シンデレラボーイの歌詞を小説にしました。こんな私ごときの文章力でこんな素晴らしい歌の歌詞を小説にしてしまって良いのかなと思いましたがのせることにしました。
ふと窓の外を見たとき星が綺麗に輝いていた。
なんとなく外の空気も吸いたくなったしベランダに出ようと考えた。
窓を開けるとほんのり冷たい空気が肌をくすぐった。
心地よい感覚を楽しんでいると突然後ろから抱き締められた。
「なーにしてんのっ」
耳元で発された声は私の彼氏のものだった。
中低音くらいの透き通った声だ。
私はこの声が大好きだ。
そして私の鼻腔をかすめたのは彼のタバコのにおい、、、、そして甘い甘い私の知らない匂いだった。
(彼は浮気している)
私はそう確信していた。
ある日、彼氏と服を買いに行ったときのこと。
私はシンプルだけどお洒落なワンピースに心を惹かれた。
靴を履き、似合うかどうかをたずねるために彼氏に足元を見せた。
「ねぇねぇ、この靴似合う?」
「うん。この前買った青いワンピースに合うんじゃない?」
「……そうだね」
スマホをみながらさも興味がなさそうに彼氏が言った。
(ばかだなぁ。私、青いワンピースなんてもってないよ)
とりあえずその靴は気に入ったため購入し、お会計を済ませて外に出ると土砂降りだった。
「はしろ。」
そう言って彼氏が手を差し出してきてくれた。
一瞬迷ったが手をとり一緒に駆け出した。
その間ドキドキとなる胸はやむことを知らなかった。
(君もばかだけど私も、ばかだなぁ。)
「先、シャワー浴びてきな?風邪ひくから」
「うん、ありがと」
私はシャワーを浴びながら流れる涙に気づかないふりをした。
あと、>>8はこれ以上先は考えられなかったのでここで完結?というか打ちきり?にします。