暗殺教室〜もうひとつの物語〜Part4♪

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1:紫檗佐南@書記・姫君◆YY:2015/11/05(木) 18:53 ID:OOQ

作ったよ!前のスレがダメになったら来てね(*^∀^*)/

専スレではないので、暗殺教室が好きな方ならどうぞ。ただし、荒しは受け付けておりません。以上の事を守って頂くようお願い申し上げます。

では…Let's start!!

2:五月桜:2015/11/05(木) 20:39 ID:1aU

きたよ〜!!

3:紫惡死神@殺し屋:2015/11/06(金) 19:22 ID:I3c

いつ、使うんだ?

4:紫愛刹那@暗殺者◆lXapdKP.:2015/11/06(金) 19:30 ID:OJQ

もう一つ3が消えてからじゃ?

5:紫檗佐南@書記・姫君◆YY:2015/11/06(金) 19:45 ID:OOQ

うん、もうひとつのpart3が終わったらね

6:みーか:2015/11/06(金) 20:01 ID:oUc

早くもpart3終わるねー!
また、小説バンバン書くつもりだよー!
リクエスト、または、続き書いてー
とか、言ってねー!

7:紫檗佐南@書記・姫君◆YY:2015/11/06(金) 21:19 ID:OOQ

パート3終わりましたー!今からこっちね

8:紫愛刹那@暗殺者◆lXapdKP.:2015/11/06(金) 21:41 ID:OJQ

ふあふあ

9:かめ:2015/11/06(金) 22:26 ID:Qvk

なんか、スレ一覧行ったら書けなくなってた。

10:紫檗佐南@書記・姫君◆YY:2015/11/06(金) 22:35 ID:OOQ

かめ)小説が書けないってこと!?

11:かめ:2015/11/06(金) 22:41 ID:Qvk

パート3の続き、書きます。

sideカエデ

茅野「来月放送開始のドラマ、出演依頼来てるんだけど…」
渚「そんなの、茅野が『やりたい』って思っているならやればいいんじゃない?」
【やりたいなら、やりな。やって後悔するのと、やらないで後悔するの、どっちがいいの?】
お姉ちゃんのセリフがよみがえった。
茅野「…やる。」
渚「えっ?」
茅野「『ホタル』、やってみる。」
渚「うん。わかった。」
カルマ「なっぎさ君♪皆が待ってるよ。」
渚「わかった。茅野、行くよ。」
茅野「うっ、うん!」
ガラガラ〜
パンっパンっパンっ

12:かめ:2015/11/06(金) 22:43 ID:Qvk

いや、『パート3に書けなくなっていた』っていう意味です。

13:みーか:2015/11/07(土) 15:39 ID:qRI

かめの続き来たー!
私にもリクエストお願いねー!
前にも書いたけどね。

14:りん:2015/11/07(土) 21:13 ID:3Us

新しいのできたんですね♪
いつも応援してます 頑張ってください!

15:紫檗佐南@書記・姫君◆YY:2015/11/07(土) 21:25 ID:OOQ

かめ)そーいうことかー

みーか)桃渚小説の続き♪

りん)ありがとー!ちょく×2来てね!

16:紫縹心愛@医療士◆xzcxU:2015/11/07(土) 21:26 ID:IG6

何も書いてない見ているだけの私も応援してます!(笑)
頑張ってくださいっ!!

17:ユウ:2015/11/07(土) 23:03 ID:7.g

来たよー
次から渚がチートすぎる能力を持ったらと言う小説を書いていきますがいい?

18:紫檗佐南@書記・姫君◆YY:2015/11/07(土) 23:10 ID:OOQ

チート?よく分からないwけど、いいよー!

19:紫桜星杏@会計士◆LI:2015/11/08(日) 08:38 ID:736

なんか来ない間にすごい進んでる

20:かめ:2015/11/08(日) 09:39 ID:Qvk

かめです。
続き、書きます。

side渚

パンっパンっパンっ
皆「お帰り!磨瀬 榛名さん!」
茅野「えっ…」
渚「茅野、教室入ろう?」
茅野「う、うん…」(驚きを隠せない茅野ちゃん。)
茅野、知らなかったんだ…昨日から皆が準備してたの…
渚「茅野。」
茅野「ありがとう。ありがとう。皆が準備してたの、知らなかった。この事知ってるの、メグちゃんと渚だけだと思ってた。」

21:りっちゃん rika-0102.duffy@ezweb.ne.jp:2015/11/08(日) 09:44 ID:xvk

ヤッホー!来たよ!
またよろしく!
かめさん小説上手だね!

22:かめ:2015/11/08(日) 18:18 ID:Qvk

りっちゃん)よろしく〜
     いやいや。そんなに上手じ     ゃないよ〜

23:かめ:2015/11/08(日) 21:31 ID:Qvk

続き、書きます。

sideカエデ

殺せんせー「いやー実は、茅野さんが復帰するの、私も知っていたんですよ。片岡さんより先に…」
皆「えぇっ!?」

つまり、

茅野→渚(報告)
  ↓
殺せんせー(たまたま、東京に行って見つけた)

片岡(TVにて) ←(連絡)カルマ(TVにて)
↓(連絡)↑(返信、確認)
 磯貝
  ↓(緊急連絡)
  皆(磯貝君に言われ、気付く)

っということみたい。でも、びっくりした。皆が、こんなことするなんて、思いもしなかった。

24:りっちゃん rika-0102.duffy@ezweb.ne.jp:2015/11/08(日) 23:54 ID:F66

かめさん上手だって!私よりも上手だよ!
私下手だもん

25:かめ:2015/11/11(水) 19:59 ID:Qvk

ーテレビ局にてー

榛名「『ほたる』、やります。」
『主人公の役をやる』そう決めた私は次の日の夜、テレビ局にいた。
社長「ありがとう。じゃあ、今週の金曜日に来てくれる?」
榛名「はい。わかりました。では、今週の金曜日に。」
ガチャッ
榛名「ふぅ。」
今日は、疲れたな。体育の授業で、『暗殺鬼ごっこ』やったし…
?「榛〜名ちゃん♪」
榛名「ん?…あっ綺香(あやか)ちゃん!」
綺香「榛名ちゃん。復帰したんだって?おめでとう。あと、『ほたる』出るでしょ?私も出るんだ!よろしくね!」


オリキャラ
伊藤 綺香(いとう あやか)
・磨瀬 榛名が休業中にデビューし、一躍有名に
・榛名と同学年

オリキャラ出してしまいましたが、良いんでしょうか?誰か、教えてください。お願いします!

26:紫檗佐南・蓮雷煌嫁@書記・姫君◆YY:2015/11/11(水) 21:21 ID:KDc

かめ)大丈夫だよ!!面白い♪

27:かめ:2015/11/15(日) 23:07 ID:Qvk

続き、書きます。

『ほたる』登場人物
伊藤 歌音【いとう かのん】
          (磨瀬 榛名役)
・吹奏楽部所属
・フルート担当(ソロ&パートリーダー)
・サッカー部に彼氏がいる

大谷 志穂【おおたに しほ】
          (伊藤 綺香役)

・歌音の親友
・吹奏楽部所属
・サックス担当(ソロ&パートリーダー)

28:かめ:2015/11/15(日) 23:17 ID:Qvk

続き、書きます。

ー『ほたる』それは、七日しか生きられない少女の話ー

学校で倒れて運ばれた病院での、告知。自分の余命が七日と知ったとき、少女は何をするのか。

ー「ごめんね。もう時間がないの」ー
ー「ありがとう。私を好きになってくれて」ー

彼女が繋ぐストーリーをどうか、お楽しみください。

29:かめ:2015/11/16(月) 17:22 ID:Qvk

ー撮影ー

『一話目 〜いつもの生活〜』

キーンコーンカーンコーン

志穂「かーのん♪体育館、行こっ!」
歌音「いいよー」
こんにちは。皆さん。私は、山峯中学校の伊藤 歌音です。
志穂「歌音〜早くー」
歌音「ちょっと!ま、待ってよー」
こんな感じに、ドタバタしている中1です。でも、私…貧血持ちなんです。…重症の。

30:りっちゃん rika-0102.duffy@ezweb.ne.jp:2015/11/17(火) 16:19 ID:Oxs

かめさん上手だねぇ〜


あの私も書きたいんだけど
いい?
後質問したいことがあって
良かったら教えてね


暗殺教室のカップルを教えてほしいんだ


ほとんどわかるけど
わかんないやつもあるから・・・
教えて下さい!

31:かめ:2015/11/17(火) 20:34 ID:Qvk

りっちゃん)いやー実は私も詳しくは知らん。でも、 渚カエ・磯メグ・千速 は、知っとる。あとは、あっとるかわからん。

32:匿名さん:2015/11/18(水) 15:21 ID:tkw

かめさん>ありがとう!

33:紫愛刹那@超天才秘書・伝説&漆黒の暗殺者◆Sc:2015/11/18(水) 16:34 ID:C8o

渚カエ、磯メグ、千速、カル愛、前ひな、杉神、木桃、が有名かな
(ノ´∀`*)

34:りっちゃん rika-0102.duffy@ezweb.ne.jp:2015/11/18(水) 20:00 ID:tkw

刹那>ありがとうあとは寺坂とか不破ちゃん倉橋ちゃん吉田と原さん村松に狭間さん岡島と三村と律の相手がわからないから・・・

35:紫愛刹那@超天才秘書・伝説&漆黒の暗殺者◆Sc:2015/11/18(水) 21:34 ID:C8o

後は……岡倉、三破、寺律、イト挟かなぁ……後は分かんない!!

36:匿名さん:2015/11/19(木) 22:30 ID:uwM

刹那ありがとう!

37:りっちゃん rika-0102.duffy@ezweb.ne.jp:2015/11/19(木) 22:48 ID:uwM

書きます


1話


殺「肝試しをしましょう!」


全「はああ!」


殺せんせーの一言から僕らは肝試しをやることになってしまった


前「何でいきなり肝試しなんか」


殺「いいじゃないですか。では今日の夜!旧校舎前の坂ですよ!」


殺せんせーはそうゆうと何処かに行ってしまった


何でいきなり?


僕は変な気持ちで夜を迎え旧校舎前の坂に行った


〜夜〜


茅「渚!」


渚「茅野」


もう僕が行ったらほとんどの人がいた


殺「来ましたか。では肝試しのペアを発表します!男女で組んでありますからね!」


磯「何で男女なんですか?」


殺「それは秘密ですよ。では発表します。渚君と茅野さん。カルマ君と奥田さん。磯貝君と片岡さん。前原君と岡野さん。杉野君と神崎さん。千葉君と速水さん・・・」


とあとから他にも呼ばれていた


渚「なんで?茅野と?」


磯「殺せんせーって仕組んだよな?あの修学旅行ので」


三「だと思うぜ」


そう修学旅行の時男子は気になる女子で投票をしていたのだ


僕は茅野に入れたから茅野なのかな?


茅「よろしく!渚!」


渚「うん」


ひ「何でタラシと・・・」


前「何でサルとなんだよ(俺が岡野に入れたからかもだと思うけどよ)」


カ「よろしくね。奥田さん」


奥「は、はい」


神「よろしくね。杉野君」


杉「ははははははい!よよよよよろしくお願いします!////////」


肝試しのルール?こうだった


まずこの坂を一組ずつ登ってから
理科室に行き家庭科室にいき教室でまた戻って来るみたいだ


脅かすひとは前半、後半わかれていて


僕とカルマ君と杉野、磯貝君と前原君の所が前半


後の人は後半みたいだ


茅「なんかドキドキするね」


渚「うん」


最初にいくのは


磯貝君達だ


磯「行こうぜ。片岡」


片「うん」


さあ肝試しの始まりだ

38:りっちゃん rika-0102.duffy@ezweb.ne.jp:2015/11/19(木) 22:50 ID:uwM

どうだった?最初?下手だよね?
ごめんね!下手で!


