凄く面白い!続き期待です!
はい、実話の話を元にして書きました。
>>113
ありがとうございます!
しかし、私の希望は次で一瞬で消された。
バシャッ。何これ?バケツ?嘘でしょ、まさか……。
私はびっくりして前をよく見ると、桜や澄恋を先頭に、クラスメイト全員が私の前に立ちふさがっていた。
「ばーか。昨日忠告したのにまさか本当に来るとはね。度胸のある人だねー」
「さ、桜!なんで、本当に……」
「え?昨日忠告したでしょ?明日からあんたに仕返しをするって。ついさっき、あんたが来る前にクラスの全員に伝えておいたから」
な、なんで……。なんでこいつらなんかに苛めができるの?何も断れない気の弱い人達なのに……。
クラスの皆が、勝ち誇ったような表情で私を見ている。
こんなの、卑怯だ……。顔もそこまで可愛くないこいつらが、クラスの人全員を味方につけるなんて。
「私達に今までしてきたこと、反省してよ!」
「そうだよ、バーカ」
皆が、私に色々な悪口を言ってくる。
こんなの……酷い。一人で味方のいないことを良い事に、皆で悪口を言うなんて。……こういうことをしていいのは、私だけなのに!!
思い切り叫びたいが、桜と澄恋がいないせいか、全く声がでない。
その瞬間、澄恋がニヤリと笑いながら声を発した。
「味方のいない茉莉なんて、全く怖くないね。さぁ皆、遠慮しないでこいつと遊ぼー」