>>121
初代巫女
「ええ、楽しみにしているわ!」
自分も招待したはいいものの、特別何か出した訳でも無く、寧ろ一緒に楽しい時間を過ごさせてくれた魔咲美には感謝しか無い。
始めて出来た人間の……いや、敵意無く接することの出来る彼女は友人であり、彼女への信頼を強く感じ始めて行く。
集落に姿を見せる時は人々は自分を恐れ、避けていたためまともに話すこともできずに、妖怪退治の依頼について簡単に聞くぐらいしか無かった……それにくらべて魔咲美とは、普通の人間同士の友人として接することが出来たのが初代にとっては本当に嬉しい事だった。
【翌日】
魔咲美「誘うの、流石に早いか・・・・・?」
(知り合い、そして仲良くはなったものの、翌日に家に誘うのはさすがに早すぎるだろうかとも思いながら、同時に相手にも相手の都合があるかもしれないと考える・・・・・
巫女という立場上、妖怪退治をいつ頼まれてもおかしくはない、いきなり誘うのもそれはそれで困らせてしまうだろうかと考える・・・・・)
>>122