あと肝試しは私がペアわかるところしかやらないかもだから
自分がみたいペアがなかったらごめん!

39:かめ:2015/11/24(火) 17:58 ID:Qvk

うわ〜〜〜っ
助けてくれ〜

40:さな◆gw:2015/11/24(火) 18:00 ID:pEg

かめ)どした!?

41:かめ:2015/11/24(火) 18:02 ID:Qvk

オワタよ〜(涙)

42:かめ:2015/11/24(火) 18:03 ID:Qvk

定期テストがっっっっ!!!!!!!

43:さな◆gw:2015/11/24(火) 18:06 ID:pEg

私も今日、定期テストだった!!もう知らない〜結果なんてwどうにでもなってしまえ状態ww

44:かめ:2015/11/24(火) 18:16 ID:Qvk

私は、今日『国語、数学、理科、英語、技術、家庭科』が返されて、点数やばかったから見せないでおこうと思ったら、『この前のテスト、どうだった〜』って聞かれて、めっちゃ勇気出して見せたんだ。そしたら、『何!この点数!こんなので高女行けないでしょ!』って言われて…
『こっちは、勇気出して見せたんだ!少しぐらい、アドバイスしろや!』って怒ってる。

45:さな◆gw:2015/11/24(火) 18:21 ID:pEg

かめ)それ分かる!見せてー。って言って怒るぐらいなら見るなよ!って思う

46:かめ:2015/11/24(火) 18:32 ID:Qvk

それな!

47:さな◆gw:2015/11/24(火) 18:35 ID:pEg

私は、明日も明後日もあるんだよねー…明日は、理科 音楽 保健体育
明後日は、数字 技術家庭 社会
苦手な科目ばっかだしw←勉強しろよ

48:かめ:2015/11/24(火) 20:13 ID:Qvk

さな)Fight!
さななら、出来る!

【Do your best】

49:さな◆gw:2015/11/24(火) 20:17 ID:JDE

かめ)Thank you.頑張ります!!

50:かめ:2015/11/26(木) 18:11 ID:Qvk

かめだよ〜
続き、書くね!(*ω*)

『ほたる』

志穂「歌音〜」
あ、あれ?志穂の声が遠く感じ、る?でも、心配かけたくない。
歌音「なーに?」
志穂「こっち来て〜」
歌音「はぁ〜い」
志穂の所に行かなきゃ。そう思って駆け出そうとした。なのに…
歌音「きゃっ」
ドサッ
志穂「歌音!」
あぁ。どうしよう。志穂に心配かけちゃう…
志穂「歌音!歌音!」
そこで私の意識は途絶えた。

51:紫惡死神@殺し屋:2015/11/26(木) 21:01 ID:I3c

ブラボー

52:かめ:2015/11/27(金) 18:06 ID:Qvk

死神)Thank you.

テスト、終わった人いる?

53:紫苑刹那@超天才桜蓮学園秘書・伝説&漆黒の暗殺者◆Sc:2015/11/27(金) 18:12 ID:uU6

はーい!終わったよー!!

54:かめ:2015/11/27(金) 22:10 ID:Qvk

刹那よ。そこで、聞きたいことが…
単刀直入に言います!
テスト、どうでしたか!
私は、

国語 76点
数学 74点
理科 77点
社会 91点
英語 79点
音楽 79点
美術 84点
体育 32点/50点
家庭科 37点/50点
技術 41点/50点

だった〜(涙)

55:紫苑刹那@超天才桜蓮学園秘書・伝説&漆黒の暗殺者◆Sc:2015/11/27(金) 22:20 ID:uU6

あーテストねー。。。
私の学校は50点満点で、5教科だけなんだけど。。。

国語 42
数学 39
理科 49
社会 40
英語 37

という感じで 終わったーーー ってなった(苦笑)
理科後1点だったー。。。めっちゃ悔しい(>3<)
英語はもうオワタww

56:紫苑刹那@超天才桜蓮学園秘書・伝説&漆黒の暗殺者◆Sc:2015/11/27(金) 22:22 ID:uU6

順位めっちゃ気になる・・・
早く出てほしい(* ̄∇ ̄*)

57:紫蓮雷煌・瑠佐麗南婿@桜蓮学園理事長(紫一族総督)◆Xo:2015/11/27(金) 22:35 ID:oKk

おー!!!刹那たんの点数見ようと思ってきたら小説進んでるなぁ〜!!!

58:かめ♪:2015/11/27(金) 23:23 ID:Qvk

刹那よ!
報告ありがとう!
私ね、前の人の点数知りたくて筆圧探してたら、理科 94点 だった♪
前の人、神ってる(*o*)

『かめ♪』に、改名したカメ〜

59:紫惡死神@殺し屋:2015/12/02(水) 19:42 ID:I3c

キーンコーンカーンコーン、それはある日の放課後

60:紫惡死神@殺し屋:2015/12/02(水) 19:43 ID:I3c

↑間違ました

61:キャラののすけ:2015/12/03(木) 18:49 ID:dYE

ミッケ。かめのリア友です。よろー!!

62:キャラののすけ:2015/12/03(木) 18:49 ID:dYE

ミッケ。かめのリア友です。よろー!!

63:夏輝 美井薫:2015/12/03(木) 19:07 ID:oUc

おひさー!ぶりのみーかでぇーす!

キャラののすけさん、初めまして。
夏輝 美井薫と申します♪
みーかと読んでくれたら嬉しいです!

ところで、
桃渚小説なんですが、プロット練らせてください。
新しいリクエスト待ってまーす!(>ωо)

64:かめ♪:2015/12/03(木) 20:19 ID:Qvk

ん???のすけちゃん?うわ〜テストの点数暴露しちゃたー…よし!もう、開き直ろう!

65:かめ♪:2015/12/03(木) 20:41 ID:Qvk

そして、のすけちゃんは二回自己紹介してる…

66:キャラののすけ:2015/12/04(金) 19:39 ID:dYE

二回も書き込んでごめんよー
のすけってよんでね☆
みーかよろー

67:紫檗佐南@書記◆o.:2015/12/04(金) 19:54 ID:OOQ

キャラののすけさん)初めましてー❗ここでは小説は書いていませんが…さなです❗よろしく(・ω・)ノ

68:かめ♪:2015/12/04(金) 20:07 ID:Qvk

テストの個票が、返されてしまった〜よし!開き直って言ってしまえ〜
テストの結果は…
26位!
もう、オワタ。

69:紫苑刹那@超天才桜蓮学園秘書・伝説&漆黒の暗殺者◆Sc:2015/12/04(金) 20:08 ID:jR6

のすけさんよろ〜
刹那って呼んでくれていいよ〜ヽ(^-^ )

70:紫苑刹那@超天才桜蓮学園秘書・伝説&漆黒の暗殺者◆Sc:2015/12/04(金) 20:10 ID:jR6

かめ)26位かぁ〜それって上がったの〜?
私は下がったよー・・・
最初が18位、38位で・・・・・・今回は・・・・・・言えない(゜゜)(。。)

71:かめ♪:2015/12/04(金) 20:13 ID:Qvk

下がったよ〜

72:かめ♪:2015/12/04(金) 20:23 ID:Qvk

のすけー。あなたは、選ばれました。
ここへ↓来なさい。

http://ha10.netl1447565278.html

『平凡な世界に生きる者達が知ってしまった真実』

73:かめ♪:2015/12/04(金) 20:42 ID:Qvk

刹那〜!刹那って何県に住んでたっけ?
私とのすけは、群馬!
のすけと私は、同じクラスで私がのすけの後ろの席。同じバレー部。『男子バレー部が欲しい!』っていってた。私より頭良いし、背高い。(←うらやましい!)

74:紫苑刹那@超天才桜蓮学園秘書・伝説&漆黒の暗殺者◆Sc:2015/12/04(金) 21:03 ID:jR6

私は熊本だよ〜!
群馬とはめちゃくちゃ遠いよ……(;^ω^)
かめ背何cmなの??
私は164cmくらいだよー!Σ(ノ°▽°)ノ

75:かめ♪:2015/12/04(金) 21:24 ID:Qvk

続き、書くよー

side 茅野

皆「はぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ?『ほたる』クラス対抗戦!?」
私が主役を演じている『ほたる』の第1話が放送された次の日。そんな話がクラスにまよいこんできた。
渚「茅野。第1話の台本ある?」
茅野「う、うん。」
なぜかバッグの中に第1話の台本があった。
磯貝「うわっ。台本なのに、メモひとつない…」
渚「殺せんせー。コピーお願いします。」
殺せんせー「いいですよ。…にゅやっ!手が…カルマ君。あなたですね!」
カルマ「あーやっぱりばれるか。」
殺せんせー「カルマ君!あなたの役は…」
皆「言えてないし!」

このあと、役決めをやります。

・伊藤 歌音
・大崎 志穂 (歌音の親友)
・鈴木 琳 (歌音の彼氏)

の三人を決めてもらいます。
刹那)150cmだよ〜(涙)

76:キャラののすけ:2015/12/04(金) 21:40 ID:dYE

同じことに二回書き込むかも…
二回書いてごめんよー
のすけってよんでね☆
みーかよろ

77:五月桜:2015/12/04(金) 22:10 ID:T7U

こんばんわ!テストと言う悪魔と、親と言う魔王によって長い間携帯いじれなかった五月桜だよ!
テストまぁまぁ良かったから携帯返してもらえた〜(感涙)
かめは相変わらず小説書くのうまいなぁ〜(*´ω`*)
のすけさん!!よろしくお願いします!私のことは桜って呼んでください♪

78:りっちゃん rika-0102.duffy@ezweb.ne.jp:2015/12/05(土) 00:12 ID:iEI

駄作の小説書きます



磯「なんか結構不気味だな」


片「うん。夜とか来たことあんまりないから少し怖い」


みんなの前では普通だったけど片岡って意外に怖がりなんだな


そして坂をわたり旧校舎についた


磯「最初って理科室だよな?」


片「うん」


そして理科室についた


すると


いきなり前から何かが出てきた


磯「うわ!」


片「キャー!」


前から出てきたのは血塗れの女の人だった


磯「びっくりした。てか良くできてるな。多分菅谷が作ったんだろうな」


片「多分そうだよ。作るの上手だし」


すると今度は


トントン


肩を叩かれた


磯「ん?」


「ぐわあああ!」


磯「わーー!」


片「キャー!」


意外と大丈夫かと思ったけど
さすがにすごいな


片「びっくりした。あれは中村さんだね」


磯「そうだな。さあ次行こうぜ」


片「うん」


次は家庭科室だ


入った途端に前から
ナイフを持ち血塗れの男が襲ってきた


磯「うわーーー!」


片「キャーー!」


片「もう早く戻りたい・・・」


片岡大丈夫か?


磯「大丈夫か?後教室で最後だしそれが終わったら戻れるから大丈夫だ」


片「うん」


そして教室に入ると


カシャ


片「?シャッター音らしき音が聞こえた」


磯「ああ俺も」


教室はあまり仕掛けがされていなかった


殺「来ましたか。二人にはこれをやってもらいます!」


片「えええ!」


磯「殺せんせーまさか・・・」


殺「ヌルフフフ。これは次来るペアには言ってはいけませんよ」


そして教室をでて渚達のところに戻っていた


カエ「お帰り!どうだった?」


片「結構怖かった」


磯「確かにな。結構ビックリしたし」


渚「次は・・・」


前「俺達だな」


ひ「そうだね」


前「じゃ行くか」


ひ「は〜い」


前原達は肝試しに行った


でも最後のはあれだったな
お題が
殺せんせーが多分仕組んだんだろう


でもおかげで片岡と距離が縮まったかもな


〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
テストがあって全然これなかった!


