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大人萃香
「ちょっ…!おまッ…!それを言うんじゃない!!」
見た目は大人だが、中身はまだ数百年も生きておらず、これまで初代以外の相手に敗北した事も無いと言う人生経験の浅さから感情を制しきれておらず、初代にやられた事を魔咲美がバラされると慌てて発言を取り消させようとするが…
華扇
「あっはっは!我らが大将が人間ごときに敗けたと言う噂に信憑性が出来てしまったな。」
萃香が人間…初代に敗れた事を噂で知っていた華扇は自分の膝を左手で叩きながら笑い、萃香をからかう。
勇儀
「ヒュウ、言うねぇ。
アンタのその胆力、私は嫌いじゃないぞ?
どれ、アンタも酒でも飲むか?」
勇儀は魔咲美の物怖じしないその姿を見て気に入り、自分の手にしていた酒の入った杯を差し出して酒を飲むかと聞いてみる。だが鬼の飲む酒はかなり強く、常人であれば匂いを嗅ぐだけでも酔っぱらってしまう程となっている。
魔咲美「だって事実じゃないか!しかも一回だけじゃないらしいな!」
(何回も挑んで負けて、それが悔しいから仲間を引き連れて仕返し、しかも鬼が本来は格下な人間相手に人質まで取っている辺り、力だけはあって本当は大したことないんじゃないかと思い始めるが・・・・・
「なっ!?ちょっ!や、やめ・・・・・」
杯を差し出されれば、あまりにも強い酒の匂いにクラッとくる・・・・・)
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