次の日。
「エリナン、よりちゃん、あやちゃん。よろしく。手こずらないでよ・・・・?」
「任せて」と3人が言った。
「行ってきますっ」「ひなた、気をつけてね!」
お母さんに見送られながら、私は家を出た。
学校に到着した。
靴箱に向かって、教室に行こうとしたんだけど・・・・目の前に美幸達がいた。
「先生が呼んでたよーww」「ありがと・・・。」
職員室に向かう。その時。
「きゃっ、やめてよ!!!!」「黙れ!!」
美幸達に腕を捕まれ、無理やりトイレに行かされた。
「うっそー。先生がこんな時間に呼ぶわけないでしょww」
「なっ、何でこんなことするの。」
「あんた、調子のってるよね。言い返せたからって、こっちが何もしないわけないのは分かるでしょ。」
美幸が睨む。
「今から飛びっきり面白いことするから。」
「いや。いやっ!!もう、変なことするのやめてよ!」「うるさいって!黙れないの?!」
ドカッ、とお腹を蹴られた。
「ゲホッ、ゴホホッ。」
小説かっきまーす!
>>71の続き
「苦しっ・・・・」
「キャハハハ!なーに病人みたいにしてんの?病人はもーっと苦しいんですよーだ。てかさ、あんた、いちいちウザいよね。」
「だから・・・・なんなの?」
「ウザくてムカつくから、死んでほしいってわけ。自分で死んでくれるかなあ。」そして、美幸はカッターを差し出す。
「嫌だ。死ぬもんか。あんたらのために死ぬわけないでしょ!!」
「私たちのためなんて、ひっとことも言ってないんだけど?みんなのため、世の中のため!計算してるの、うちら。
未来に、ひなたはいらない。あんたはさ、意味ない命なの。元からいらない命なの。ごめんねえ。」
(いらない命・・・・私がそんなわけない!!)
「私のお母さんは、体が弱くて、私が産めないかも、医者にって言われてたんだよ!!それでも、お母さんは頑張って産んだ!
私はお母さんに感謝してる。私は、あんたらみたいな卑怯者がやるいじめのために、死ぬわけにはいかない!!!!!」