もう五教科返ってきたけどさいやくだった


英語以外全て終わったよ

79:かめ♪ 依頼暗殺者:2015/12/06(日) 22:06 ID:Qvk

かめで〜す!
続き書くよー

side 渚

茅野「渚!おはよう!」
渚「茅野。おはよう。」
片岡「カエデちゃん、渚君。今日、転校生が来るみたい。」
えっ?転校生?こんな時期に珍しい…
茅野「転校生って、誰だろう?」
茅野もわからないのか…
杉野「おはよう。渚」
カルマ「おはよー。渚君。」
渚「あっ杉野。カルマ君。おはよう。転校生のこと、聞いた?」
杉野「あぁ。聞いた。誰だか知ってるか?」
殺せんせー「皆さん。おはようございます。今日は、出席確認ではなく、転校生が来たので、紹介したいと思います。」
茅野「あっ」
茅野の方を見ると、しきりに何かを探し回っていた。多分、髪の毛のゴム。
ガラガラ〜
?「失礼しま〜す。」
茅野「あっ。あった…えっ?」
?「えっ?榛名ちゃん?」
渚「わっ」
突然、教室の中に風が吹いた。
茅野「綺香ちゃん?」
『綺香ちゃん』と呼ばれた子は、僕たちの方を向いて、
綺香「はじめまして。伊藤 綺香です。よろしくお願いします。」
そう挨拶をした。
…ん?…伊藤綺香?
皆「えぇぇぇぇぇ!伊藤綺香!?」

今日は、この辺にします。

80:かめ♪:2015/12/11(金) 05:40 ID:Qvk

続き。

side渚

伊藤綺香…まさか、あの子役の?
茅野「あ、綺香ちやん?なんで?」
茅野、相当パニックになってる。
綺香「榛名ちやん?」
茅野「…私は、『榛名』じゃない。茅野 カエデ。榛名は、子役での名前。」
綺香「茅野 カエデも、うその名前。でしょ?」
茅野「…」
茅野が反論できないこともあるんだ…

81:紫蓮雷煌・瑠佐麗南婿@桜蓮学園理事長◆Xo:2015/12/13(日) 23:50 ID:oKk

あげ

82:キャラののすけ:2015/12/14(月) 15:37 ID:dYE

みんなお疲れ〜  クッキーはいかが??ww
書かなくてごめんよー、、アドバイスはいつでもするからー

83:かめ♪ 依頼暗殺者:2015/12/14(月) 19:57 ID:Qvk

えぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇのすけ、書いてよー小説、上手なんだから〜小4時、めっちゃおもろかったじゃん!!!!!!!!!!!!!!!!!

84:夏輝 美井薫:2015/12/14(月) 20:30 ID:MaU

えぇー!?
そうなの!?ぜひぜひ書いて!!
私からもお願い!

あと、リクエストくださいねー!
(桃渚さんは、待ってください。)

85:かめ♪ 依頼暗殺者:2015/12/14(月) 20:35 ID:Qvk

最近、皆来てくんない…
サビシイ…

86:紫檗佐南@書記◆o.:2015/12/14(月) 21:46 ID:Y2Y

やって来ましたーさなです(・ω・)ノ

87:海斗@速水LOVE:2015/12/16(水) 10:52 ID:0Jk

気になったので入ってもいいですか?

88:キャラののすけ:2015/12/16(水) 17:38 ID:dYE

かめ、嘘はかかない!!!!
そんなこと言ってもこちらは書かないよ〜ww
まぁ、一時書いてたのはホントーだけど…

89:かめ♪:2015/12/16(水) 17:40 ID:Qvk

どこが嘘なんだよー
あ、あと、日曜の車どうする?私は帰りダメ。

90:かめ♪:2015/12/16(水) 17:47 ID:Qvk

しかも、最近のすけが『こちら』って入れてる…

91:キャラののすけ:2015/12/17(木) 06:48 ID:dYE

よく気が付きました〜
私って入れると違和感大有りだからね。
だから、死神うどんカフェのメグシー先輩からとって「こちら」

92:茉名◆gw YELLOW DANCER:2015/12/17(木) 19:09 ID:pEg

海斗さん)いいですよー!

93:kaito@速水LOVE:2015/12/18(金) 20:51 ID:mtk

ありがとうございます(〃・д・) -д-))ペコリン

94:紫苑刹那@超天才桜蓮学園秘書・伝説&漆黒の暗殺者◆Sc:2015/12/18(金) 21:18 ID:jR6

海斗さん)えーっと、はじめまして!
ある意味此処のサブリーダーの刹那です笑
よろしくです!\(*^▽^*)/

95:かめ♪ 依頼暗殺者:2015/12/18(金) 21:44 ID:Qvk

海斗さん)かめ♪が言うのもなんだけど、入ってどーぞ!

かめ♪は、群馬に住んでる。中1です。誕生日は3月10日。女子(!?)だよ!ためオッケー。
よく、学校でカメトークするとどんびきされる(涙)
海斗さん、よろしくね!

96:キャラののすけ:2015/12/19(土) 10:06 ID:dYE

海斗さん、はじめまして!!
かめのリア友です。基本無口だけど、よろしくー
あ、のすけって読んでね☆

97:海斗@速水LOVE:2015/12/19(土) 14:04 ID:mtk

宜しくです(〃・д・) -д-))ペコリン

僕は千葉県に住んでる高1で、
誕生日は8月5日。男子だよー

98:紫苑刹那@蓮兄の秘書・漆黒の妖術師(ソーサラー)◆Sc:2015/12/19(土) 15:47 ID:jR6

高1って、此処で一番年上だよね(・Ω・)ノ

私は、中1で熊本県に住んでます。
正真正銘の女子だよ笑 5月2日。
刹那って呼んでね(^▽^)ノ

99:海斗@速水LOVE:2015/12/19(土) 16:49 ID:mtk

マジかw
高校生で暗殺教室ずきいないのかなー?
皆中学生な感じ?

100:夏輝 美井薫:2015/12/19(土) 17:01 ID:MaU

海斗さんよろしくー!
中1でーす。
高校生が来るのはきっと初めてです。
でも探せば、暗殺教室が好きな高校生いますよ!きっと!


あと、なんとかく書いてみたくなった小説を次の書き込みで………!

101:夏輝 美井薫:2015/12/19(土) 17:14 ID:MaU

クリスマスが来るよ!ー前編ー


渚「はぁっ………!うぅー……寒いなぁ…。」

もう少しでクリスマスだ。
僕らも楽しみにしている。


茅野「渚ーー!!おはよー!」

渚「あ、茅野!おはよう。元気だね。」

茅野「もっ、ちろん!!今のところの天気予報だとね、クリスマスは、ホワイトクリスマスになりそうなの!!」

渚「本当!?うわぁ………楽しみ!」

茅野「ね!」



殺せんせー「皆さんおはようございます。いよいよクリスマスが来ますよ。」

磯貝「あ、まさかイベントでも?」

殺せんせー「はい、クリスマスパーティーでもやりましょう!!」

皆「やったーー!!」

カルマ「………じゃあ、殺せんせーのお財布でクリスマスケーキ、クリスマスツリー、クリスマスの飾りとか買っちゃおーよ。」

皆「さんせーーい!」

殺せんせー「ちょっ、カルマくん!!駄目ですよ!!」

渚「えぇー?殺せんせー酷いよ!殺せんせーが企画したんだから、殺せんせーが払ってよー。」

茅野「ほんとよ!!」

片岡「………皆、行こう!」

カルマ「殺せんせーのお財布もってぇ………。」

倉橋「レッツゴー!!」

岡野「学校でクリスマスパーティー、とても楽しみ!!」

矢田「ねぇー!雪降ったらいいよね!」


殺せんせー「しくしく………。」

ビッチ先生「………タコは、バカね。」

鳥間先生「ああ、奴がこうなっている間に生徒達の所へ行くか。」

ビッチ先生「えぇ、そうね。」


続く

102:紫苑刹那@蓮兄の秘書・漆黒の妖術師(ソーサラー)◆Sc:2015/12/19(土) 17:24 ID:jR6

いつ見てもみーかの小説は面白いね!!

103:夏輝 美井薫:2015/12/19(土) 20:35 ID:MaU

刹那ありがとう!

104:サバイバル:2015/12/20(日) 00:02 ID:T1.

いつも影ながら応援してます

105:夏輝 美井薫:2015/12/20(日) 10:57 ID:MaU

サバイバルさんありがとうございます!
すごく嬉しいです!

106:サバイバル:2015/12/20(日) 15:36 ID:Os2

続き見たい!

107:サバイバル:2015/12/20(日) 20:28 ID:KCw

続き書きます

108:サバイバル:2015/12/20(日) 20:34 ID:KCw

やっぱり出来ません

109:キャラののすけ:2015/12/21(月) 18:39 ID:dYE

みーか、すごい!!!
おもしろかった〜、次回も待ってるよww

110:かめ♪ 依頼暗殺者:2015/12/21(月) 21:55 ID:Qvk

のすけも書いてよ!!!!!!!!!!
あ、あと私は12月23日から1月3日までこれない…合宿だーーーーーーー帰ってきたら、思いっきりキャラ崩壊するね!

111:夏輝 美井薫:2015/12/22(火) 12:34 ID:MaU

崩壊しすぎないでね!かめ!!
合宿ふぁーいとー!
続き早く書かないと!

112:夏輝 美井薫:2015/12/24(木) 16:14 ID:MaU

クリスマスが来るよー!ー後編ー


殺せんせー「うっう………。」

渚「殺せんせー大丈夫?」

茅野「そりゃあ………終わってるでしょ?」

渚「うーん………。」

教室にあるのは、今買ってきた『クリスマスツリー』『クリスマスリース』『飾り』などなどクリスマスに関係のあるものがたくさんある。殺せんせーの全財産を使い果たしてしまった。

磯貝「とりあえず、飾り付けするぞー!」

皆「おーう!!」

倉橋「あ、その飾りは、ここにねー!」

矢田「はーい。ここでいい?」

速水「パーティーとか、学校では初めてだわ………。」

千葉「そうなのか。」

渚「………あれ?届かない!!」ピョンピョン

カルマ「ん…。」

渚「あ、カルマくんありがとう!!さすがだね!」

茅野「むぅっ、渚!!私も手伝うよ!」

渚「う、うん、ありがとう!」




皆「うわああーー!!!きっれーい!!」


渚「それではー!」


皆「メリークリスマーース!!カンパーイ!」


カンカンッ


「わぁっ、おいしー!!」

「ありがとう!」

「なあなあ、これどうつくんの?」

「それはな。」

渚「…カルマくん!」

カルマ「何?渚くん。」

渚「お誕生日おめでとう。25日だよね?」

カルマ「……!覚えてくれてたんだ。ありがとう。」

渚「忘れないよ!カルマくんとは、3年間お世話になってるもん。」

カルマ「そっか。」


うた担からの一言

渚「メリークリスマス!皆も素敵な一日となりますように。またね!」

カルマ「メリークリスマース。ちゃんと寝ないとダメだよー。」

茅野「メリークリスマース!!&よいお年をーー!まだ早いか!(笑)」

前原「メリークリスマス!風邪引くんじゃねーぞ!」

磯貝「メリークリスマス!勉強もしっかりな!」


endです。

113:レモン:2015/12/27(日) 20:56 ID:ZRo

こんにちわ!
レモンって言います。
入ってもいいですか?
暗殺教室大好きなんです(*^_^*)

114:刹那@ゲーマー◆Sc:2015/12/27(日) 21:43 ID:jR6

レモンs)もちろんです!よろしくお願いします(゚▽゚)/
……ある意味此処のサブリーダーの刹那です☆
刹那って気軽に呼んで下さいね。ちなみに中1です←

115:紫桜星杏@会計士(歯科衛生士):2015/12/28(月) 16:33 ID:tEw

レモン)杏で〜す!よろしくね♪

116:瑠璃蓮華@理事長∫りつ!りつ:2015/12/29(火) 11:40 ID:oKk

進んでるね〜www

117:瑠璃蓮華@理事長∫りつ!りつ:2015/12/29(火) 23:13 ID:oKk

あげ

118:紫桜星杏@会計士(歯科衛生士):2015/12/30(水) 09:27 ID:tEw

りつ)あげってなんなん??wwww

119:刹那@ゲーマー◆Sc:2015/12/30(水) 13:01 ID:jR6

スレを上の方に上げる事でしょ?

