>>14 ありがとう!!!!!
>>13
「七瀬、どの話がおもしろかった?」
と、緊張した面もちで、こばとが聞く。
どれって・・・・。
どれもおもしろいから、決めれないような。
「えっとね、『窓越しの冬恋』かな」
こばとは、ホッとした顔になって、
「良かったぁ。私にとっても、ソレ自信作なんだよね」
と、ノートを開く。
鉛筆を出して、こばとは一文に斜線を引く。
「ええっ!?」
驚く私をよそに、こばとはなにかを書き込む。
そして、笑った。
「誤字があったから、直したの」
へぇぇぇ・・・・!!
でもでも、一瞬で分かるって、スゴイ!
こばとの才能だね!
こばとと話していたら。
キーンコーンカーンコーン
掃除の時間を教える、チャイムが鳴った。
「じゃあ、放課後ね!」
こばとと約束して、掃除場へ向かった。