〜続き〜
side.流架
流架: ここは…(潮の香りとサビタ匂い…?)
流架: (その前に棗と天王寺は!?)
目が覚めた流架はとっさに、棗と天王寺の姿を確認した
けれど、流架の隣には今だ寝続けているスミレと棗の姿しかなく、神奈の姿は無かった
流架: (天王寺がいないってどういう事…?)
その時丁度レオの話し声が聞こえとっさに寝たふりをし、そのまま話を聞いていた
side.レオ
レオ: あのガキ達は?
紫藤: まだ起きた気配がありません
レオ: そうか 起きたら教えろ
紫藤: はい! その前にレオさん、何でこの女だけこっちで眠らせたまま何ですか?
レオ: …死神…って聞いた事ないか?
紫藤: 死神って裏社会で有名なあの死神ですよね?確かZに…
レオ: その通り、死神はZの一員だよ。 なら天王寺神奈の名は?
紫藤: 確かその名は少し耳にした事あるくらいで…
レオ: そりゃ〜まぁ、知らなくて当然だな
紫藤: …?
レオ: それじゃあ佐倉蜜柑なら?
紫藤: !!!?それはもちろん知ってます!でも何で?
レオ: 天王寺神奈とは、蜜柑が記憶を無くしてからの新しい名前…。 ある事をきっかけに名前も記憶を自ら捨てたんだよ
紫藤: ある事とは…
レオ: 蜜柑が学園を飛び出してきた事までは知ってるよな?
紫藤: はい…でもその理由は知らないです
レオ: そうだろうな 蜜柑が学園を抜けたのは、信用してた人たちに裏切られた。それが大きな傷となり蜜柑の全てを奪った。 それから暫くして蜜柑は記憶を自ら消し、新しい名前をあの人から貰ったって事
紫藤: …じゃあ死神ってのは?
レオ: 死神はこいつの裏の名前
紫藤: ……
レオ: 学園を抜けてから弱冠10歳で裏のトップに立ち、迷いも無く人を殺る事から、見た人たちがそのあだ名をつけたそうだ
紫藤: そうだったんですか…
紫藤: !!?レオさん!結界に反応が
レオ: 分かった…。ここだけ結界を緩めとけ
紫藤: はい!
side.流架
レオ: そうか 起きたら教えろ
紫藤: はい! その前にレオさん、何でこの女だけこっちで眠らせたまま何ですか?
流架: (この女って天王寺の事だよな…? 天王寺ってレオと知り合いなのか?)
そう思いつつ考えていると、レオと紫藤の話はどんどん進んでいた
そして次の瞬間衝撃的な言葉を耳にした
レオ: 天王寺神奈とは、蜜柑が記憶を無くしてからの新しい名前…。 ある事をきっかけに名前も記憶を自ら捨てたんだよ
流架: (今なんて言った…?天王寺が佐倉!?どういう事…?)(佐倉は、行方不明なんじゃ…?)
紫藤: ある事とは…
レオ: 蜜柑が学園を飛び出してきた事までは知ってるよな?
流架: (佐倉が学園を抜けた!?あの強い結界をどうやって…)
紫藤: はい…でもその理由は知らないです
レオ: そうだろうな 蜜柑が学園を抜けたのは、信用してた人たちに裏切られた。それが大きな傷となり蜜柑の全てを奪った。 それから暫くして蜜柑は記憶を自ら消し、新しい名前をあの人から貰ったって事
流架: 佐倉が自ら記憶を消した…?
驚きがかくせないあまりに流架は、隣にいた棗を起こしてしまった
キス!?
した!?
どうなのーーー?
続き書いておくれーーー!!!
>>372
棗が起きた!
説明しろ!ルカぴょん!
神奈が蜜柑ってバレちゃったね。
続き、楽しみにしてます!!!