120:紫桜星杏@会計士(歯科衛生士)◆LI:2015/12/30(水) 20:30 ID:tEw

刹那)説明ありがとー!

121:レモン:2015/12/31(木) 10:52 ID:ZRo

皆、よろしくね!
あっ、ちなみに中二です☆

122:紫桜星杏@会計士(歯科衛生士)◆LI:2015/12/31(木) 12:31 ID:tEw

レモン)杏も中2だよー⭐️

123:りっちゃん rika-0102.duffy@ezweb.ne.jp:2016/01/03(日) 14:46 ID:T6.

明けましておめでとう!

今年もよろしくね!

124:紫桜星杏@会計士(歯科衛生士)◆LI:2016/01/04(月) 00:22 ID:tEw

海斗)遅くなってすみません!!
杏です。よろしくね♬

125:かめ♪:2016/01/04(月) 12:37 ID:Qvk

Happy new year(これでOK?)
合宿でズタズタになりかけたかめ♪です。合宿、死にました…あっちの世界に逝っちゃうかと思った。(笑)
生きてるけど。
今年も、どうぞよろしくお願いします

追伸
たまあに、私の名前が『かめ♪ 依頼暗殺者』となることがありますが気にしないでください

126:刹那@ゲーマー◆Sc:2016/01/04(月) 14:36 ID:Le6

皆あけおめー!

127:紫桜星杏@会計士(歯科衛生士)◆LI:2016/01/04(月) 14:51 ID:tEw

あけましておめでとう!!
新年もよろしくね♪

128:夏輝 美井薫:2016/01/04(月) 15:46 ID:kQE

happy new year!!
あ、少し遅いね!
みーかだよー☆
今年もよろしくお願いします☆

129:わさび&からし:2016/01/05(火) 22:05 ID:0SU

はじめまして!
小6のわさび&からしです!
お邪魔でなければ入っていいですか???
暗殺教室すごい好きなんです!

130:レモン:2016/01/05(火) 22:57 ID:ZRo

杏sも中二なんだ!
あ、遅くなりました。
HAPPY NEW YEAR☆

131:レモン:2016/01/05(火) 22:58 ID:ZRo

初めまして!
わさび&からしs!
仲良くしようね♪

132:レモン:2016/01/05(火) 23:00 ID:ZRo

ねぇ、タメ&呼び捨ていい?
私の事はそうしてほしい(^_^)/

133:紫桜星杏@会計士(歯科衛生士)◆LI:2016/01/05(火) 23:06 ID:tEw

レモン)全然OK!!むしろそっちの方がいい

わさび&からし)杏ですよろしくね♪
中2の女子です!

134:わさび&からし:2016/01/06(水) 10:05 ID:0SU

ありがとうございます!
皆さんよろしくお願いします!
あと、適当に略して気軽によんでください!

135:紫惡死神@殺し屋:2016/01/06(水) 10:37 ID:FV.

よろしくぅぅぅ

136:紫惡死神@殺し屋:2016/01/06(水) 10:38 ID:FV.

ワサピーーーーー

137:紫惡死神@殺し屋:2016/01/06(水) 10:38 ID:FV.

からぴーーーー

138:紫惡死神@殺し屋:2016/01/06(水) 10:39 ID:FV.

どう呼ぶか迷う

139:わさび&からし:2016/01/06(水) 10:45 ID:0SU

なんでもい〜ですよ〜\“∀”/(わかれば

140:紫桜星杏@会計士(歯科衛生士)◆LI:2016/01/06(水) 11:16 ID:tEw

わさび&からし)じゃあワサピーって呼ぶね♪

141:わさび&からし:2016/01/06(水) 11:21 ID:0SU

杏さんOKです♪ありがとうございます!

142:紫桜星杏@会計士(歯科衛生士)◆LI:2016/01/06(水) 12:02 ID:tEw

ワサピー)杏って呼んでね♪

143:レモン:2016/01/06(水) 12:19 ID:ZRo

杏≫thank you♡

私もワサピーって呼んでもいい?
私の事はレモンって呼んで☆

144:わさび&からし:2016/01/06(水) 12:59 ID:0SU

いいよ♪
レモン よろしく♪

145:レモン:2016/01/07(木) 11:36 ID:ZRo

ありがとう!
ヨロシク☆

146:紫檗佐南@書記◆o.:2016/01/07(木) 17:20 ID:Y2Y

わさび&からしさん レモンさん)よろしく❗さなって呼んでね〜(^_^)v

147:夏輝 美井薫:2016/01/07(木) 18:33 ID:MaU

わさび&からしさん、レモンさん
よろしくお願いします!
みーかって気軽に呼んでくださいね☆

148:レモン:2016/01/07(木) 19:11 ID:ZRo

うん!よろしくね(*^_^*)
レモンって呼んで☆

149:夏輝 美井薫:2016/01/07(木) 20:20 ID:MaU

レモン了解!
よかったらだけど、
渚「今までのありがとう(以下略)」
にも遊びに来てね!
他にもいろいろあるけどね♪

150:わさび&からし:2016/01/07(木) 22:54 ID:0SU

さなさん、みーかさん よろしくお願いします!

151:レモン:2016/01/08(金) 19:10 ID:ZRo

みーか≫お誘いありがとう!
今行ってみるね☆

152:さな◆gw YELLOW DANCER:2016/01/09(土) 11:52 ID:pEg

レモン)おっけー!「今まで〜」の方に来てくれてありがとう!!よろしければ、「心からの〜」の方にも来てくださいませ。(下手すぎてえらいことになってるけどw)

わさび&からしさん)呼びタメOKです♪よろしければ、上記のスレに来てね!

153:杏◆LI:2016/01/09(土) 19:31 ID:tEw

さな)全然下手くそなんかじゃないよー!!!

154:レモン:2016/01/09(土) 21:17 ID:ZRo

うん!
そっちの方にも行ってみる♪

155:わさび&からし:2016/01/09(土) 21:28 ID:0SU

さな ありがとう!
さっそくいってみるね!

反応遅れてゴメンね

156:さな◆gw YELLOW DANCER:2016/01/10(日) 11:45 ID:Y2Y

杏)ありがとう!!感謝感謝…

レモン)スレ来てくれてありがとう!どうぞよろしくw

わさび&からし)おっけ!私も呼びタメOKかな?←
うん!待ってまーす

157:刹那@ゲーマー◆Sc:2016/01/10(日) 12:02 ID:96A

なんかいない間に結構進んでる!!
入った人よろしく〜(o^-')b

158:レモン:2016/01/10(日) 12:23 ID:ZRo

刹那)よろしく☆

タメ&呼び捨ていいかな?

私はそれでお願い!

159:刹那@ゲーマー◆Sc:2016/01/10(日) 12:36 ID:96A

レモン)いいよ〜!私もタメ&呼び捨てオッケー!
よろしく♪(゚▽゚)/

160:レモン:2016/01/10(日) 17:32 ID:ZRo

刹那)ありがとう☆

161:わさび&からし:2016/01/10(日) 22:00 ID:0SU

さな) いいよ♪
刹那) よろしく!
   タメ呼びでいい?

162:紫惡死神@殺し屋:2016/01/10(日) 22:10 ID:FV.

らんららーーん

163:紫惡死神@殺し屋:2016/01/10(日) 22:11 ID:FV.

わさぴーめっけ

164:レモン:2016/01/11(月) 12:08 ID:ZRo

んん?
わさぴーかくれんぼでもしてたの??

165:紫惡死神@殺し屋:2016/01/12(火) 20:25 ID:FV.

わさぴーガいたぜってことだぜ

166:レモン:2016/01/12(火) 21:49 ID:ZRo

ほーほー!
でも、お目当てのわさぴー来ないね?

167:わさび&からし:2016/01/12(火) 23:45 ID:0SU

来たよー!
来れなくてゴメン!
あと3週間くらいはあんまり来れないと思う。ゴメン!(あやまってばっか)

168:レモン:2016/01/13(水) 18:13 ID:ZRo

わさぴー)OK!

169:杏◆LI:2016/01/13(水) 20:51 ID:tEw

ワサピー)オッケー!!

170:紫惡死神@殺し屋:2016/01/14(木) 21:36 ID:FV.

わさぴーとはしばらく子無沙汰かーー

171:レモン:2016/01/15(金) 17:16 ID:ZRo

殺し屋)だね!

172:かめ♪:2016/01/15(金) 21:06 ID:Qvk

皆様!お久しぶりです。最近来れていない、かめ♪です。
ところで、この中で占ツクにいる人はいませんか?いたら教えてくださいっ!!!!!!!!!!!!!!!!!

暗殺教室の新しいスレを作ってここにいる皆様(リクをいただいた方)を主人公(?)にしてみようかと思います。
あっ、お話もリクエストいただくこともOKです。

173:さな◆gw YELLOW DANCER:2016/01/15(金) 21:58 ID:pEg

かめ)いますw

174:杏◆LI:2016/01/15(金) 22:35 ID:tEw

かめ)楽しそう♪♪

175:かめ♪:2016/01/16(土) 16:25 ID:Qvk

暇だー
誰か、来てくれー
暇すぎて死ぬ!

176:杏◆LI:2016/01/16(土) 17:26 ID:tEw

きたよー

177:夏輝 美井薫☆天才暗殺者☆:2016/01/16(土) 19:29 ID:MaU

みーかでーす。(名前につけたし☆)
リクエストある人いない?
リクエストされたら絶対書くようにする!
早くリクエストされた方優先で書いていきます☆

178:レモン:2016/01/16(土) 19:40 ID:ZRo

リクエスト☆

・渚カエ
・ホワイトデーに茅野ちゃんにお返しをあげる渚。
・照れて真っ赤になる茅野ちゃん。
・そこで、思わず「好き……」と言ってしまう。
・「え?」と渚は聞き返して茅野ちゃんは何言ってるんだろうと口を押えて真っ青になりながら
 その場から離れようとする。
・それを渚が追いかけて捕まえて、渚も想いを告げる。
・最後に二人はキスをする。

……HAPPY END

注文多くてごめんね<m(__)m>
こんな感じで書いてくれたら嬉しい♪

179:かめ♪ 依頼暗殺者:2016/01/16(土) 19:53 ID:Qvk

新しいレス立てました。

『かめ♪「暗殺教室のお話書きまーす」殺せんせー「にゅや!?貴女は今日転入する__さんですか?」かめ♪「はい?」』

http://ha10.net/ss/1452928706.html

180:かめ♪ 依頼暗殺者:2016/01/16(土) 19:56 ID:Qvk

きちんとはれなくてすみません。今度こそは!…

『かめ♪「暗殺教室のお話書きまーす」殺せんせー「にゅや!?貴女は今日転入する__さんですか?」かめ♪「はい?」』

http://ha10.net/ss/1452928706.html

181:夏輝 美井薫☆天才暗殺者☆:2016/01/16(土) 19:59 ID:MaU

レモンありがとう!
さっそく書きます!
もしかしたら明日になるかも………!

新スレ立てました。

「好きです!付き合ってください!!」

というスレです。来てね☆

182:夏輝 美井薫☆天才暗殺者☆:2016/01/16(土) 20:15 ID:MaU

渚カエ



渚「あ、茅野ー!」

タタッ

茅野「な、渚!」

渚が私の所に走って来た。
どうしたのかな。

渚「こ、これ…渡そうとして………!」

茅野「え?」

ちょ、チョコレート!?
どうして?

