>>118
高齢者に優位な政策がここ20年の経済の停滞を産んだ、としておきながら、その20年間でたった3年しか政権を取っていない現在の野党を批判する方向に繋がるのはよくわからないです。
第一、自民にしろ立憲にしろ、ほとんどの政党で支持者の多くは高齢者です。例外はロスジェネ中心に支持を集めているれいわ新選組ぐらいのものですが、れいわの政策の実現性については言うまでもないでしょう。
それから、
>「物価(製品売価)を上げずして社会全体の給与所得が上昇する事はない」
これはまあ正しいんですけど、現在の状況を反映していない発言と言えます。
現在の物価高は主に輸入品のコスト増大に伴って発生しているのであり、増えた分のお金はそのまま海外に流れていくので、別に国内の事業者は得をしていないですから、給料は変わりません。
おー、この猛暑の最中に元気な来訪者のお越しは大歓迎ですぞ。
>その20年間でたった3年しか政権を取っていない現在の野党を批判する方向に繋がるのはよくわからないです。
それは現時点での野党の大半が「自民政権は大企業優遇政策で、自分たちこそが庶民(弱者)の味方」みたいな主張をしているからです。
>第一、自民にしろ立憲にしろ、ほとんどの政党で支持者の多くは高齢者です。
アナタにとっての高齢者がどの辺の年齢層を一括りにしているのかは分かりませんが、当然ながら現役勤労者と年金生活者とでは立場が異なりますよね。
さらに我が国全体で言えば言えば経営者や資本家側の多くはそこそこの高齢者であり、タワマンに住む若手スーパーリッチIT社長なんてほんの一握りに過ぎませんし。
話を戻すと、庶民層の現役勤労高齢者にとって最も恐れるのは働き口を失う事だし、一方で年金生活者にとってのそれは物価や公共料金が値上げされる事です。
なので前者はインフレ好景気を歓迎しますし、後者は逆にデフレ不況を有難がります。
>現在の物価高は主に輸入品のコスト増大に伴って発生しているのであり、増えた分のお金はそのまま海外に流れていく
それでも製品売価が上昇すれば、値上げに成功したメーカーは潤う事となるのが資本主義経済の現実です。
何故ならほとんどの製品に於ける原料コストって、実は数パーセント以下程度に過ぎなくて
製品原価を構成するコストの90%以上は人件費や施設維持費と物流費によって占められるからです。
『原料が30%高騰しました;‥なのでせめて売価を10%だけ上げさせてください;‥ッ!』 これが通ればもうかります♪