「未来を魅る少女(みらいをみるしょうじょ)」
真っ白なそれは
幼稚園に入ったお祝いに
お父さんがくれた。
わたしの宝物
第1作 緑の海
初めて見た澄み渡る海を美しいと思って描いた
第2作 茶色い森
初めて植えた苗から出た芽を綺麗だと思って描いた
第3作 赤いライオン
初めて行った動物園で檻の中のライオンをかっこいいと思って描いた
シンと静かになったころ
二人は
ぎゅっと握りしめる
わたしの小さな手から
それをそっと抜きとった
お母さんは
ただ息をのみ、目を丸くした
お父さんは
ずばらしい と顔をしかめて呟いた
お父さんは
起こさないようにと
わたしにそれをそっと返した
どうぞどうぞ(´ω`)
>>12読ませていただきました
…なんか>>3のが後出し気分w
あ、嫌味とかじゃなく
貴女の才能を感じました
(`・ω・´)