渚「………今日、ホワイトデーでしょ?バレンタインのときチョコレート貰ったから…お返ししようと思って……。」

茅野「!/////////」

カアアアアッ

渚「?どうしたの茅野。」




茅野「………好き………」

ボソッ








渚「え?何?聞こえなかった………。」

茅野「え、あのその!////////」

や、ヤバッ!
あわてて口を押さえて、私は逃げた!

渚「か、茅野!?」

ダッ

渚「ちょ、待ってよ、………茅野!!」

ガシッ

茅野「わっ!」




渚「ちゃんと言ってくれる?」


茅野「えっ………好き………です………。」ボソッ


渚「何?聞こえなかったんだけど?」


茅野「………////////好きです!!!」


渚「………」


茅野「あ、その………!」


渚「………フッ」


茅野「え?」


渚「僕もだよ、茅野。」


茅野「う、嘘でしょ………。」


渚「嘘だと思う?」


クイッ


茅野「え?」


私の顔の近くまで近づいて………


渚「好きだよ、茅野。」


そっと私の唇と彼の唇が重なった………。



ーhappy endー


☆おまけその1☆


茅野「ちょっ、ディープキスじゃないの!?」

渚「え?」

茅野「ふぁーすときすのぉ〜〜………!」

渚「な、なんで泣いてるの?」


☆おまけその2☆

中村「お熱いねぇ………。茅野ちゃん。」

茅野「な、中村さん。」

中村「ほれ、見てみ?」

茅野「?」

と、見せられたのは………

茅野「え!?いつ撮ったの!?」

中村「その時の!」

茅野「やめてよーー!!」

渚「どうしたの?二人とも。」

中村「おっ、渚クン。これ見てみ?」

茅野「あーー!見ないでぇー!!」


☆end☆

183:杏◆LI:2016/01/16(土) 21:00 ID:tEw

茅野っち可愛い〜❤️

184:レモン:2016/01/16(土) 21:39 ID:ZRo

さすがみーか!
確かに茅野ちゃんかわいい……!(萌

185:レモン:2016/01/16(土) 21:39 ID:ZRo

ねぇ、私も書いてみていい?
今度は私バージョンで。

186:杏◆LI:2016/01/16(土) 21:48 ID:tEw

れもん楽しみにしてるね!!

187:レモン:2016/01/16(土) 21:51 ID:ZRo

杏)ありがとう!
  じゃあさっそく……。

188:レモン:2016/01/16(土) 23:03 ID:ZRo

「茅野」

放課後、帰ろうとしていた私に渚が声をかけてきた。

「あ、渚!」

私は少しうれしくなって駆け寄る。

でも……何か変。

顔は少し赤いし何だか緊張しているみたい。

「渚……どうしたの?」

私が尋ねると、意を決したように渚は口を開いた。

「あっ、あの……!これ……」

何やら丁寧にラッピングされた箱を差し出してくる。

それが、何だか理解するのに、少し時間がかかった。

中身は分からないけれど……、多分、お菓子……。

だって、今日は3月14日だし。

……なんて、いくら心の中で弁解しても、顔の熱はごまかせるはずがなかった。

「渚……これって……」

「……うん。今日ってホワイトデー……でしょ?僕も、茅野に自分の気持ちを伝えたくてさ」

きっと、今の私は、渚以上に顔が赤くなっていると思う。

いや、もしかしたら、それ以上に……。

「あ、ありがとう……」

そう言いながら渚の顔を見る。

真っ赤でもじもじしてて……ホント、可愛いなぁ……。

……渚……。

「好き……」

「えっ?」

「え……?」

渚は驚いたような呆然としているような表情を浮かべている。

それを見た瞬間、私は気付いた。

自分が何を言ってしまったのか、どうして渚はあんな表情を浮かべているのか。

「ごっ、ごめん!またね!」

その空気と罪悪感でいたたまれなくなり、私はその場を走り去った。

思わず涙が出てくる。

……私、何やってるんだろう……。

渚は、頑張っている途中なのに……。夢に向かって一生懸命なのに……。

なのに、なのに私は……私は……!

このまま走りつづけようと思った。

けど……体は正直だった。

もうこれ以上走れなくなり、山道にある木にもたれかかった。

涙がとめどなくあふれてくる。

「渚……ごめん……ごめんね……っ」

本当に、こんな私で、ごめんなさい。

触手の事で迷惑をかけたのに、渚の進路も邪魔するなんて……。

私は、渚と話ができるだけで満足……。

だけど、もう、それもかなわないのかな……。

そんなことを考えていた時。

「茅野っ!」

反射的に振り返ると、そこには息を切らした渚が立って、私を見下ろしていた。

「茅野……」

「渚……」

渚と目が合う。

でも、私は逸らさない。渚も逸らさなかった。

「渚……、さっきは、ごめん……」

「……」

「ごめんね、渚の邪魔はしたくないのに、もう迷惑なんてかけたくないのに……私、こんっ……」

私の言葉はさえぎられた。

口がふさがれていて何も言えない。

唇じゃなく胸で。

渚は、私をやさしく抱きしめた。

「茅野」

私は抱きしめられた状態のまま顔を上げた。

その顔を見て、悲しいのかな。そう思った。

「ねぇ、茅野。邪魔って何?迷惑って何?茅野は、僕に迷惑をかけているって思ってるの?」

前言撤回……。渚は、悲しんでるんじゃなくて、怒っていたのだ。

自分のとっておきの殺気を滲み出させながら。

「だって……触手の時は、渚に助けてもらわないと死んじゃってたし……。それに、渚は夢に向かって頑張っているのに、私が思いを告げたりしたら、それが邪魔になっちゃうだろうし……」

私はなんとか声を絞り出す。

「ねぇ、茅野。僕は、茅野の事を一度も迷惑だなんて思ったことはないよ。
 そして、これからもそれは変わらないと思う」






いったん切ります!

189:刹那@ゲーマー:2016/01/16(土) 23:27 ID:96A

進んでるー!
皆上手いねー(-^〇^-)

190:レモン:2016/01/16(土) 23:27 ID:ZRo

「……」

嘘だ……。

きっと、渚は私に気を使っているんだろう。

「今、気ぃ使ってるんじゃないかって思ってるでしょ?」

「えっ!?」

驚いた様子の私に、渚はくすっといたずらっぽく笑う。

「図星なんだね?」

「……」

「…それと、ここまで言ったら気付くかもしれないけど……」

渚は、抱きしめる力を緩めた。

真剣な目で私を見つめる。

「茅野、好きです」

私の目に再び涙がたまる。

そんな私の顔に手を添えながら、渚は続ける。

「ずっと前から好きでした。そして、これからもそれは変わりません」

渚は私の顔から手を放した。

「付き合って下さい」

「……はい!」

私は涙を流しながら渚の胸に飛び込んだ。

そして、彼は言った。

ずっと、ずっとずっと前から、私が言って欲しかった言葉。

「大好き」

と。

「もう、離さないから」

「うん、絶対離さないで」

優しい夕日に照らされながら、愛おしくて幸せな気持ちに満たされていた。

怖いくらいに。

その恐怖をも喰らうように、私達は静かに唇を重ねた。


END

191:さな◆gw YELLOW DANCER:2016/01/17(日) 02:11 ID:pEg

レモン)小説書くのめっちゃ上手いじゃん!!面白いし!すごいねー

私も何か書こうかなぁ…リクエスト受け付けております!(あとでホワイトデーも書く)

192:レモン:2016/01/17(日) 12:17 ID:ZRo

さな)ありがとー♪
  

193:レモン:2016/01/17(日) 15:33 ID:ZRo

また思いついたから書くね!
今度は殺あぐ。
ちょっと……いや、かなりシリアスで死ネタだから、苦手な人は、ごめんなさい!

194:レモン:2016/01/17(日) 15:54 ID:ZRo

私はずっと、キミの事を思う。

永遠に―。

『傍にいて』

コツコツと足音を立てながら、私はいくつかのお墓の前を通り過ぎる。

「雪村あぐり」

墓石にはその名前が彫られていた。

「あぐり……」

私は小さくそうつぶやく。

そして、日本の墓には不釣り合いな赤いバラを一輪置く。

私の家には、バラが998本ある。

そのうちの一輪だけを持ってきていた。

逢いたくても、もう二度と逢えない。

私の最愛の人。

「……何度生まれ変わっても、あなたを愛します」

そんなつぶやきだけを残して「死神」は去って行った。

あぐりに一輪。自分に998本。

二人合わせて、999本。

999本のバラの花言葉は―。

「何度生まれ変わっても、あなたを愛します」

一番傍にいてほしいキミに。

私のたった一つの思いを―。

195:レモン:2016/01/17(日) 15:55 ID:ZRo

ごめんなさい……。

短いし、何か自分で書いておいて意味不明な文章だよね……。

196:夏凛:2016/01/17(日) 21:32 ID:QDc

いきなり入ってすみません!
みなさんすごいですね〜

197:夏凛:2016/01/17(日) 21:33 ID:QDc

レモンさん面白いです‼

198:夏凛:2016/01/17(日) 21:50 ID:QDc

あっ自己紹介します‼
名前:夏凛 もうすぐ中1 女子 一昨日まで受験生
好きなキャラは、速水凛香ちゃんです‼
好きな教科:英語 嫌いな教科:社会 得意教科:体育
みんなから言われることは(クラス内・陰組の番長 )
えー趣味は、存在感を消してみんなを驚かせる事
..........位です。
入ってもいいでしょうか?あっダメだったらいいんですけど...よる遅くてごめんなさい。(合格発表やっと出たので、書かせてもらいました。)荒らしとかじゃないのでよろしくお願いします。

199:杏◆LI:2016/01/17(日) 22:16 ID:tEw

夏凛いいよ〜!!杏です。よろしくね♪

200:杏◆LI:2016/01/17(日) 22:17 ID:tEw

レモン)よかったよ!!なんかみんながいつも書いてる系じゃないから新鮮!!あと大人の人の恋って感じがした!

201:刹那@ゲーマー:2016/01/17(日) 22:35 ID:96A

夏凛s)よろしく!(゚▽゚)/
刹那って呼んでね〜♪

202:さな◆gw YELLOW DANCER:2016/01/18(月) 00:25 ID:JDE

夏凛さん)よろしく!さなって読んでねー。私も速水さん好きだよ!受験お疲れ様!

203:夏凛:2016/01/18(月) 06:03 ID:QDc

杏さん、刹那さん、さなさん
ありがとうございます‼‼感動ですっ!(≧∇≦)/

204:レモン:2016/01/18(月) 16:49 ID:ZRo

杏&夏凛)ありがとう!

夏凛)よろしくね☆
   レモンって呼んで(^_^)/

205:夏凛:2016/01/18(月) 17:09 ID:QDc

おぉー(O_O)
レモンさん‼
また、次のお話期待してますっ!‼

206:杉野もどき:2016/01/18(月) 17:46 ID:QDc

こんちはー
えーと俺は、夏凛の結構親しいダチです
なんかおもしろそーなんで入れてくださーい('ー ' *)
えー好きなキャラは木村と矢田
名前の由来は、杉野に似てるってよく言われるから
夏凛とは、同じクラスでー それ以上は本人の前では言えない
ひとまず、木村に憧れてまーす
髪型も真似した('ー ' *)

207:杉野もどき:2016/01/18(月) 17:48 ID:QDc

夏凛のケータイ勝手につかってるんで、このこと夏凛には内密で〜('ー ' *)

208:さな◆gw YELLOW DANCER:2016/01/18(月) 18:09 ID:pEg

杉野もどきさん)よろしくね!さなって呼んでね。杉野って呼んでいい?w

209:夏凛:2016/01/18(月) 19:22 ID:QDc

さなさん)スミマセンっ。・°°・(>_<)・°°・。
うちのバカが勝手に書いて>_<
あっ多分杉野で大丈夫だと思います>_<

少し質問です‼小説の書き始めは、どうやって書いた方がいいんでしょうか?
単刀直入に話題に入った方がいいのか、なんか、「肌寒い季節になって〜」みたいのから始めた方がいいのでしょうか?
千速を書いてみようかと思いまして.....

