それから、私へのいじめはエスカレートしていった。急速ではない。少しずつ・・・・。
でも、梓ちゃんはいつも助けてくれた。ホントに感謝してる。
でも・・・・。
梓ちゃんは美幸達から目をつけられているようだった。
このままだと、梓ちゃんも標的になってしまう。それがとても申し訳ない。
>>30の続き
それにしても、なんで私がいじめられなきゃいけないんだろう。
ひがんでるにしても、このいじめはやり過ぎだよ。
そのほかにも理由があるの・・・・?
昼休み。一人で静かに本を読んでいた。
「ちょっと。なーにのんき、に本なんか読んじゃってんの。」
美幸・・・。
「仕方ないなー。遊んでやるか。」
いやな予感・・・・。