>>173の続き!!
ぐすんぐすん…。3組から一番近い、1組の斜め前にあるトイレに行こうと思って、1組側に廊下を歩いて行った。なんでこんな目に合わなくちゃいけないの…「おい、だいじょうぶか?」顔をあげたら、
な、なんと…。悠世が…。「な。なんでこんなところにいるの…」「え?だって、廊下のフックに手提げかけにきたとき、お前が泣いていたから…。」「そ、そうなんだね…。」「なにがあったんだ?」「ぶりっこが…。」「なに?」「だから、ぶりっこがうちのこといじめたの。誰かが黒板に変なこと書いたし…。
ちょっとこっちきて。」もう、消されてるかもしれない。だけど、残っているかもしれないと思う。「ちょ、にかぐいぐいひっぱるなって」「ほらこれ。」ドアを開けて、悠世をのぞかせた…。「あらぁ?にかちゃんのかれし〜?」「え?彼氏じゃないし!!」少し恥ずかしいけど、怒りで恥ずかしさも消えた。きっと、2年のころのことだ。「ねえ、悠世これ見てどう思う?私、これで傷ついてるの。」「ああ、ひどいと思うよ。だってさ、にか圭輔とこんな関係じゃないだろ?このらくがきは、先生に見せるための証拠みたいに残しておけば?」「そうだね。」あ…。まあ、好きだけどさ…。「何こそこそ2人で話してるの〜?陰口とかぁ、本当やめてねぇ〜てゆうかぁ〜『悠世は完全、私のみ・か・た♡』みたいなアピールやめてくれませんかぁ〜?」ああ、ぶりっこいちいちうざったい…。「あのね、アピールなんてしてない。悠世が、廊下あるいているときに助けてくれたから呼んで『どうおもう?』って聞いただけだから!」「本当だ。にかのいうとおり。」「あ、じゃ、悠世はクラスに戻ったほうがいいね。ごめんね。じゃあね。」「ああ。無事を祈る」親指を立てて2組に戻っていった。って、あ!うちも嫌になったし、トイレに行きたくなったから廊下出たんだっけ!
あああああ…漏れそう…。もう我慢できない!廊下走っちゃうけど、いいや!
☆つづく☆
なんか、文字間違いあったらごめんなさい。
にかさんも優しいと思うよ!
うざいよね!
>>183
イェ〜〜イ!悠世だ〜〜!
久しぶり〜〜〜!FOO!FOOOOO!!
>>183の続きいきまーす♪
そして、先生にも見つからずに無事にトイレに行ってきた。よかった。だけど…。
「え?!黒板の文字消えてる…。」「えへっ。私消しちゃったの〜♪証拠隠滅ね!これでね♪」
「うぇ〜い」「やったな」男子たちの声も聞こえてくる。ただ、こっちは絶対勝てるから。
だって…フラッシュなしで写真こっそりとっちゃったから!ちゃんと写ってるか、わからないけど…
ちょうど、ドア側にいちばん近い席に奇跡的にカメラがあったの!それでパシャ。
ぜったい平気。で、でも、だれが用意したの?このカメラ…
カメラをじっと見てみる。ちゃんと、『〇△小学校 7』って記されてるし…
とんとん。肩をたたかれた。だれ?「にか。このカメラはね、うちらが用意したの。」詩優!比奈莉!
ナイス…!「よかった…ありがとうね。こんど、お返しするね!」「あ、あ、小声でね…」
「あ、そうだった…あはは。」よし、あとは先生が信じるかしだいだ。
この事件。絶対勝つ!
★つづく☆