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愛知の最賃:時給1027円に最終決定
――更なる引き上げ求める異議受け審議――
https://imadegawa.exblog.jp/33353426/
■中賃の目安上回る動き広がる中で
愛知の最賃審議会は、
中央最賃審議会の示した目安通り
最低賃金を41円引き上げ時給1027円とするべきだと
8月4日に答申した。
47の団体や個人が これに異議を申し出た。
今年は半分以上の都道府県で、
中央最賃審議会の示した目安を上回る
最賃引き上げが有った。
だが愛知県の最賃審議会が出した答申は
中央最賃審議会の出した目安 そのままだ。
この1年の物価高騰は著しい。
総務省が8月18日に示した
2023年7月分の消費者物価指数によると、
天候による変動の激しい生鮮食品と
政府の補助金による押し下げが大きいエネルギーを除く
総合指数は前年同月比で4.3%上がっている。
愛知県の、
最低賃金986円からの41円の引き上げでは
引き上げ率は およそ4.16%であり、
これに届いていない。
こうした異議の申し出についての審議が
愛知地方最低賃金審議会で8月22日に有る。
これに向けて愛労連と名古屋ふれあいユニオンは
名古屋の官庁街で朝、
「1027円では足りません」街宣活動を行なった。
愛労連の竹内創(はじめ)事務局長は、
「愛知の最低賃金審議会は、
中央最賃審議会が示した目安のままに
愛知県の最低賃金を1027円とするよう答申を出した。
物価高騰の中、
これでは足りない、生活できないとの異議の申し出が
相次いでいる。
せめて、
中央の目安を上回る最低賃金の引き上げを!」と訴えた。
名古屋ふれあいユニオンの鈴木敦子事務局長も、
「時給1027円では
月に20日、1日8時間 働いても1ヶ月で18万円だ。
社会保険や税金を引くと15万から16万円しか残らない。
一人暮らしで家賃を払ったり、
車が必要だったりすると全く足りない。
生活できない人が居ることを考えてほしい」と呼びかけた。