薄花色のリボン、白藍色の思い出、

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24:◆m7w:2018/08/06(月) 01:50

 静かにドアを閉め、ほっと息をつく。無駄に豪奢に作られた作りのドアノブは、少し気を付けないと金属が擦れる音がして、少し面倒だ。

「ふぅ、やっと終わった。昼飯、何食べよっかな。カレン、お前も来る?」
「行くけど、その呼び方やめろ。」

 一気に気が抜けて、並んで歩く少年と少女。少女は無表情で、少年は困り顔でやり取りを続ける。

「どうして?ノアって、名前で呼んだ方が良い?」
「そっちの方がマシだろ、カレンなんて苗字、すげぇ女っぽくて嫌なんだよ。」
「そういうもの?よくわからないな、男の変なプライドって。」
「悪かったな、変なプライド持ってて。」

 少年はノア・カレンといった。特務小隊隊長を務めている。彼はあまり筋骨隆々と言う風な体格をしておらず、小柄だが均整な体つきをしている。容貌も、精悍だったり強面だったりでも無く、綺麗、と形容するのが適しているだろう。


◆m7w:2018/08/12(日) 01:30 [返信]

>>24ー26


◆m7w:2018/08/12(日) 01:30 [返信]

>>24-26


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