>>28の続きです。
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私は「縁を斬っても良いよ、李斗をクビにするのだったら私は家を出ます!」
いきなりでもなく決断として李斗を守り通したいのだから、でもって現実には全ての選択があるってことをまだ知らなかった。
「どうしてもって言うのであれば、李斗を一人前の執事兼ボディーガードとして修業してきて欲しい。 そして、恋歌が李斗を大切にしたい想いは李斗にもあるってことは知っている」
お父様は少し考えて私と李斗に修業をすることを言った。
そしてお父様の話しは、まだ続きがあった。
「そして、李斗が修業するっていうことは恋歌も何かを頑張らなくてはいけないんだ!」
私はお父様の決断が甘くないことや,全ての選択が私にきているって思うと心が痛々しい。
私はお父様に強く言った。
「分かりました,私はお父様が言う通りに動いて魅せます」
お父様が李斗をクビにしない代わりに、私が李斗の代わりに犠牲としてお見合いだの結婚だのとか言ってもしょうがないって思う。
私は李斗と離ればなれになる気持ちがあって、寂しさと胸に苦し紛れな想いがあった。