魔咲美「・・・・・あぁ、そうか・・・・・考えてみれば私も、そこまで人間についてはあまり知らなかったな・・・・・」
(自分も差別されることが嫌で森の奥に住むようになってからは、誰かと関わりを持つことなんてなかったことから、あまり誰かと接したことももうどれくらい前なのかも思い出せない・・・・・
その点から、自分と相手は似ていると思い始める・・・・・)
>>33
初代巫女
「……アンタも私と同じで集落に居られなくなった側みたいね?」
魔咲美の様子から、単に集落に馴染めずに離れたのではなく、集落に居られなくなった原因があり、そこから離れざるを得ない状態になってしまっているのだと察した初代巫女は話し始める。