…そうか、へえ
( 突かれた額を左手で擦り、虚勢の張られた言葉に柄にもなく若干気の抜けたような声を一瞬出し。が、直にそれならと意地張合戦に対抗する手、彼女の半分だけを傘の中に入れるという訳の解らぬことを。一寸位格好付けさせろよなんて心の中で思いながら少し低い相手を見やり )
小雨だから半分だけな
>>29 / エリザベータ
( リヒテンシュタイン )
そ、そうですね…( 緊張の余りか上手く会話を続けられず 赤面のまま短く左記を返すと、地面の一点を見詰め乍口を噤んで仕舞い 相手の誘導に従って唯々歩を進めていき )
>>30、イギリスさん
( エリザベータ・ヘーデルヴァーリ )
──、…じゃあ私が使ーう( 所謂相合傘という状況と距離の近さに鼓動は高鳴り始め、自然と頬に熱が溜まる事覚えては耐え切れず 其れを気付かれないよう軽く体当たりを為て彼を傘の外へと押し退ければ柄を持ち、他人の傘だというにも拘らず独占っ振りを見せるもの単なる照れ隠しで 得意気な表情を浮かべ )
>>31、ギルベルト