続き行きまーす。
廊下を走って行った。その時、圭輔が足が速いということが判明した。
「あれ?足速くない?」「だって俺毎年リレー選じゃん。」「え?!うそ?!」
「マジだよ。ははっ。リレー見てないのかよ…」「あ、ごめんごめん…ふふっ。」
「なんで笑ってるんだよ。」「だって…がっかりしてるのおもしろいんだもん…!」
「お前…ははっ。俺のこときらいで、がっかりしてるの笑ってるのか?だったらぶんなぐるぞ。」
「ちがう!」「じゃあ、なんなんだよ。」「だって…圭輔ってあまりがっかりしないじゃん!」
「あ、そっか…そうだね。ははっ」「よく笑うね!」「そうか…?」「うん。」
会話しているうちにいつの間にか歩調がゆっくりになっていた。
「あ、これじゃ間に合わないじゃん!急がなくちゃ!」「ていうかもう間に合ってないし…ははっ
バカじゃん」
「ごめんごめん!行こ!」「ああ。」
お、思った以上に言葉がすんなり出て…楽しかった!!
良かった…緊張せずに…でも、きらい?って聞かれたときはびっくりしたなぁ…。
まあ、急いで行こう…
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そして、音楽室到着!ってもう歌とリコーダー終わってて合奏になってた…!!
自分的にはラッキーだったけど…。
「赤波さん、ちょっとこっち。」絶対怒られるな。やっぱな。
「なにやってるんですか。居眠りなんて。寝たかったら、保健室に行けばいいじゃないですか。
教室で寝るなんて行儀悪いですよ。もう、私に言って保健室行けばよかったのに…」
う、うわぁ…なんて心の広い先生なんだ!!!!!
普通、怒鳴りつけてこっぴどく叱られると思ってたのに…!!!!!
幸せな日じゃ〜!あ…だけど…。
「にかさん、いらっしゃ〜い。」「は、はい…」
「何居眠りしちゃってるのよ〜抱きしめるよ?」「え?ちょ、ちょっと、やめてください…」
びっくりした…。そういう人なのかな…あはは…面白いような…気持ち悪いような…
な、なんとかなったし…あ、あとは…。
「圭輔!」「ん、なんだよ。」「さ、さっきは…ごめんね…。」「別にいいし。」
「へ?なんで?」「だって、授業サボれたから。ははっ」「よかったね…」
「まあ、お前が寄りかかってきたときは…」「え?なんて言った?」
「あ、なんでもない…」「あ、そう。」
なんか自然と話せる…。これ、恋じゃなくて、憧れてるとかなのかな…?
いやいや、違うでしょ…話しやすいからとか…ふふっ…
そうなのかな…。まあいっか。
☆つづく☆
すんまへん!暇がなくてずっと放置になってた…
>>194の続き
そして、そのあとの授業は
またにかが居眠りするかもしれない。とのことで、
にかは保健室で寝ることとなった。
「じゃ、給食の時間になったら教室に戻ってね。」「は、はい…」
「あ、ちょっと待って。」「は、はい、なんでしょか…」
びっくりした…声がおかしくなっちゃったよ…
「あなた…クマができてるわ…。」「え?!へ?!」「うん、クマができてる。」
「え〜〜〜〜!!!!!!」「何よ。」「く、クマさんができてるって?」
「ちがうって〜。ははは…赤波さん何考えているんですか?
目の下にできる、クマですよ。」「え?目の下にクマなんてできるんですか?」
「ほら、鏡を見てごらん。」鏡の前に立ってみた。そしたら…!!
な、なんと、目の下に黒いものができているではないか…。
「あ〜!!!この黒いのですか?」「そうよ〜。赤波さん、クマ知らなかったのね〜!」
「は、はい…」え?ねぇ、普通みんな知らないと思いますケド…
みんなに復活したら聞いてみようかな。
「これがクマなんですね!なんでクマができるとダメなんですか?
見栄えが悪くなるからですか?」「違います。クマはね、夜更かししたとき、寝不足の時
にできるものなのよ。だからね、あなたはちゃんと寝てないか夜更かししたからできたのよ。」
あ、あれ?夜更かしなんてしたっけ?ちゃんと寝れてないのかな?
夜更かししてない…「じゃ、赤波さんはいつも何時に寝てますか?」「10時ですけど…」
「だめよ〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!」
う、うわぁびっくりした…
「子供のころに夜更かしなんて…身長が伸びない大一要素なのよ!」
「は、はい…」「何よその返事は!!」「はい!!」「そう。今日から、夜9時に寝ること!!!!!!」
「は〜い。」「って何を熱心に語っちゃってたのかしら…あらやだわね私って…。
一番に児童のほうを守るべきだったのに…自分のことばっかりだわ…。」
「大丈夫です!知識をもらえたのでよかったです!では、おやすみなさい…」
「あらまあ…赤波さんはポジティブね…」
☆つづく☆