暗殺教室〜もうひとつの物語〜Part4♪

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301:夏輝 美井薫☆天才暗殺者☆:2016/03/14(月) 20:52 ID:Jqw

渚カエ(凪海リクエスト小説)

今日は、土曜日。

「デートに遅れちゃうじゃん!!」

茅野 カエデは、デートの日で急いでいたところ。そのデートの相手はもちろん…。

茅野「また渚がナンパされちゃう!」

そう潮田 渚だ。
前にもデート(お出かけ)に誘ったけど、見知らぬ高校生に…絡まれていた。
もちろん助けに行ったけど…
「こんなチビに用はねぇ」
と、言われしまった。
さすがに茅野はキレてしまい、カルマほどではないがボッコボコにしてしまったのだ。

茅野「この前は、女の子を魅せられなかったから!!リベンジ!」

デート(お出かけ)の帰りに茅野が告白した。そして"OK"してくれたので付き合うことに…!

茅野「…よし!これでいいかな!」

バタバタ

パタン…

タッタッタッ

茅野「はあっ…えっと…ここだよね?」

着いたよ、という電話をするために(メールじゃ渚が見ないかもしれない)携帯を出す。

ザワザワ

茅野「…あ、渚?着いたよ」

渚『茅野?あ、僕も着くからちょっと待ってて』

茅野「うん!」

「なー、お嬢ちゃん。暇?」

茅野「…(やっぱりね)暇じゃない。約束があるから」

話しかけてきた高校生を茅野は睨む。

「威勢がいいこと。おい、ヤローども。連れてくぞ」

そうリーダーみたいな人が命令すると一気に茅野は囲まれた。

茅野「え!?」

さすがに驚いてしまった。『これじゃあ、逃げられない』そう思った。

腕を捕まれて車までつれてかれる。
修学旅行と同じ感じになってしまっていた。

「早く歩けよ」

茅野「ちょっ、放して!!」

「ちっ、早くしろよ!!」

リーダーは手を振り上げて叩こうと降り下ろした。でもその瞬間!

パシッ

茅野「!?え?」

「ああ?誰だ、テメー?」

助けたのは他でもない。

「僕の彼女に…何してるんですか?」

渚だった。

茅野「渚!」

「はぁ?彼氏か?お前。女みてーだな」

渚「僕を甘く見ないほうが、身のためですよ」

そういうと渚はリーダーに近づいた。
そして…

パアアアンッ

「ぐっ!な"っに"!?」

バタンッ

「リーダー!?クッソ!覚えてろ!」

高校生達は逃げていった。
渚が何をしたのか、というと…簡単だ。
"猫だまし"をしたのだ。
その猫だましでリーダーは倒れて一瞬で決着がついたのだ。

茅野「ありがとう…渚」

渚「え?…あー、別にいいよ。女子を守るのは男子の役目!」

茅野「…うん、そうだね」

渚「そうだ、ここのカフェ入らない?」

茅野「?…!ここって!」

渚「そうだよ、茅野が好きなプリンの種類がたくさんあるカフェ」

茅野「やったぁ!」

プリンが食べられる!と喜ぶ茅野を見て渚はクスッと笑う。

茅野「はむっ!ん〜!おいしいー!」

渚「…良かった、喜んでくれてさ」

茅野「?あれ、渚は食べないの?」

茅野は、渚が紅茶しか頼んでないのに不審に思った。

渚「えっ、あっ、うん。お腹すいてなくてさ」

そういってももう時刻は12:30さすがにおかしい…と茅野は考えた。

茅野「いや、嘘だね。体調でも悪いの?」

渚「いや…違うけど…?」

茅野は、どんどん顔を近づけていった。

茅野「本当?」

渚「うん…大丈夫だよ。あ、そうだ」

ゴソゴソ

茅野「?」

急に渚は、思い出したように鞄からあるものを取り出した。

渚「はい、茅野」

茅野「…これって?」

渚「クッキーだよ、何回か失敗して作り直してて…」

苦笑いしながら、渚は茅野にクッキーを渡した。茅野は気づいた。
『どうしてプリンを食べてなかったのか』を。
もしかしたら失敗したクッキーを食べていたのではないか、と。

茅野「…ありがとう」

茅野は下を向いてしまった。

渚「…茅野、顔あげてくれるかな?」

茅野「?」

左は壁。右にはメニュー。
まるで盾になっていた。

顔あげた瞬間、渚は一気に茅野との距離を縮めた。そして…。

グイッ

茅野「!!////////」

チュッ

渚「…今日のお礼」

茅野「急すぎるよ」

渚「ごめんごめん、また行こうね」

茅野「もちろん!」

その和やかのフインキの裏には、ゲスい殺せんせーがいたことを知るのは…また後日のことだった。

殺せんせー「くっついてる!くっついてる!にゅや!見えない!あのメニュー邪魔!」


あやや◆dA:2016/03/14(月) 22:57 ID:eyU [返信]

>>305は、>>301に対するコメねw


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