>>9 です
実家から戻ってきたのでちょっと書きます。文才はないです。
私達が村から出ていった数日後、Aが死体で発見されたと今回実家に帰った時に聞きました。
覚悟はしていました。ですが改まって聞くと、Aを置いて逃げた罪悪感に押し潰されそうでした。
Aの母親は自ら命を絶ったようです。
私はその話を聞いたあと気分が優れず、ずっと部屋に篭って泣いていました。
篭ってる間にいつの間にか泣き疲れて寝てしまっていたみたいで、目が覚めたらもう夕暮れでした。
気分が優れないまま私は何気なくずっと窓から外を眺めていました。外を眺めていると、遠くの方に人影が見え、目を凝らしてみると死んだはずのAが手を振ってるように見えました。私が気付いたと同時にAは走ってどこかへ行こうとしました。私はその時咄嗟に外に出ました。夢か幻覚かと思いましたがどうしてもAに謝りたい気持ちで一杯で、正常な判断ができてませんでした。夢でもなんでもいいから謝って、Aが死んだという責任から逃げ出したかったんだと思います。
私はAを追いかけ周りに目もくれず一生懸命走りました。私は途中で疲れて止まってしまいましたが、前を見ると視認できる距離にAが笑って立っているのが見え、安心しました。しかし、それと同時にえも言われぬ恐怖に襲われました。Aが立っていたのは例の祠のすぐ隣だったのです。私はいつの間にか森の中の祠に誘導されてしまっていたようでした。私はいそいで逃げようとしました。ですが何故か体は祠の方にゆっくりと向かって歩いていました。心では拒否しているのに体は言う事を効きませんでした。
1歩ずつ近付いていき私の意思に反し、私の腕はは祠の戸を開けてしまいました。そこから何があったのか覚えていません。祠の戸を開けた時に隣でAが満面の笑みを浮かべていた気がします。
私は気付いたら布団の中に居て、親が心配そうに私の顔を覗いていました。私が目を覚ますと両親には泣きながら謝られました。「こんな所にお前を連れてきたのが間違いだった」と。後で話を聞いた所、私が突然走って外に出た事が心配で私を探しに出たところ、山の麓で倒れていたそうです。
大人達が私の話を聞き祠を確認しに行ったところ、祠は崩れ落ちており、中の御神体も消えていたようです。
私は特に何事もなく回復し、翌日には村を出て、今に至ります。
今回あった事はこんな所です
また何かあったら書き込みたいと思います。
文才のない長文をここまで読んでいただきありがとうございました
>>12
怖すぎ…
こういう伝承系はぞっとする
>>12の者です
全てが片付きそうなので書き込みに来ました。
あの後、夢に、消えていた御神体が何度も出るようになったと両親から聞きました。その時は何故か私の夢には出てきていませんでした。
両親の夢に出はじめてから2人は禄に眠れず疲れが溜まっていき傍目から分かるぐらい身も心も衰弱してるようでした。その頃から少しずつ2人ともおかしくなっていきました。ブツブツと独り言を言ったり突然ヒステリックになったりと、以前の両親とは変わり果てていました。
その後両親は自殺しました。理由は分かりませんが突然の事でした。何故あの時巻き込まれた私ではなく関係ない両親だったのか、あの時私が気をつけていればと物凄く後悔し両親に申し訳なくなりました。
ここに全てを書き込もうと思った理由は両親の死ではありません。
先日、私の夢にも御神体が出はじめました。今もう既に衰弱してきていて頭もおかしくなりそうです。一応正常な今のうちにここに書き込みました。
これ以降私がここに来る事はないと思います。
何日経っても無事な時はまたここに戻ってきたいと思います
分かりにくい部分も多いと思いますが文才がないので申し訳ないです
それでは皆様また逢う日まで