>>5の続き
「カロスリーグ見たかったな〜…」
『マーマネ悪いな……。』
以前に、その後がとても大変だったから、言わないことにしておくか…。いや、ロトムにそこだけないようにしてもらおうかな……。ん?ロトム?
『な、なあ。ロトム見てないか!?』
俺はすぐに、ロトムを探そうと思っていた。
なんだか、嫌な予感がするぜ…。
「そう言えば…」
「見てませんね……」
どうやら、みんなもロトムを見ていない様子だった……。俺は、久しぶりも含めてゲッコウガに探して貰おうと考えた。
『ゲッコウガ!ロトムを探してくれ!お前ならできるはずだ!!』
「コウッ!」
ゲッコウガは、スクールから飛び降り、全速力でロトムを探しに行った。
「サトシ、どうするつもり?」
「どうやって探すんですか?」
「ゲッコウガを連れ出して何か意味はあるのか?」
「ピ…カ……」
ピカチュウは俺を見て不安そうな顔をしていた。
『大丈夫だ…俺を信じろ……』
俺は目を閉じ、集中した………。
その先に見えたのは、ロトムが、スカル団3人のポケモン3匹ずつ合計9匹がロトムを囲んでいた。
『見えたっ!!』
「何が見えたの!?サトシ___」
ロトムが危ない……!!
ゲッコウガ、何とかならないか!?
~コウガ…~
俺は遠い距離でも、ゲッコウガに指示を出していた。
『行くぞ!』
「ああ、待ってよ〜!!サトシ____」
「待って下さい!!」
「おい、マーマネ…置いてかれるぞ____!!」
「そ、そう言われたって………!!」
待っていろ…ロトム………それまで、なんとかしてくれ……!!
>>6の続き
″コウガッ!!″
ロトム……待っててくれ…!!
*
「な、何事ロト!?」
『ロトムー!!』
「サ、サトシ!!助かったロトー!!」
『また来たか、スカル団…』
「YOYO!珍しいの持ってんじゃないスか。」
「せめて、コイツは取るっスよ!」
「俺も…t『カキ、ここは俺に任せてくれ…』…わかった。」
『サンキュー。よし、行くぞ!ゲッコウガ!!』
「コウガ!」
俺とケッコウガが戦うのは、とても久しぶりで、あれがちゃんとできるかもわからない…だけど、みんなを守るためには、これしかないんだ……!!
~コウガ!~
『俺たちはもっともっと強く!!行くぞ!!』
『うおおぉぉぉー!!!!』「コウガアアアァァァー!!!」
「「「「「な、何が起きているの!?/いるんだ!?/いるんですか!?」」」」」
俺が拳を握りしめていたとき、ゲッコウガも同じことをしていて、そして、俺とゲッコウガはシンクロして、周りの水が巨大な水しゅりけんになっていた。そして俺のような目つきをしている。
「何だあれは…!?」
「Z技でも、カロス地方にあるメガシンカでもなさそうですね…」
周りのみんなは俺とゲッコウガの絆のチカラを知らずに驚いていた。
「なんスか?あれは!?」
「でも、取り敢えず殺ればいいんスよ」
「行くっス!!」
9匹のポケモンは、ゲッコウガの目の前に技をぶつけようとしていたが……
『かわせっ!!』
「コウッ!」
そんなものは全く当たらない。
「早い…」
「サトシとゲッコウガが何か似てる……」
『これが、俺たちの全力だ!!ゲッコウガ!!水しゅりけん!!!!!』
「コーウガーッ!!!」
9匹のポケモンは巨大水しゅりけんに命中し目を回して倒れていた。
「凄いよ!サトシ___!!」
「お、覚えていろっス!!」
スカル団は逃げて行き、ゲッコウガも元の姿に戻っていた。そして、久しぶりの全力で俺とゲッコウガは疲れていた。
「サトシ、大丈夫ですか?」
『あぁ、これくらい平気さ。』
俺とゲッコウガは肩を組んでなんとか立っていられた。
「サトシ、さっきのは何だったロト?」
『あれは、キズナ現象という奴だ。』
「Z技とは少し違っていたな。」
『そうみたいだな……俺とゲッコウガの絆でなったのが、さっきのキズナ現象なんだ』
「理解不能理解不能」