>>74
おはようございます!書き込みありがとうございます。それと、返信が遅れてしまってすみません。まだこのスレを見てくださっているとよいのですが。
私が一番興味深いと感じた事件ですか、そうですねー…なかなか回答が難しいのですが、やはり一番はオウム真理教事件でしょうか。
まず、私が事件や犯罪者のことを調べるようになった理由は>>20の通りなのですが、私の興味の発端となったこの死刑囚のかかわった事件というのが、はっきり言ってしまうとオウム真理教事件なのです。
オウム真理教と彼らの起こした事件のどこに興味深さを感じるのか――これは書きだすと長くなりますから割愛させていただきますが、オウム真理教事件を調べていますと、一般には「優秀な学生だったけどもセンノウされてしまった」としか知られていない彼らの入信の動機や、荒唐無稽ともいえる教義を信じ込むまでの過程、彼らが実際にしでかしたこととは対照的な教団そのものの馬鹿馬鹿しくいい加減で行き当たりばったりの性質、(不謹慎な言い方ですが)幹部たちの「キャラ」だとか、今では報道されることのなくなったこういうところがありありと見えてくるようになります。言葉にするのは難しいのですが、私はオウムのそんなところにどうに興味をひかれてしまうようです。
私はいわゆる「オウムウォッチャー」「オウマー」という種類に当てはまる人間なのだと思います。まあ、ウォッチャーだのと言えるほど詳しいわけではありませんし、そもそも現在は存在していない宗教団体に対し「ウォッチ」などというのも、おかしなことですが。
ただ、一連の事件が起きた背景には、マインドコントロールの影響などが強いことから、個人的にはオウムの一連の事件と他の殺人事件とでは少し違うところがあるというか、まったく一緒くたにして語れるものではないと思っています。
そういう意味で、オウム真理教事件を除いた殺人事件のうち、私にはどれが特に興味深かったかというと、「開成高校生殺人事件」(1977)と「早稲田大学高等学院生祖母殺人事件」(1979)になります。
このふたつは事件としてはまったくの別件なのですが、どちらの事件にも(一方の事件には加害者として、もう一方には被害者として)高校生の少年が登場することが共通しています。名門校に通う彼らの強く、ゆがんだ「エリート意識」が非常に印象的な事件です。
ここまでの内容でゆめさんのご気分を害してしまうような箇所があれば申し訳ありません。
それと、一つあげるとするならば、とおっしゃっているのに、一度に三つもあげてしまってすみません。開成…と早稲田…の事件に関しては、どちらか一つに絞ろうかと思いましたが、早稲田の事件を語るとあっては開成の事件は外せないと思い、並べさせていただきました。
脱字を発見。>>76「言葉にするのは難しいのですが、」の行、「どうに興味をひかれて…」とあるけど、「どうにも」ですね。
こんばんは🌃いえいえ、私の方こそ午前中れすを見れず、すみません。もう高校が始まっているので、平日は夜しか書き込みできないもので…。
オウム真理教事件は、日本で起きた事件の中でもかなりの凶悪事件に分類されているものですよね。その事件が起こった当時はきっとニュースでよく報道されていたのでしょうが、今ではめったに見ない気がします…。2年前には、元代表を含める十数人の刑が執行されたため、一時的にですがテレビのニュース番組などで取り上げられていましたが…。
優秀な学生ならば、やっていいことといけないことの区別くらいついたはずなのに、なぜそのような事件を起こしてしまったのか、とても気になります。何かを信じていなければやっていけなかったのでしょうか…。それとも、その人たちにとってはとても魅力的な宗教だったのでしょうか…。
開成高校生殺人事件、早稲田大学高等学院生殺人事件、お恥ずかしい限りなのですが、どちらも耳にしたことがない事件でした…。どの事件も共通して、優秀な学生なのですね。確かにこの2つの事件は、オウム真理教事件とは違い、どちらも父、高校生が自分の意志で行ったことですね。もしかするとオウム真理教事件も、きちんと自分の意志で学生たちが動いたのかもしれませんが…。開成高校生殺人事件の方では、結果的には高校生が被害者となっていますが、家庭内暴力があったとも書かれていたので、息子が父にそうさせてしまったのでしょうか…。
いえいえ、ご丁寧に返信してくださっていて、嬉しかったです。