神小説
>>91 ありがとうございます!
私達は教室に戻った。とっくに授業は始まっており、私達は皆に一斉に見られた。そして教師が怒ったような顔をして口を開いた。
「里中さん、高梨さん、橘さん、佐崎さん。どうして教室から抜け出していたのですか?」
まぁ、そうなるのも無理ないか。まぁ、教師から信頼されている私がうまいこと言えば、なんとかなるだろう。
さて、どんな言い訳をしようかな。保健室に梨奈を連れて行ったとかだとつまらない。私の影響で、梨奈は教師から信頼されてないから……どうせならもっと梨奈の評価を落とそうかな。
「すみません、私達は嫌と言ったのですが……佐崎さんがどうしても授業中に抜け出したいと言ったので、仕方なく従ってしまって……本当にすみませんでした!」
そうして私達は深々と頭を下げる。
「佐崎さん、何回里中さんに迷惑をかけていると思ってるのですか?これに懲りてもう里中さんに迷惑をかけるのはやめてください!」
「はい……」
なーんてね。バーカ。お前の授業がつまらないからだよ。全く、どの先生も中学生に騙されちゃって。つまらないなぁ。