>>4の続き
全体的に水色でピンク色のマフラーをして、俺より少し背が高いポケモンだった。
『ゲッコウガ!』
「ピッカァー!」
俺とピカチュウはゲッコウガとの再会を喜んでいた。勿論、ゲッコウガも俺たちを見て喜んでいた。
『ゲッコウガは、プニちゃんたちの仕事を終えたのか?』
「コウガッ」
『じゃあ、また俺たちと旅できるんだな!?』
「コウガ!」
『やったぜー!!!!』
「ピッカー!!」
*
『ただいま!』
「サトシ、どこに行ってたの?」
マオが問い掛けると俺は笑顔で答えた。
『ちょっと、贈り物が来てな』
俺はゲッコウガを出した。
「コウガッ!」
「格好いい!!」
「確かゲッコウガは、カロス地方の初心者ポケモンの1つだった気がします…。」
「サトシらしいポケモンだな。」
『へへっ。だって俺たちカロスリーグで準優勝したからな。』
「「「「すご〜い!!!」」」」
>>5の続き
「カロスリーグ見たかったな〜…」
『マーマネ悪いな……。』
以前に、その後がとても大変だったから、言わないことにしておくか…。いや、ロトムにそこだけないようにしてもらおうかな……。ん?ロトム?
『な、なあ。ロトム見てないか!?』
俺はすぐに、ロトムを探そうと思っていた。
なんだか、嫌な予感がするぜ…。
「そう言えば…」
「見てませんね……」
どうやら、みんなもロトムを見ていない様子だった……。俺は、久しぶりも含めてゲッコウガに探して貰おうと考えた。
『ゲッコウガ!ロトムを探してくれ!お前ならできるはずだ!!』
「コウッ!」
ゲッコウガは、スクールから飛び降り、全速力でロトムを探しに行った。
「サトシ、どうするつもり?」
「どうやって探すんですか?」
「ゲッコウガを連れ出して何か意味はあるのか?」
「ピ…カ……」
ピカチュウは俺を見て不安そうな顔をしていた。
『大丈夫だ…俺を信じろ……』
俺は目を閉じ、集中した………。
その先に見えたのは、ロトムが、スカル団3人のポケモン3匹ずつ合計9匹がロトムを囲んでいた。
『見えたっ!!』
「何が見えたの!?サトシ___」
ロトムが危ない……!!
ゲッコウガ、何とかならないか!?
~コウガ…~
俺は遠い距離でも、ゲッコウガに指示を出していた。
『行くぞ!』
「ああ、待ってよ〜!!サトシ____」
「待って下さい!!」
「おい、マーマネ…置いてかれるぞ____!!」
「そ、そう言われたって………!!」
待っていろ…ロトム………それまで、なんとかしてくれ……!!