210:刹那@ゲーマー◆Sc:2016/01/18(月) 21:17 ID:96A

セリフから書いてみたら?(^.^)ノ
何かと書きやすいよw
千速楽しみ〜♪♪Ю―(^▽^o) ♪

211:夏凛:2016/01/18(月) 21:38 ID:QDc

刹那さん)ありがとうございます‼
やってみます

212:夏凛:2016/01/18(月) 21:40 ID:QDc

刹那さん)ありがとうございます‼
やってみます(@_@)

213:夏凛:2016/01/18(月) 21:41 ID:QDc

あれ?ごめんなさい。2回書いちゃいました。・゜・(ノД`)・゜・。

214:レモン:2016/01/18(月) 22:17 ID:ZRo

杉野もどき)よろしくね☆

夏凛)ありがとう!
  楽しみにしていて(*^_^*)

215:レモン:2016/01/18(月) 23:08 ID:ZRo

明日か明後日……もしかしたらずっと先になるかもしれないけど、思いついたから書くね。

216:夏凛:2016/01/18(月) 23:35 ID:QDc

出来たー(≧∇≦)
はじめて小説書きます‼駄作ですが、良ければ読んでみてください。(千速が好きな方:キャラ崩壊してます。・゜・(ノД`)・゜・。)


速水さん視点
「思ってたより寒い.....。」
ニュースでも暖かいって言ってたし、家出た時はそんなに寒くなかったから大丈夫だと思って油断してた。
「手袋してくればよかった.....。」
今さら後悔してもしょうがないのだが。

千葉くん視点
朝のHR、1時間目と過ごして、何か違和感を感じた。速水の様子がおかしい。
HRでは、いつもより撃てていない。授業中も、いつもならきっちりノートを書いているのに、今日は全然書けていない。
「速水」
「ん?千葉?」
「調子でも悪いのか?」
風邪でもひいているのなら、無理しない方がいいだろう。
「いや別に。」
嘘をついているようには見えない。
じゃあなぜだ?もしかして......
ギュッ ーー。
「ちょ千葉⁉」
速水の顔がまっ赤になってる。なんか可愛い。
「手袋してこなかったから、手がかじかんでるんだろ。」
「別に.......。ニュースとかでも暖かいって言ってたから大丈夫だと思って。」
やっぱりそうだと思ったんだよな。朝来た時も手袋してなかったし。
「次、体育だろ。外寒いから手袋してけよ」
「でも....今日持ってきてないから...」
速水さん視点
「ほら。これ使え。」
千葉が渡してきたのは...
「手袋?」
「あぁ、手がかじかむだろ。それしとけば少しはましだ」
そりゃもちろんありがたいけど...
「千葉2つ持ってるの?」
「いや、持ってないけど。」
「それじゃ千葉の手がかじかむじゃない」
「俺は大丈夫だから。それに、肌荒れしたら困るだろ。速水は手も綺麗なんだから大事にしろよ」
自分でも顔が赤くなるのが分かる。さらっと言ったけど、「手も綺麗」なんて言われたらカン違いするじゃない...。
「......」
「もうみんな外行ってるぞ。俺たちも早く行こう。」
そう言って走っていく千葉。
「........バカ」
彼から借りた手袋を着けると、とても暖かかった。


うわー。・゜・(ノД`)・゜・。全然ダメだった。
最後とかスゴイ変ですね。終わり方わからなかった。
もうちょっと勉強しますね(T ^ T)

217:夏凛:2016/01/18(月) 23:36 ID:QDc

レモンさん)待ってます‼^ - ^

218:紫桜星杏@会計士(歯科衛生士):2016/01/19(火) 19:37 ID:tEw

夏凛)りんかのツンサイコ−!!

219:杏◆RLI:2016/01/19(火) 19:39 ID:tEw

杉野もどきよろしくね♪杏でーす

220:夏輝 美井薫☆天才暗殺者☆:2016/01/19(火) 20:13 ID:MaU

真凛さん杉野もどきさんよろしくね♪
みーかです!

221:夏凛:2016/01/19(火) 21:04 ID:QDc

紫桜星杏@会計士(歯科衛生士)さん)ありがとうございます‼
みーかさん)よろしくお願いします‼

222:紫檗佐南@書記◆o.:2016/01/19(火) 21:18 ID:pEg

夏凛)呼び捨て&タメでいいよー❗杉野のこと、了解ですd( ̄  ̄)
小説上手いよー!面白かったし!もっと自信持って大丈夫❗私は下手でござんすw

223:刹那@ゲーマー◆Sc:2016/01/19(火) 21:44 ID:ubI

小説書いていた頃が懐かしい〜(ゝω・´★)

224:夏凛:2016/01/19(火) 22:14 ID:QDc

刹那さん・さな?)ありがとうございます‼
さな?)呼び捨て&タメ...慣れてません(T ^ T)
同じクラスの女子でも、ほぼ全員さん、ちゃん付けだし、ほぼ丁寧語で話してるし、話す機会が少ない人には、全部敬語で話してるんです(T ^ T)
今、人生で初めて呼び捨てと言うものを使いました。ありがとうございますT^T

225:レモン:2016/01/19(火) 23:17 ID:ZRo

夏凛)めっちゃうまいじゃん! 自信持って!(*^_^*)

226:夏輝 美井薫☆天才暗殺者☆:2016/01/20(水) 07:12 ID:MaU

敬語使って人に言います♪
私はため&呼び捨ておっけーです!

227:杏◆LI:2016/01/20(水) 17:42 ID:tEw

夏凛)杏でいいよ〜

228:夏凛:2016/01/20(水) 19:03 ID:QDc

みなさんありがとうございますT^T

229:さな◆gw YELLOW DANCER:2016/01/20(水) 19:39 ID:pEg

夏凛)無理して使わなくても大丈夫だよ!夏凛が話しやすい喋り方で大丈夫!あ、
紫檗佐南@書記
って私ねwたまーに名前変わるけど、気にしないでねww

230:夏凛:2016/01/20(水) 20:20 ID:QDc

名前変わるんですね(O_O)

231:紫檗佐南@書記◆o.:2016/01/20(水) 20:48 ID:pEg

こっちの名前は母のスマホでやってる時、色付き名前は3DSでやってる時w

232:夏凛:2016/01/20(水) 21:36 ID:QDc

なるほど‼

233:紫惡死神@殺し屋:2016/01/20(水) 23:29 ID:FV.

期待のルーキー達がやって来た!!!

俺は小説引退だぜ!!!!

234:杏◆LI:2016/01/21(木) 18:14 ID:tEw

死神)引退するの!?

235:夏輝 美井薫☆天才暗殺者☆:2016/01/21(木) 18:42 ID:MaU

な、なんで!?
しかもいきなりですか!?
期待のルーキー達って?

236:かめ♪:2016/01/21(木) 20:25 ID:Qvk

死神)えっ!?やめちゃうの!?(;д;)
  寂しくなる。

237:紫惡死神@殺し屋:2016/01/21(木) 22:05 ID:FV.

ってか多分もう書かないと思うぜ(ネタが尽きた)まあ番外編は頑張ってみますかね

238:紫惡死神@殺し屋:2016/01/21(木) 22:06 ID:FV.

小説はたまに書いてほとんど雑談だなぁーーー

239:紫惡死神@殺し屋:2016/01/21(木) 22:07 ID:FV.

もうひとつの物語パート2くらいの俺の小説見てこよーっと

240:紫惡死神@殺し屋:2016/01/21(木) 22:32 ID:FV.

眠い...........zzzzzzzzz

241:レモン:2016/01/21(木) 22:52 ID:ZRo

私も眠い……。
基本、平日6時間睡眠だから……。

242:杏◆LI:2016/01/22(金) 20:54 ID:tEw

レモン)短いね....自分もほとんど変わらないけどww

243:刹那@ゲーマー:2016/01/22(金) 22:06 ID:ubI

私もそのくらい……www

244:りら☆:2016/01/22(金) 22:37 ID:n5E

……あの〜……


こんちはっ!!!じゃないなw
こんばんはっ!!
覚えてないよね!!
りらだよ!!…………ウザイねw
これからまた来始めようと思うんで、
どうぞよろしくお願いします!

245:紫惡死神@殺し屋:2016/01/22(金) 22:44 ID:fJM

お久しぶり!!!!!

246:りら☆◆Q2:2016/01/22(金) 22:48 ID:n5E

おぉー!
死神君だーー!!久しぶりっ!

247:刹那@ゲーマー:2016/01/23(土) 08:19 ID:ubI

りらー!久しぶりーーー!!!!
キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!

248:りら☆◆Q2:2016/01/23(土) 08:23 ID:n5E

刹那ぁぁぁあ!!!
久しぶりー!!!!

249:杏◆LI:2016/01/23(土) 10:07 ID:tEw

りらだ!!って言って杏のこと忘れられてたときだわwww

250:りら☆◆.c:2016/01/23(土) 10:45 ID:n5E

杏だ!!
忘れてないよ!!!
てか自分のこと覚えてたんだ!!

251:レモン:2016/01/23(土) 11:34 ID:ZRo

りら、私は初めましてかな?
レモンだよ!
Nice to meet you☆

252:りら☆◆Q2:2016/01/23(土) 13:24 ID:n5E

そうかも!!
レモン、よろしくね!
自分は中1で吹奏楽部に入っとるよ!
あと、広島に住んでまーす

253:レモン:2016/01/27(水) 20:38 ID:ZRo

りら)うん、よろしく^m^
   広島なんだ!

254:ギャルゲーの主人公:2016/02/14(日) 21:11 ID:D.A

あのー?できれば僕も入れてもらってもよろしいですか?(?ー?)

255:さな◆gw YELLOW DANCER:2016/02/14(日) 21:37 ID:pEg

ギャルゲーの主人公さん)どうぞ!軽い自己紹介をお願いします。

256:ギャルゲーの主人公:2016/02/14(日) 22:05 ID:D.A

ありがとうございます
小5で沖縄県です
好きなキャラクターは渚カエと速千です   よろしくお願いします!

257:ギャルゲーの主人公:2016/02/15(月) 07:25 ID:D.A

あのー
学校なので一旦抜けます
(×∀×)

258:杏◆RLI:2016/02/15(月) 18:44 ID:tEw

ギャルゲーの主人公さんよろしくね♪杏って呼んでね

259:ギャルゲーの主人公:2016/02/15(月) 21:23 ID:D.A

はい!!よろしくお願いします
それに僕は男です

260:夏輝 美井薫☆天才暗殺者☆:2016/02/16(火) 07:30 ID:092

ギャルゲーの主人公さんよろしくね!
みーかって呼んでね♪

261:ギャルゲーの主人公:2016/02/16(火) 18:57 ID:D.A

はい!みーかさんよろしくお願いします!

262:刹那:2016/02/16(火) 23:25 ID:5og

>>261s( `・ω・´)ノ ヨロシクー!
刹那って呼んでね☆ミ

263:あやや◆dA:2016/02/16(火) 23:30 ID:eyU

来てみた〜

264:ギャルゲーの主人公:2016/02/20(土) 19:57 ID:D.A

はい!よろしくお願いします利那さん

265:赤の軌跡◆5U:2016/03/06(日) 21:30 ID:BtA

なんか落ちかけてますね

266:さな◆gw YELLOW DANCER:2016/03/06(日) 22:05 ID:Y2Y

赤の騎跡さん)そうですね。入りますか?あと、リクエストありましたら、言って下さい。書きますので!

