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106:美香:2018/08/15(水) 20:17

悠馬の体から――――優しい温もりを感じた。
辛かったことを包み隠さずすべて話した。
悠馬が私が一通り話し終わるまで、ずっと黙って聞いてくれていた。
「一人で悩むなよ。俺を頼れよ。もし今度何か円城寺に言われたら、俺に言え。ぶっとばすから(メ゚皿゚)凸」
言葉は乱暴だったけど、それでも悠馬の優しさを感じた。
 
翌日
今度は私が悠馬を家に招いた。
悠馬は病院に行ってから来るらしく、悠馬が来るのを今か今かと待っていた。
「………よぉ」
悠馬が来た。
浮かない顔をしていた。背筋に冷たいものが走る。

「俺が死ぬ日、検査でわかった」
「………」
「まだ、予定日だからな。様態によって早まったりするかもって」
「………で、いつなの?」
悠馬が死ぬという現実を、受け入れたくなかった。
でも、全部受け入れるって決めたから。
「…だいだい9月27日。でも、最新の技術で診断したから、ほぼほぼまちがいないだろうって」

その日は、奏の誕生日だった。


大谷刑部:2018/08/29(水) 22:28 [返信]

悠馬編
>>106「一人で悩むなよ。俺を頼れよ。もし今度何か円城寺に言われたら、俺に言え。ぶっとばすから(メ゚皿゚)凸」

>>432「俺はこれから、夢乃のために生きる」


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