松下君が一部始終を話終えると、校長先生は嬉しそうに言った。
「ほう、警察署に!防犯対策としてとても良いと思うよ。行ってきなさい。」
やったぁっ!
先生は呆れた顔をしていたけれど校長先生に、
「橘先生、良いでしょう?」
と言われたから、渋々頷いた。
「ありがとうございますっ!」
私たちは半ば飛び跳ねながら計画を立てるのだった。
「今週末はどうかな?私、体操教室休みだから。」
「良いんじゃない?土曜日なら私も空いてるよ。」
「俺も大丈夫。」
「私も大丈夫だよ。」
「じゃあ、今週の土曜日、9時に旭町のスーパーで。あそこなら警察署に一番近いし、
皆が集まれる様なスペースもあるしね。」
了解!
「楽しみだね。」
私が言うと、榑林がはしゃぎ出した。
「じゃあいっそ、そのまんまピクニックとかしちゃえば?」
なんか楽しそう。
「じゃあ取材終わらして、近くの公園で昼食も兼ねて遊ぶ?」
松下君が言うと、皆も頷いた。
すいません、>>17名前間違えました。
美音です。