A11.憂鬱なお見合い
あれから二日間が過ぎたにも,あれ以来李斗からの連絡が途絶えてしまってやっぱり李斗の想いを断って[お見合い]って言ったのが不味かったかなぁ…?
「……ハァ,今日はお見合いの日だけど………」
何故か勇馬会長のお見合いって思ったけど、断りにくい。
「恋歌ちゃん、李斗君が来て欲しいって思ってないよね?」
「……………」
そりゃ来て欲しいって思うけど、今の状況で言えないから切なく思う。
「俺は恋歌ちゃんの事は、好きだよ!」
軽く言ってくれるけど、ここは私のお父様が建てたホテルの場所で勇馬会長の家族と待ち合わせ。
まあ、お母様も病気が治り少しずつ元気を取り戻して行っている。
「赤松さんだわ、恋歌!」
お母様がにこやかにお出迎えしながら、勇馬会長が解斗に向かってお互いに軽い挨拶を交わしてた。
椅子を引きながら私のお父様が来ていないって分かって、キョロキョロして私は探した。
「音咲社長なら、ホテルのロビーに居たよ?」
「えっ、会長もうお父様に会ったの!?」
私はいつの間に会ったのかと思いながらいると、お父様が戻って来てとんでもない発言を言い出してきた。
「勇馬君は恋歌と同じ生徒会らしいけど、恋歌の最も尊敬する生徒会長みたいだな」
私は時にお父様やお母様に言うけど、そんなにハッキリとは言っていない気もするけど?
でも私は、憧れてもいるって遂最近だけど思うんだよね。
「優しいから告白もされているけど、今は保留になっているの……」
私は憂鬱なお見合いだけど、更に憂鬱にはしたくないって思った時に事件って言ってもトラブル発生した。
「………ちょっとだけ、スマンが席を立つけど話しは続けて…」
私はお父様を見つめたら「仕事先からだから、安心しなさい……もしもし音咲だ」
お父様はそう言ってロビーの方に歩み行ってしまう。
でも,その電話一本が私の運命を変えるって思いも知らなかった。
>>63 どういうこと!?気になるよ〜(*^^*)