>>35 >>36
______無双の半ば… その時点でさえも
討たれ、動かぬ妖魔はおよそ400以上。
…流石の小妖にも浮き足立つもの、戸惑うもの…
( 後方の骸は躊躇いもせず
朽ちた矢を再びつがえ…! )
_______プォオ〜 …ォオーー…
ギッ!__
( …突如として戦場に響く法螺貝の音
__あれほど理性の感じぬ小妖どもが
一目散に元来た森へと引き返し…
…骸どもが構えた矢も、静かに矢筒へ戻される )
「「············?」」
(突如として解けた包囲に戸惑う双月······
だが警戒は怠らない。······)