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「大鏡は知っている」
若「ただいまより探偵チームKZ会議を開始する!」
え、いつからこんな言葉始まったの?
若「今からだ。」
ズコォ〜。
黒「で、若武、会議の内容は?」
若「決まってるだろっ!大鏡についてだ!」
ウワァ〜、ワカタケカズオミクン、キアイハイッテイマスネェ〜。←棒読み
上「大鏡がなんだ?」
若「我が探偵チームKZメンバーの美門翼が大鏡が盗まれた時の
防犯カメラの映像を手に入れたようだ。」
うん、知ってる。
小「どれ、美門見して。」
翼「これ。」
そう言ってスマホの画面を皆に向ける。
皆がスマホの周り(正確には翼の周り)に集まった。
しばらくすると、犯人が入ってきた。
顔は・・・、見えない。
もう少しこっちを向いてくれないかな・・・。
翼「もうすぐ犯人の顔が拝めるぜ。」
ってことは犯人、こっち向いてくれたんだ。
若「映った!」
ど〜れどれ。
見ると厳つい顔をした40代に見えるおじさんが鏡を運ぼうとしている。
と、若武と上杉君が大声をあげた。
若「嘘だろ――――――――っ!」
上「あぁ―――――っ!」
びっくりした・・・。
小「若武、上杉どうしたの?」
彩「若武・・・?上杉君・・・?」
黒「なんだ?」
皆が一斉に聞くと、まず上杉君は私を見て、言った。
上「なんだよ立花、覚えてないのかよ。」
何が?
上「こいつ、美術館行ったとき、俺らの前に並んで鏡を見てたじゃないか。
触っちゃいけない鏡を持ち上げようとしてたし。もしかしたら重さでも
調べようとしてたんじゃねえか?」
翼「とりあえず怪しかったんだな。で、やっぱり犯人だったと。」
黒「若武は?」
若「この人・・・」
あれ?普通なら若武、こいつっていうはず。
若「俺の叔父だ・・・。」
そうなんだ〜。
若武のおじさん、凄い人だねぇ〜。
って、
彩「えぇぇぇぇぇぇぇ――――――――っ!」
小「若武、それってホント?」
若「たぶん本当だ。」
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>>291の続き
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「大鏡は知っている」
上「おい若武、冗談はやめてくれよ。」
そうだよ。
若「冗談じゃない、事実だ。」
黒「若武、おじさんが泥棒という噂はあったか?」
若「ない。」
小「若武、おじさんの情報教えて。」
若「OK。アーヤ、ノート出して。」
彩「はい。」
私はノートをとる準備をした。
若「言うぞ。おじさんの情報。まず、体つきがいい。相撲取りの一人や二人は
軽々持ち上げられる。」
凄いっ!
若「次に、頼まれたらいつでも泥棒になると、いつでも言っていた。
だから誰かに頼まれたんだと思う。」
翼「複数犯ってこと?単独犯の可能性は?」
若「あると思うがない。根拠はないけど自分の意志で動いたということは考えたくない。」
どっちやね〜ん!
若「そしておじさんの名前は若武美和。父方の叔父だ。以上。」
な〜るほど。
彩「美和って漢字は?」
若「美しい和で美和だ。」
小「女性みたいな漢字だね。」
小塚君の一言で、テーブルは爆笑の渦に巻き込まれた。
放『ピーンポーンパーンポーン』
なんだろう。
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ちょっと短めだけど今回は終わり(^^♪