side時雨
聡明な頭脳、整った容姿、素敵な人柄、美しいボディライン、そして世界中のあらゆる素敵な何か。
僕はそれらで出来ていた。でも僕、そんなの、いらない。
僕に必要なのは…
沢山の愛と、一つの包丁だけなの______
***
『血肉を一つ、小瓶の中へ。少量の毒ガスを入れましょう。可愛い小瓶に入れましょう。赤黒く変色した小瓶の中身は、僕の愛。弱く脆く壊れやすく繊細な僕の愛。貴方の血はこの世のどの宝石より美しく、そして脆いの…。他の産廃物に触られたら亀裂が入ってダメになってしまうでしょう?その時はぼくのすがたをめにやきつけさせて殺してあげる…。』
***
「転校生…?」
聞き慣れないワードに僕の脳は素早く反応してしまう。仮面から怪しく光る眼球を見つめ、聞き返す。
「ああ。」
短い返事に少々呆れながら、それが事実だと確認した。
どういう事なのだろう。この時期に。このクラスに。一体誰が来るというのだろうか。興奮しながら僕は自慢の包丁を握った。柄の部分に赤黒く変色したものが乾いているが、そんなものはキニシナイ。だって今の僕は、それより興味があるものがあるんだから。
転校生、お気に入りになりそう…♡
その思いだけで僕は人を500人ぐらい殺せそうだった。
>>816 ヤンデレ?ちょっと怖いw
ほんとだ!!ヤンデレ!!
少し怖いかも(笑)
おおー!超面白そう!
私、そういうの大好き(⌒▽⌒)
オー!ヤンデレだ〜!
ヤンデレ、結構好きだわ!