☆探偵チームKZ事件ノート小説&雑談3☆

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760:黄緑 星音◆veI:2016/07/18(月) 09:47 ID:8c.

>>677の続き キタ━(゚∀゚)━! 

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「大鏡は知っている」


上「若武っ、若武!」

彩「おーい、若武ぇ〜!」

上「起きろバカ武っ!」

今、私と上杉君が何をしているかというと…。

上「参ったなあ、若武起きねぇや…。」

寝てしまった若武を起こそうとしているのです…。

若武はじたばたした後疲れ果てたのか寝てしまって、注文した商品が

来ても若武が起きなくて、もうすぐ約束の11時だから必死に起こそうとして

いるんだけど…。

上「バカ武起きろっ!」

若「ZZzz(。uдu。)zzZZ」

彩「若武起きてっ!」

若「ZZzz(@´ρ`)zzZZ」

だめ、起きない…。

すると、上杉君のスマホにLINEが入ったみたいだ。

上「嘘だろ!立花、行くぞ!」

彩「えっ!?若武はっ!?」

上「俺が背負う。」

彩「っていうか、なんで行くの!?」

上「今のLINEは美門から。理由は、小塚が大怪我をして美術館前に

 来たそうだ。」

嘘っ!

上「とりあえず走るぞ。ついてこれるか?」

たぶん…無理。

上「行くぞ!」

うわぁ、待ってぇ〜!

上杉君は若武を背負って、猛スピードで駆け出して行った。

って!

彩「上杉君、待って〜!」

   *

彩「ふぅ、はぁ、ひぃ、ほへぇ…。」

つ、疲れたぁ…。

上「立花おせーぞ。」

上杉君、おっしゃる通りです…。

上「にしても、これはひでぇな。」

上杉君がそう言って、私は初めて小塚君の顔を見た。

瞬間凍り付く。

彩「小塚君、大丈夫っ!?誰にやられたの?」

そう言いながら、カバンの中から事件ノートを取り出す。

小「僕は大丈夫。アーヤ、若武どうしたの?上杉が背負ってるけど。」

小塚君は顔をしかめながら、若武を見て聞く。

うわぁ、痛そ…。

そんなことを考えていたら、代わりに上杉君が答えてくれた。

上「こいつか?こいつはただ寝てるだけだ。どれだけ起こしても起きないから

 背負ってきたんだ。」

上杉君は皮肉たっぷりに言って、そばのベンチにドサッと若武をおろした。

若「(★-ω-)zzZZ」

それにしても・・・よく寝るねぇ。

すると、それまで黙っていた翼が若武にすっと近づき、ささやいた。

翼「若武、起きないならアーヤは俺がもらっちゃうよ。」

ちょっと、翼どういうこと!?

でも、そう思ったのは一瞬だけ。

翼の一言を聞いて、若武が飛び起きたから!

でも、寝てもさっきまでの症状は治ってないみたいで…。

若「\(*`∧´)/ミカドノブレイモノ!」

翼「え?」

小「若武?」

若「<(* ̄^ ̄)>アーヤハオレノモノナノダ」

違うからっ!

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玲夢◆dwc:2016/07/18(月) 15:20 ID:JBY [返信]


小塚くんどうしたの!?
続きすごく気になる

>>762

黄緑
自分ではうまくかけてる
自信ないから
キュンキュンするっていって
もらえるとすごくうれしい(。>ㅅ<。)♡*。

>>763

ハル
怜夢って玲夢のこと?
だったら漢字違うよ
あと別にひらがなでもいいよ〜


黄緑 星音◆veI 続きなのだぁっ(´▽`*):2016/07/24(日) 21:22 ID:8c. [返信]

大鏡は知っているを書き始めて今日でちょうど3か月(`・∀・´)
終わる気配がありませぬ(;´∀`)
まあ、生暖か〜い目で見てくださいw(;・∀・)


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※今回は小塚君視点です

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「大鏡は知っている」


アーヤは、事件ノートとシャーペンをスタンバイした。

彩「とりあえず小塚君、なぜこんなことになったのか、教えてくれる?」

説明したいんだけど…さっきあの人に殴られたところ、相当痛いんだよなぁ…。

特に唇っていうか、顔。

僕が困っていると、さっきアーヤたちが来る前、先に説明していた黒木と美門が

助けてくれた。

黒「小塚は傷が痛いみたいだし、俺が説明するよ。」

翼「俺も。さっき説明してもらったしね。」

黒木、美門サンキュー。

上「よろしく。」

翼「アーヤ、OK?」

彩「いいよ。」

若「( ̄^ ̄)ハジメタマエ」

若武…何があったんだろう…?

そんなことを思っている僕を置いて、黒木たちの話は始まっていた。

黒「俺と美門はここに向かう途中で会って、一緒に来たんだ。ちょっと早かったら

 ゆっくりと。」

翼「そ。それで待ち合わせの場所についたら小塚がいたんだけど、全身

 傷だらけでさ。びっくりしたよ。」

びっくりさせてごめんね。

上「そりゃ、誰だってびっくりするわ。」

黒「どうしたのかって聞いたら、秀明からここに向かってくる途中の裏路地

 あるじゃん、あそこでガタイのいいおじさんに絡まれたって。」

そうなんだよ…。

翼「こう言われて殴られたんだって。『お前、小塚和彦か?あのこと調べてるん

 だってな。あいつに聞いたよ。とりあえずこれ以上関わるな。』」

そう、なぜ僕の名前を知っているか不思議だったんだけど、“あいつ”の名前を

後から聞いて、分かったんだ。

彩「その殴ってきた人、誰?」

不思議だよね。

黒「それは、俺らも聞いていない。」

上「小塚、それ、誰だ?」

小「うん、実は…。」

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