魔咲美「いられなくなった?違うね、私の方から出てってやったんだよ!あんなとこ、住んでられないからな!」
(魔咲美初代巫女の言葉に反論するものの、正直初代巫女の言う通り、正しくはいられなくなったのだが、魔咲美の意地が自分から出ていってやったという風に事実を改変している・・・・・
「アンタは?なんで集落から出てったのさ?」)
>>35
初代巫女
「へ〜?その割には随分と暗い顔をしていたじゃないの?」
ニヤニヤと少しからかうように魔咲美が自分から出ていったと言う言葉に対し、先程の暗い人間不信に近いような様子から打って変わって空元気を見せたのを見て言う。
初代巫女
「……………。
……私が生まれる前から私の居場所は集落には無かったから……かな?」
逆に、自分はどうして集落から出て行ったのかと聞かれると、少しの沈黙の後、自分を育ててくれた優しい老夫婦の顔を思い出しながら、生まれる前から自分の居場所は集落には無かったのだとだけ応える。
初代巫女の顔からからかうような笑みが無くなり、無表情になってしまっている……
初代巫女
「……さ、アンタは飛べるの?
飛べないのなら私も降りて案内するわ。」