>>291の続き
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「大鏡は知っている」
上「おい若武、冗談はやめてくれよ。」
そうだよ。
若「冗談じゃない、事実だ。」
黒「若武、おじさんが泥棒という噂はあったか?」
若「ない。」
小「若武、おじさんの情報教えて。」
若「OK。アーヤ、ノート出して。」
彩「はい。」
私はノートをとる準備をした。
若「言うぞ。おじさんの情報。まず、体つきがいい。相撲取りの一人や二人は
軽々持ち上げられる。」
凄いっ!
若「次に、頼まれたらいつでも泥棒になると、いつでも言っていた。
だから誰かに頼まれたんだと思う。」
翼「複数犯ってこと?単独犯の可能性は?」
若「あると思うがない。根拠はないけど自分の意志で動いたということは考えたくない。」
どっちやね〜ん!
若「そしておじさんの名前は若武美和。父方の叔父だ。以上。」
な〜るほど。
彩「美和って漢字は?」
若「美しい和で美和だ。」
小「女性みたいな漢字だね。」
小塚君の一言で、テーブルは爆笑の渦に巻き込まれた。
放『ピーンポーンパーンポーン』
なんだろう。
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ちょっと短めだけど今回は終わり(^^♪
>>360の続き(*´▽`*)
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「大鏡は知っている」
放『立花彩さん、立花彩さん、お電話です。至急、事務室まで来てください。
繰り返します。立花彩さん、立花彩さん、お電話です。至急、事務室まで来てください。』
また呼び出し〜。
前にも呼び出されたじゃん。
今度は誰から電話?
若「おい、アーヤ。電話みたいだぞ、行って来い。」
彩「うん。」
そう言ってカフェテリアを出た。
*
彩「失礼します・・・。」
事「立花さん?お母さんからよ。」
またぁ。
そう思いながら受話器を受け取る。
マ『彩、大鏡は美術館に戻ってきたみたい。』
彩「ふぇっ!?」
マ『変な声出さないでよ。さっき美術館から電話があったのよ。まだ
鑑定はしていないけど、大きさも重さも正確だったから美術館が本物と言っているわ。』
彩「鑑定しないの?」
マ『分からない。で、彩、ママは美術館でインタビューがあるから行くわね。
じゃあ。』
📞『プツン』
電話、一方的に切られちゃった。
でもなんで一回盗んだのに返してきたんだろう。
捕まるのが嫌だったのかな?
そんなことを考えていたら、気づいたらカフェテリアについていた。
黒「アーヤ、どうしたの、ボーっとしちゃって。熱でもあるの?」
そう言うなり黒木君は私のおでこに手を当てる。
はははははは恥ずかしいっ!
私はうつむき、耳まで真っ赤になる。
若「くぅ〜ろぉ〜きぃ〜。」
なんか若武が怒ってる。
私がいない間に何かあったのかな?
上「黒木!立花からその手を離せ!今すぐだ!」
小「そうだよ黒木、ずるいよ。」
翼「一人だけいい格好しちゃって。俺にもやらせろ。」
ミナサンナゼソンナニオイカリナノデスカ?
トッテモコワイデス。
黒「しょうがないな〜。」
そして黒木君はやっとおでこから手を離してくれた。
はー。
良かったでも…。
若武たちが黒木君を取り囲んでいる。
なんか言い合ってるみたいだけど聞こえないや。
っていうか、カフェテリアにいる人が、こっちを見ている。
うわぁ、明らかに迷惑だよね。
となると、私がやることは一つ。
深ぁ〜く息を吸ってぇ・・・
彩「や、やめなさ―いっ!」
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