初恋相手って沖田さん!?
ドキドキワクワクウキウキ……
楽しみ!
>>26 ありがとう!夏音は自覚するのか・・?
5,沖田さんの勘の鋭さ
廉がホッとしたように笑って、
「じゃーな。つか、夏音。明後日の予定、覚えてるよな?」
えーと、明後日!?
なんかあったっけ?
「町会の勉強会だよっ!」
あーっ、そうだった!
確か、5時くらいからだっけ!?
学校から帰ったら、すぐ準備しないと!
「ありがと、廉!」
廉は照れくさそうに鼻の下を掻いてから、歩いていった。
その様子を見ていた沖田さんが、
「廉くん、でしたっけ?きっと、夏音さんの事が好きですよ」
とんでもない事を言う!
そんなわけないよね・・・?
「そんなわけありますよ」
真顔で言わないで!
うっそ、廉って・・・。
蘭ちゃんの事が好きかと思ってたのに・・・。
ふと、沖田さんの横顔を見ると。
トクンッと胸がときめく。
だって・・・沖田さんの綺麗な目が、切なく光ってたから・・・。