267:凪海:2016/03/07(月) 03:50 ID:NKE

はじめまして。
いつもはとあるサイトにいるのですが、誘われてきちゃいました。
私も「暗殺教室」好きです。
以後、よろしくお願いします♪( 'ω' و(و "

268:優莉☆:2016/03/07(月) 06:02 ID:Uxo

始めまして(o^u^o)小5女子で宮城県に住んでます。好きなキャラは、渚、カエデ、カルマ、速水、前原、磯貝、中村です☆良かったら、混ぜてもらってもいいでしょうか?

269:さな◆gw YELLOW DANCER:2016/03/07(月) 16:26 ID:OOQ

凪海さん)どうぞー!どなたから誘われたのですか?

優梨さん)どうぞー!

270:優莉☆:2016/03/07(月) 16:30 ID:Uxo

ありがとうございます(o´∀`o)タメ口でいいですかね?

271:凪海:2016/03/07(月) 16:38 ID:U4c

えーっと、KZという小説を知っていますか?
それの二次創作を書いているとあるサイトの人から、ここに来るように勧誘されたので来ました。
私が普段使っているサイトより、暗殺教室のスレッドが多かったので、なんとなく参加してみました。

よろしくお願いします(〃・д・) -д-))ペコリン

272:さな◆gw YELLOW DANCER:2016/03/07(月) 16:46 ID:OOQ

凪海さん)知っています!なるほどー、そうなんですね!質問ばかりで申し訳ないのですが、普段使っているサイトはなんというサイトですか?
あと、呼びタメOKですか?私はOKです♪

273:凪海:2016/03/07(月) 16:54 ID:U4c

>>272
あ、じゃあこっちも呼びタメオッケーということでok(´∪`d))

実は昨日、そのサイト名を出して書き込もうとしたら却下されちゃって…。
URLも却下されちゃったから、ヒントです。
ピアノを引いたら喉が渇いた。
ココアを飲もう。
森永の。
いや、ヒントっていうか、答え言っちゃったわw

274:杏◆RLI:2016/03/07(月) 18:03 ID:tEw

凪海)杏だよ!よろしくね♪

275:凪海:2016/03/07(月) 18:05 ID:U4c

杏さん、私は呼びタメOKです!
今後ともよろしく。

お詫び:さっきから雑談ばかりでごめんなさい!

276:夏輝 美井薫☆天才暗殺者☆:2016/03/07(月) 18:24 ID:Jqw

初めましての人!
よろしくお願いします!
みーかです!
気軽にみーかと呼んでね!
あと、ため呼び捨てOKです!

リクエストあったら、言ってね!
書くから♪

277:杏◆RLI:2016/03/07(月) 18:57 ID:tEw

凪海)杏もタメok

278:凪海:2016/03/07(月) 20:14 ID:U4c

私も小説書いてみよっかなぁ…。

279:さな◆gw YELLOW DANCER:2016/03/07(月) 21:21 ID:6CY

凪海)りょ!
ごめん、分かんない☆←うざっ!w
小説、もちろんOKだよ!楽しみにしてる、頑張って!

280:凪海:2016/03/07(月) 21:24 ID:U4c

さな) 大丈夫うざくないよ
ヒントは文字を縦に読むこと。
ちょっとしたいたずらです、はい。

じゃあ小説は1日に1回投稿するわ♪( 'ω' و(و "
((φ(~∇~*)カキカキ

281:凪海:2016/03/07(月) 21:54 ID:ORQ

ストーリーは5月くらい。だいたい集会の時間〜テストの時間の間。

1:転校生の時間
「おはよう」
朝のHR。何故か一番最初に烏間先生がやってきた。
殺せんせーはどうしたんだろう?
「突然だが、みんなに転校生を紹介する」
この時期にこの教室にやってくる転校生って…。
僕は茅野と顔を見合わせた。
教室へ入ってきたのは、男の子だった。
でもーー。
「なんか、渚に似てるね」
茅野の言葉に僕はうなずくしかなかった。
だって彼は長い髪をポニーテールにまとめていたから。
「はじまして、本郷海(ホンゴウ ウミ)といいます。よろしくお願いします」
教室中によく響く声だった。
「本郷さんの席は、カルマくんの隣、奥田さんの後ろだ」
「はい」
彼はスタスタと歩いていく。
なんか、自己紹介にしては短すぎない?
「烏間先生ー、殺せんせーはどうしたんすか?」
前原くんの言葉に、烏間先生は少し困った顔をしていた。
「実はな…」
どうやら、何か事情がありそうだった。


ここで切ります‼

282:凪海:2016/03/08(火) 23:58 ID:MCc

誰かいますか?

283:凪海:2016/03/09(水) 01:04 ID:MCc

>>281

職員室にて、今朝のことだった。
「暗殺、ですか…」
本郷海はポカンとした。
無理もないだろう、こんなご時世に中学生に暗殺任務を依頼するなど、ありえない話だ。
烏間はそう思いつつ、本郷に言った。
「その暗殺対象者がもうそろそろ来るはずだ」
言い終わらないうちに、校舎の外で激しい爆発にも似たような音が聞こえた。
「何ですか、あれは」
「あれが、暗殺対象者だ…」
職員室の窓がガラッと開き、そこから黄色い頭の超生物が現れた。
「ヌルフフフ。ようこそ、あなたが転校生の本郷海さ「ぎゃーーーーーーーー」
殺せんせーが言い終わらないうちに、本郷海は気絶してしまった…。

渚side
それって、つまり…。
「本郷さんは殺せんせーを見てびっくりして、気を失っちゃったってこと?」
カルマくんが答えを言った。
僕らは本郷さんを見た。
「は、恥ずかしい限りです…。まさか、あんな君の悪い生物がいたとは思わず…」
本郷さんは顔を真っ赤にしながら申し訳なさそうに言った。
僕が廊下に視線を走らせると、そこにはビッチ先生とハンカチを目にあてて涙をふきながら、本郷さんを見ている殺せんせーの姿があった。

284:杏◆RLI:2016/03/09(水) 16:34 ID:tEw

殺せんせいかわいそwww

285:刹那@ゲーマー◆Sc:2016/03/09(水) 16:37 ID:i6E

入った人達( `・ω・´)ノ ヨロシクー!

286:凪海:2016/03/09(水) 23:44 ID:3F.

>>285
刹那さん、よろしくです。
呼びタメokですよ〜。

287:凪海:2016/03/10(木) 00:23 ID:3F.

>>283

渚side

殺せんせーも気の毒だなぁ。
でも、あんな超生物を前にして気絶しないほうがおかしいか。
僕らはすっかり慣れちゃったし…。
「本郷さんがヤツに慣れるまでしばらく苦労すると思うがよろしく頼む」
「お願いします…」
本郷さんが深々と、僕らに頭を下げてきた。

本郷さんはその日一日中、殺せんせーを前にしてビクビクしながら過ごしていた。
僕らが呆れるくらいに…。
「あ、殺せんせーだ」
「え⁉」
体育の時間中。僕らナイフの訓練をしていた。
カルマくんは事あるごとに本郷さんをからかっている。
「なぁんて、ウッソー」
「や、やめてくださいよぉ! もう怖くて怖くて…」
「にしても、本郷。そんなに怖がることないと思うぞ?」
前原くんが本郷さんに向かってそう言った。
「殺せんせーは俺らに対しては危害を加えないって、政府と約束してんだから」
「ううっ、ですが…」
「次、本郷!」
「ふぇ⁉」
烏間先生から使命が入り、本郷さんは大慌てで先生の元へ走って行った。
本郷さんのナイフが烏間先生に当たるとは思えないから、きっとこれから個人的に指導するのだろう。

帰りのHR。殺せんせーは本郷さんの様子をうかがいながらHRをしている。
本郷さんは殺せんせーと目が会うたび、怯えている…。
いったい、こんな状況がいつまで続くのだろうか。
「それでは、今日の授業はここまで…」
重々しい雰囲気の中、僕らは殺せんせーに向かって頭を下げた。
「さような…」

ドビュシッ!

え…。
発砲、音?
僕は後ろを振り向いた。













本郷、さん?


長文すいません

288:凪海:2016/03/10(木) 23:41 ID:K3E

お詫び
私、今年受験生なのでたまにしか来られない場合があります。
ご了承ください。

289:杏◆RLI:2016/03/11(金) 20:52 ID:tEw

まさかの演技!?

290:杏◆RLI:2016/03/11(金) 20:52 ID:tEw

まさかの演技だったり!?

291:凪海:2016/03/11(金) 22:05 ID:BeE

>>287

渚side

本郷さんはゆっくりとした足どりで殺せんせーへと近づいていく。

本「初めからこのクラスに転校してくるつもりでやってきて、謎の超生物に怯えているフリをし続けたら騙されると思ってたんだけど、当たったみたいだね」

そう言って、廊下に視線を走らせる。僕らも自然とそちらへ目を向けた。
そこにいたのは、ビッチ先生。

本「イリーナ先輩が先に潜入してくれたおかげで、うまくできたよ」
茅「イリーナ先輩?」
不「ビッチ先生の事を先輩と呼ぶってことは、本郷さんは殺し屋なの?」

本郷さんは何も言わずに、呆然と立ち尽くしている殺せんせーに笑いかけた。
そして、そのまま腰にあるウェストバッグに手をやってファスナーを開く。
中から出てきたのは、折りたたまれた箱のようだった。

前「え⁉」

折りたたまれた箱は、どういう構造をしているのか。それはバッドのような物に組み立てられた。

本「さ、外で殺ろうか」

次の瞬間、窓ガラスの破裂音とともに殺せんせーが外へと吹っ飛ばされた!

292:杏◆RLI:2016/03/12(土) 09:56 ID:tEw

まさかの...ビッチ先生の後輩だったとわ

293:凪海:2016/03/13(日) 20:18 ID:hG.

入れたぁぁ!

294:凪海:2016/03/13(日) 21:45 ID:bog

入れない人もいるかもしれませんが、希望を持ってください!

そろそろ小説を更新しようかなぁ…。

295:凪海:2016/03/14(月) 00:17 ID:Xgs

>>291

殺「にゅやぁぁぁぁぁぁぁぁぁ‼」
皆「殺せんせー⁉」

僕は本郷さんを見た。
すでに彼は窓の外へと出ていた。

本「あはは。まっさかそーんなに飛ぶなんてね。びっくりしちゃったよ」
烏「なんの騒ぎだ!」

烏間先生が慌てた様子で教室へと駆け込んできた。
外の様子を見て、驚いた顔をする。
僕らは慌てて校舎の外へと出た。

ビ「本領発揮ってやつかしらね」
烏「イリーナ、お前は本郷さんの正体を知っていたのか⁉」
ビ「当たり前でしょ。といっても、ここ2年間音沙汰なしで行方不明扱いされていたんだけど。
彼は殺し屋で私の後輩でもあるのよ」

中学生で現役⁉
僕らと同い年で現役だなんて、信じられなかった。
それに、ビッチ先生の後輩だなんて…。
殺せんせーは必死になって本郷さんの攻撃を防いでいた。

本「まだまだ行くよー!」

本郷さんがナイフを振り上げた、そのとき。

ピュッ

皆「え?」

僕らの足元にはいつの間にか、1本のナイフが落ちていた。
おそらく、本郷さんが手にしていた…。

殺「ニュルフフフ、無駄ですねぇ」
本「あ、僕のバット!」
殺「はい、少しお借りしました」
矢「いったい、何が起きたの?」
カ「あー、なるほどね」

カルマくんだけはわかっているようだった。

カ「要するに、殺せんせーは本郷さんの持っているナイフめがけて、あのバットで打ったんだよ。よく
本郷さんの手に当たらなかったね」
殺「ぬるふふふ。うまく調整して打ちましたから」
本「へぇ、お前。そんなことまでできたんだ…」

本郷さんの口調が変わった。
どこか、さっきとまでは違う殺気を帯びて…。

ビ「やっちゃったわね」

ビッチ先生の言葉は不可思議だった。
いったい、何をやったというのだろう。

ビ「普段は制御しているって言ってるのに、どういうつもりかしら? せっかくストッパーの役割を担ってきた私の立場が潰れるじゃない」
本「はんっ。何が立場だ、イリーナ。だいたい、てめぇがあのタコを片付けていれば、俺たちが出ることもなかったってのによ…」

俺?
本郷さんの一人称は「僕」だったはず…。
それに「たち」って。

本「ま、いいや。別に海でなくとも、俺ならいくらでもヤツを殺せる糸口を作れるしな」

次の瞬間、僕の隣を風が走り抜けた。

茅「きゃっ」
渚「茅野!」
本「おい、タコすけ! この女を殺されたくなかったら、今すぐ俺の前に立て!」
殺「‼」

本郷さんはナイフを手にしながら、茅野の首にそのナイフを当てていた…。

296:あやや◆dA:2016/03/14(月) 06:31 ID:eyU

茅野ぉぉ〜!!

