蜜柑side
「おはよー蛍ー棗ーるかぴょんー」
「……気安く話しかけないでくれる?裏切り者の娘のくせに」
「金輪際俺に話しかけるな。裏切り者」
「……俺に話しかけないで、佐倉」
「みんな、どうしたんや?」
「二度と俺達の前に顔をみせるな。裏切り者」
「……あっち行ってちょうだい、裏切り者」
「本当にどうしたんや?みんな」
「話しかけないでって言ってるでしょ!」
そうか、うち…裏切られたんか…それならうちだって裏切る…Zに行こう。
ダッ!
学園から逃げ出すのは簡単だった。うちにはお母さんのアリスの盗みと入れるもあるから、そう苦労はないな。
やっぱり余裕や。とはいえZ本部に行かなあかんな。逃げ出す時に空を飛ぶアリスを少し盗んだから上空から探すか。ヒュンっ!空を飛ぶ感覚ってこんななのか…あ、あった。
「すみません、誰かいますか?ここ、Zであってますか?」
ギイイイイ
扉が開いた
「あっているが、君は…?」
「安積柚香の娘です。Zに入れて欲しくてきました」
「柚香さんの…?いいでしょう、ボスに紹介します」
「ありがとうございます」
「ついてきてください」
そう言って案内されたのは、近くの部屋だった
「ボス、失礼します」
「なんだ?」
「Zに入りたいと言っている子がいるんですが…」
「通せ」
「はい、入って来て」
「はい。安積柚香の娘の佐倉蜜柑です、Zに入りたいんです」
「柚香の娘か…わかった、君の加入を許可する」
「ありがとうございます!これからよろしくお願いします!」
「蜜柑、君のアリスはなんだ?」
「…お母さんと同じ盗み・入れると、お父さん譲りの無効化です。盗みのアリスがあるので他にもアリスを入れられます」
「…ほう、いい仕事をしそうだ。」
「ありがとうございます」
「加入理由は何だ?」
「…信じていた人たちに…裏切られたんです。信じるべきじゃなかった…」
「そうか、Zは君を歓迎するよ、蜜柑」
「はい、頑張ります」
「華、これから蜜柑は君とルームメイトだ。わかったな」
「はい、ボス。よろしくね、蜜柑ちゃん」
「よろしくお願いします、華さん」
「よし、部屋に案内してくれ」
「はい」
「お願いします」
上手い!
蜜柑がかわいそう!
引き込まれるね〜(。・。・)ノ!щ(゜▽゜щ)
>>483
Z入っちゃったね…
これから蜜柑、どうなるの〜?
気になる!O(≧∇≦)O