魔咲美「ま、まあ確かに、嫌な雰囲気はしないが・・・・・」
(相手は、人間でありながら通常の人間の力というものを知らないのだろうかと思いながら、次にもし変なのが来たとしても一発で終わるという相手の言葉に、物凄く納得する・・・・・
そして、相手からの誘いに「い、行かせてもらう・・・・・もらいます・・・・・」と、相手の底知れぬ力に若干戸惑いながら、自然と敬語になりたどたどしく答える)
>>27
初代巫女
「でしょ?
そんなに畏まらなくてもいいわ、じゃこっちよ。」
初代巫女は魔咲美を森の中から自分の住処である東の丘に向かって案内するために空を浮遊し始める。
通常、翼や羽根の持たない人間が空を飛ぶためには何かしらの術式や能力、道具が必要なのだが、何の準備や予備動作もなく、まるで呼吸をするかのように自然に、空中を浮遊して丘に向かって低速で飛び始める。