怪物には心はない
人間の感情がない
愛情、怒り、悲しみなどもわからない
ただ興味をもっているものはある
そしてほしいものもある
ほしいのは名前
興味あるのは、自分がまだ生まれてくる前、恐らくまだ母の胎内にいた頃の暖かい感覚
なんともいえない心地よいものだった
それを知る為に生きている怪物
オボロの言うとおりにすれば、それが得られると思ってた
そして、それは嘘だった…
怪物はオボロと共に母、カリンの遺体を保管していた
怪物は母・カリンを生き返らせたが、こん睡状態
全てが終わった時、怪物はサスケの手によって殺された（サスケに前世の記憶は戻らない…サスケの前世を知っているのはオボロと四神のみ）
みんな怪物が死んだと思って木の葉に平和が訪れた
サスケは心にひっかかりがあるものの、自分の幸せを願っていたカリンの為にも今の家族と幸せな日々を過ごそうと頑張っていた
ただ心は既に空っぽだった
早く死にたい、こんな幸せは本当の幸せなのか…心のどこかでそう思っていた
怪物は、実際は死んでいなかった
四神の力により、怪物は記憶を失い赤子に逆戻りしていた
そこへ、昏睡状態から復活した盲目カリンがきて赤子を抱いた
カリンは全ての記憶を失っていたが怪物の事は自分の息子ってすぐにわかった
怪物を、本当の名前で呼んだ
カリンはサスケの事も今までの事も一切忘れていたが、怪物と一緒に暮らすことはできた
ただ、カリンも怪物も一切の能力を失っていた
もはや忍者でもなんでもない
一人の盲目の貧しい女性と赤子…それだけだ
サスケが任務で木の葉を出た時、とある村に立ち寄った
そこには、カリンと怪物が新たな生活をしていた
カリンは盲目ながらも赤子を抱えて茶屋で皿洗いや雑用をしていた
サスケの事は覚えていなかった
サスケは、転んだカリンを助けようと手をとろうとした時、カリンの事をアタックしているモブ男がきた
せっかく記憶を失っているしモブ男は自分と違ってカリンや子供を大事にしそうな空気なのでサスケは身をひいた
カリンも息子も生きている
別の人生を歩んでいる
出会うべきではなかったサスケとカリン、生まれるべきではなかった怪物
今までの不幸も、それらは二人の出会いが、神に反している事だったのかもしれない
それでも神はチャンスを与えた
もうかかわるのはやめよう
サスケは身をひいて、自分に与えられた人生を全うし精一杯生きようと新たに決意する
このように、それぞれ別々の人生を歩み、誰も死なない最後になる
サスサク信者良かったな
おめでとう
一生サスケを縛っていろ
それが、本当にサスケの幸せかどうかは俺は知らんがな
狂犬さんの妄想が混じってるとしたら
>>575 これなんかかなり臭い
なかなかのもんだけどねｗｗ