魔咲美「うるへぇ!!!!!まずはこの鎖を解いてもらおうかぁ・・・・・?」
ドガッ・・・・・!
(苦笑いして戸惑う萃香に詰め寄り蹴り飛ばすと、まずはこの拘束を解くように指示をする・・・・・
今の魔咲美には種族的に格上か格下かどうかも力関係も気にするようなことではない、ましてや自分を拘束する連中との話し合いなどに応じるつもりもなく、ある意味鬼よりも凶悪になっている・・・・・)
>>153
大人萃香
「………おい人間、あまり調子に乗るなよ?」
萃香は最初はたじろいでいたものの、魔咲美の蹴りを受けて少しよろめくと、何度も初代巫女に殴り飛ばされていた事を思い出し、酔いも覚めるほどの強烈な殺意と敵意を放ち睨み返す。
その放たれた殺意と敵意の塊はそれそのものが軽い衝撃と圧力を持っており、精神的な怯みだけでなく、身体的な干渉すら及ぼすレベルとなっている。
勇儀
「あ〜あ、流石に攻撃したのは不味かったねぇ…
人質なんだって事も忘れて暴れまわるかもしれないな。」
覆面の鬼
「……お前達は止めないのか?」
華扇
「嫌だよ、我らが大将の巻き添えだけは後免だね。」
キレ始めた萃香に対して、他の三鬼達は止める様子は無い。
何故なら、この四人の中でも萃香は最強格であり、一度キレた萃香を止めるとなると相応の被害やダメージを受けると言うことがわかっているからだ……