休み時間になり、私はあおいと仲良くおしゃべりしていた。
「光くぅーん!」
こっ、この声は……。
「肉食だね〜、天蘭寺さんは。」
彼女は天蘭寺 夜空(詳しくは>>3)お金持ちで、私の友達でもあり、ライバルでもある。
夜空ちゃんの肉食なとこ、私はちょっと苦手だな~。でも、お金持ちで男子にも人気で美少女とか、ちょっと羨ましい。私も頑張んないといつか光を取られるかも。すると腕を引っ張られた。
「星野さん、ちょっと来て!」
夜空ちゃんは、私を廊下に連れ出した。
「星野さん、光と家が近いからっていい気にならないでよね!」
「そっちこそ、お金持ちだからって、いい気になんないでよね!」
じーっと、にらみ合ってるとチャイムが鳴った。私はすぐさま教室に入り、席に着いた。気まずい雰囲気から解放される。チャイムありがとう!
「で、残りの夏休みの過ごし方は……。」