探偵チームKZ事件ノート【短編集】

葉っぱ天国 > 探偵チームKZ事件ノート > スレ一覧
53:文月◆eo:2017/11/05(日) 18:53 ID:fFg

*過ぎる時*



10月半ば。秋の景色はまだ色濃く残っていて、紅葉は色味を増して 人々を魅了させる。
だが、時より吹き付ける風は 冬の訪れを暗示させた。




探偵チームKZが発足されて、約5年の歳月が経った。発足当時は小学6年だった彼らは もう高校2年生となり、来年の受験を見越して各々勉強を開始させていた。また、若武と上杉はクラブZに所属し、忙しい毎日を送っている。





そのため、必然的にKZメンバーで集まることも少なくなり、連絡を取り合うこともしなかった。
彩は その状況に寂しさを覚えたが、みんなの勉強の妨げになるからと、自ら彼らに連絡することを自粛していた。





怪しげに輝く星空の下、彩は秀明から自宅へと帰っていた。
その道中 どこからかアップテンポの音楽が流れてくる。耳をすませると、彩が中学1年だった時から人気を博しているクールボーイの曲であった。






彩は音楽に関して無関心であったが、クールボーイだけは別である。クールボーイにで一番人気のKAITOこと高宮は 彩の家に泊まったことがあった。その時から彩は、彼らの曲を聴くようになり 自分の中で彼らの曲が大切になっていた。





……
彩の足は自然とその音楽が流れている方へと動いていた。狭い路地裏を通り抜け、街灯が少ない道をしばらく歩くと、小さな公園が見えた。そこにいた一人の少女。





少女は薄暗い街灯の下踊っていた。彩に背を向けて踊っているため顔は見えないが、ミルクブラウンの髪を1つに束ねており、ステップを軽やかに踏むたびに その髪の毛が靡いているのがわかった。
また、女ということを忘れさせるような激しく、また情熱的な動き。けれど 一つ一つ一の動きに無駄がなく、指の先まで神経を張り巡らせている様に思われる 繊細な動きは、日本舞踊に似た雅な雰囲気を醸し出している。






彩は、少女のダンスに魅入っていた。少女が地面を蹴る音と、流されている曲だけが聞こえる。
曲の後半、ギターが激しく弾くリズムに合わせ 少女は宙に舞った。その姿は まるで翼を広げた天使のように美くしかった。とん、と着地するのと同時に曲が終わった。






「凄い……」







彩はそう言葉を漏らし拍手を送る。
少女は背を向けていた顔を、ゆっくりを彩の方にに向けた。






「……え」
彩は目を見開いて、彼女の顔を見た。


美琴◆zc:2017/11/15(水) 16:24 ID:/xc [返信]

このスレおひさ〜

楽しみにされちゃったw
時間空いたら書いてみるね!

う〜ん、呼び捨てでいいんだけど...
まあ記号でもいいや!w

ごめん...
つい言葉悪くなっちゃった...
リリー、ごめん!!

>>33
ううん、大丈夫!
多分これからも口調キツくなっちゃうことあると思うから...、
また、こうやって注意してくれる?

>>37
kzメンうらやま!
もし私がもらったらホルンで参戦だ!w

>>38
...あのさ、あんまし人のキャラクター設定には口を出したくないんだけどさ、
もうちょいオリキャラの体重増やした方がいいと思う...
ちょっと軽過ぎるから...
その身長だったら51kgくらいが妥当だと思うよ
これでも身長でみたら軽いよ

>>39
よろしく!
呼びタメokです!

>>48
了解!

>>53-59
別スレでも見たけど、やっぱりすごい!
でも...、改行減らした方がいいかも...

>>58
ああ、ゴールインしたのか...
なぜ私を式に呼ばない!!←

>>59
『←これってなにか意味ある?
何度見ても思うんです...個人的には若武にはトランペットを吹いてもらいたい!!

>>61
愛が強いねぇ〜
私も楽しみ!!

>>64
熊猫、ぴこ森やってたんだ!
私kzの二次小説読んだのあそこが初めてだったんだ〜


全部 <前100 次100> キーワード
名前 メモ