いた小妖数体、そして矢の雨······同時に鉄槌の一撃で吹き飛ばす。そしてその間に刀の方は強引に小妖の群れに突撃······流石に手傷は負ったものの、
その距離10メートル。
鉄槌の持ち主が突然出現する。······そして背中合わせに、再び巻き起こる無双。)
>>35
______無双の半ば… その時点でさえも
討たれ、動かぬ妖魔はおよそ400以上。
…流石の小妖にも浮き足立つもの、戸惑うもの…
( 後方の骸は躊躇いもせず
朽ちた矢を再びつがえ…! )
_______プォオ〜 …ォオーー…
ギッ!__
( …突如として戦場に響く法螺貝の音
__あれほど理性の感じぬ小妖どもが
一目散に元来た森へと引き返し…
…骸どもが構えた矢も、静かに矢筒へ戻される )