私たちは記事の割り付けをし、来週の火曜日発行を目指した。
火曜日。
私たちは予定通り火曜日に新聞を発行できた。
「良かったあぁ。ちゃんと発行できて。また原川さんに怒られる前に。」
雅ちゃんが伸びをする。
次の日、やっと松下君が復帰し、久しぶりに新聞係が勢揃いした。
「へぇ、結構良い新聞じゃん。」
松下君が壁に貼り付けられた新聞に目を通しながら言った。
「だろ?慶が居なくても大丈夫だってわかったよ。」
榑林がニッと笑う。
ふぅ、なんかやっと一息つけた。
ごめんなさい、>>32は無しって事で。