時を駆けて、初恋*します。

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27:リリカ@恋歌◆JA:2017/09/07(木) 19:09

>>26 ありがとう!夏音は自覚するのか・・?

5,沖田さんの勘の鋭さ

廉がホッとしたように笑って、

「じゃーな。つか、夏音。明後日の予定、覚えてるよな?」

えーと、明後日!?
なんかあったっけ?

「町会の勉強会だよっ!」

あーっ、そうだった!
確か、5時くらいからだっけ!?
学校から帰ったら、すぐ準備しないと!

「ありがと、廉!」

廉は照れくさそうに鼻の下を掻いてから、歩いていった。
その様子を見ていた沖田さんが、

「廉くん、でしたっけ?きっと、夏音さんの事が好きですよ」

とんでもない事を言う!
そんなわけないよね・・・?

「そんなわけありますよ」

真顔で言わないで!
うっそ、廉って・・・。
蘭ちゃんの事が好きかと思ってたのに・・・。
ふと、沖田さんの横顔を見ると。
トクンッと胸がときめく。
だって・・・沖田さんの綺麗な目が、切なく光ってたから・・・。


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