※>>30は私です。(トリップ間違えました)
「ネタって言われてもな」
秋山君に聞いてみたけれど、流石に無理があるかな……と思っていた私達。
「でも、俺の家、学校のグラウンドに面してるから、担任の声聞こえるよ」
「何それ、近所迷惑じゃん」
憐れむ目をして、愛衣が言う。
「じゃあ、部活の様子が見えるってことだよね」
「まあそうだな」
そんな事でいいなら、と、秋山君は言う。
「それで、どんな作戦なんだ?」
「実は」
まだ、作戦は決まってないことを話す。
「じゃあ、野生の勘か?」
「いや、違うけどね……これといった作戦はないみたい」
何だそれ、と今度は秋山君がキョトンとする。