297:凪海:2016/03/14(月) 18:54 ID:BeE

>>295

本「ほら、早く来いよ! それともあれか、教師は普通に生徒を見捨てるってのか!?」

本郷さんがさっきまで放っていた殺気とは明らかに違う…。
本当に殺す気なのか!?

カ「本郷さんさー、怒り狂ってる最中悪いんだけど、そのナイフ。人間には通じないよ」

たしかにそうだった。
だって、本郷さんが持っているナイフは明らかに対先生ナイフだったのだから…。

本「はん! なめんなよ、赤羽。別にこんなチンケなナイフでも人を殺せるんだぜ? 例えば…」
渚「やめろっ!」
茅「ぐぐっ」

本郷さんは茅野の喉元に対先生ナイフを押し付けた。
これでは息ができなくなってしまう!

本「ハハッ。やっぱり楽しいなぁ、殺すってさ。海はそこら辺躊躇しまくってるから、めっちゃつまんないんだけどな…」

茅野が苦しそうに足をジタバタさせている。
なんとかして止めないと!
でも、どうやって⁉
そのとき歩き出したのは、ビッチ先生だった。

ビ「堕ちたものね、あなたも」
本「あぁ⁉」
ビ「確かに本郷海はビビり屋だけど、ヤるときはヤるわよ。それに比べて、カイ? あなたは相変わらず、壊すことでしか問題を解決しようとしないのね」
本「ん、だと…」

いったい、その会話にどんな意味が含まれているのか、僕らにはわからなかった。
ただ、事の成り行きを見守るより他はなかった…。

殺「本郷さん、あなたがどのような事情を持っているかは知りませんが、先生は生徒を見捨てたりしません。何故ならー」

触手が真っ直ぐ本郷さんのもとへ、いや茅野のもとへと向かう。

茅「きゃっ」
殺「何故なら、私はそのためにここへ来たのだから」
渚「茅野」

殺せんせーの触手が茅野を助けてくれたんだ。
茅野はゆっくりと地面に下ろされる。
僕はホッとして胸をなでおろした。

本「うるさい、うるさい、黙れ黙れ…。殺さなくちゃいけないんだ。でないと、やがてあいつが来る。あいつが来たら、もう元には戻れない」

あいつ?
本郷さんの様子がおかしい。

ビ「落ち着きなさい、カイ。あなたの役目は終わったわ。しばらくは海に任せて、引っ込んでなさい」

まるでそれが魔法の呪文でもあるかのように、ゆっくりと本郷さんは倒れた…。


おかしな終わり方でごめんなさい。
まだ続きますよ。

298:夏輝 美井薫☆天才暗殺者☆:2016/03/14(月) 19:15 ID:Jqw

…うん、すごいよね!
おもしろい!凪海さんがんばれ!!

あ…誰でもいいのでリクエストください。
短編でも長編でもいいので。
お願いいたします!

299:凪海:2016/03/14(月) 19:40 ID:SNo

みーか、ありがと。

私は恋愛系を読みたいなぁ。
渚カエ成就(ようするに付き合ってる)話を読みたい////

300:夏輝 美井薫☆天才暗殺者☆:2016/03/14(月) 19:54 ID:Jqw

凪海(呼び捨てでいくね!)
りょーかい!書くねー!

301:夏輝 美井薫☆天才暗殺者☆:2016/03/14(月) 20:52 ID:Jqw

渚カエ(凪海リクエスト小説)

今日は、土曜日。

「デートに遅れちゃうじゃん!!」

茅野 カエデは、デートの日で急いでいたところ。そのデートの相手はもちろん…。

茅野「また渚がナンパされちゃう!」

そう潮田 渚だ。
前にもデート(お出かけ)に誘ったけど、見知らぬ高校生に…絡まれていた。
もちろん助けに行ったけど…
「こんなチビに用はねぇ」
と、言われしまった。
さすがに茅野はキレてしまい、カルマほどではないがボッコボコにしてしまったのだ。

茅野「この前は、女の子を魅せられなかったから!!リベンジ!」

デート(お出かけ)の帰りに茅野が告白した。そして"OK"してくれたので付き合うことに…!

茅野「…よし!これでいいかな!」

バタバタ

パタン…

タッタッタッ

茅野「はあっ…えっと…ここだよね?」

着いたよ、という電話をするために(メールじゃ渚が見ないかもしれない)携帯を出す。

ザワザワ

茅野「…あ、渚?着いたよ」

渚『茅野?あ、僕も着くからちょっと待ってて』

茅野「うん!」

「なー、お嬢ちゃん。暇?」

茅野「…(やっぱりね)暇じゃない。約束があるから」

話しかけてきた高校生を茅野は睨む。

「威勢がいいこと。おい、ヤローども。連れてくぞ」

そうリーダーみたいな人が命令すると一気に茅野は囲まれた。

茅野「え!?」

さすがに驚いてしまった。『これじゃあ、逃げられない』そう思った。

腕を捕まれて車までつれてかれる。
修学旅行と同じ感じになってしまっていた。

「早く歩けよ」

茅野「ちょっ、放して!!」

「ちっ、早くしろよ!!」

リーダーは手を振り上げて叩こうと降り下ろした。でもその瞬間!

パシッ

茅野「!?え?」

「ああ?誰だ、テメー?」

助けたのは他でもない。

「僕の彼女に…何してるんですか?」

渚だった。

茅野「渚!」

「はぁ?彼氏か?お前。女みてーだな」

渚「僕を甘く見ないほうが、身のためですよ」

そういうと渚はリーダーに近づいた。
そして…

パアアアンッ

「ぐっ!な"っに"!?」

バタンッ

「リーダー!?クッソ!覚えてろ!」

高校生達は逃げていった。
渚が何をしたのか、というと…簡単だ。
"猫だまし"をしたのだ。
その猫だましでリーダーは倒れて一瞬で決着がついたのだ。

茅野「ありがとう…渚」

渚「え?…あー、別にいいよ。女子を守るのは男子の役目!」

茅野「…うん、そうだね」

渚「そうだ、ここのカフェ入らない?」

茅野「?…!ここって!」

渚「そうだよ、茅野が好きなプリンの種類がたくさんあるカフェ」

茅野「やったぁ!」

プリンが食べられる!と喜ぶ茅野を見て渚はクスッと笑う。

茅野「はむっ!ん〜!おいしいー!」

渚「…良かった、喜んでくれてさ」

茅野「?あれ、渚は食べないの?」

茅野は、渚が紅茶しか頼んでないのに不審に思った。

渚「えっ、あっ、うん。お腹すいてなくてさ」

そういってももう時刻は12:30さすがにおかしい…と茅野は考えた。

茅野「いや、嘘だね。体調でも悪いの?」

渚「いや…違うけど…?」

茅野は、どんどん顔を近づけていった。

茅野「本当?」

渚「うん…大丈夫だよ。あ、そうだ」

ゴソゴソ

茅野「?」

急に渚は、思い出したように鞄からあるものを取り出した。

渚「はい、茅野」

茅野「…これって?」

渚「クッキーだよ、何回か失敗して作り直してて…」

苦笑いしながら、渚は茅野にクッキーを渡した。茅野は気づいた。
『どうしてプリンを食べてなかったのか』を。
もしかしたら失敗したクッキーを食べていたのではないか、と。

茅野「…ありがとう」

茅野は下を向いてしまった。

渚「…茅野、顔あげてくれるかな?」

茅野「?」

左は壁。右にはメニュー。
まるで盾になっていた。

顔あげた瞬間、渚は一気に茅野との距離を縮めた。そして…。

グイッ

茅野「!!////////」

チュッ

渚「…今日のお礼」

茅野「急すぎるよ」

渚「ごめんごめん、また行こうね」

茅野「もちろん!」

その和やかのフインキの裏には、ゲスい殺せんせーがいたことを知るのは…また後日のことだった。

殺せんせー「くっついてる!くっついてる!にゅや!見えない!あのメニュー邪魔!」

302:夏輝 美井薫☆天才暗殺者☆:2016/03/14(月) 20:52 ID:Jqw

なんか、長くなっていろいろカットしました。申し訳ありませんでした!

303:凪海:2016/03/14(月) 21:25 ID:SNo

みーか、ありがと!
めっちゃドキドキしたwww

てか、「メニューが邪魔だ」と言っている殺せんせーこそ、むっちゃ邪魔だわww

304:凪海:2016/03/14(月) 22:51 ID:0cw

>>297

本郷さんは気絶したまま、目を覚まさなかった。
大丈夫なのだろうか。

ビ「渚、そんなに心配しなくても、海はすぐに目を覚ますわよ」

ビッチ先生はのんきにバナナを食べていた。

渚「茅野は平気?」
茅「全然大丈夫だよ」

さっきまで、茅野は殺せんせーに手厚く(?)看病されていたんだけど、どうやら大丈夫そうなのでホッとした。

カ「にしても、あの豹変ぶりはなんだったんだろうねぇ。ねぇ、ビッチ先生」
ビ「何よ、カルマ」
カ「先生はさっきさぁ、本郷のことをウミって言ったり、カイって言ったりしてたよね。あれ、どういう意味?」

ビッチ先生はカルマくんの言葉に、どう返事をすればいいのか迷っているようだった。

ビ「一言で言い表すなら、海(うみ)は二重人格者。自分の中にもう1人、男性としての意識であるカイがいるのよ」
片「ちょっと待ってよ、ビッチ先生。男性としての意識って何? 本郷くんは男子なんじゃないの?」
ビ「何言ってーーあ、そっか。あの子、男子として転入してきたのね。どおりで男子の制服なわけだわ」
皆「はぁ⁉」

みんなはひどく驚いたように声をあげた。

茅「って、渚もカルマくんも驚かないんだね…」
中「まさか気づいてたの?」
カ「え、逆に気づかなかったの? てか、渚くんがわかってたとは思わなかった」
渚「え、だって、本郷さん。どう見たって女子じゃないの?」
中「あー、同族だから渚ちゃんはわかったのね」
渚「中村さん、それどういう意味⁉」
本「ううっ…」

本郷さんがうめき声をあげた。
どうやら目を覚ましたみたいだ。

本「あれ、みなさんお揃いで…」

それから視線を泳がせて、茅野に目を止めた瞬間!

本「わわっ、茅野さん! ごめんなさい、先ほどは失礼をいたしました!」

本郷さんはガバリと起き上がると、茅野に向かって土下座をした。

茅「え⁉ えっと、大丈夫だよ…」
本「カイが余計なことをして、ごめんなさい。あいつ、ケンカっぱやいからすぐにああいうことをしちゃうんだ。本当にごめんなさい」
茅「だから大丈夫だってば」

2人はどうやら仲直りできるみたいだ。
僕はホッとした。

茅「えっと、本郷さん? あの、もう気にしてないから…その代わり、下の名前で読んでも構わない?」
本「はぁ、別に構いませんが」
倉「やったぁ、ナイスだよ。カエデちゃん。私も下の名前で呼ぶ! 倉橋陽菜乃、陽菜乃って呼んで! よろしくね、海ちゃん」

倉橋さんに海ちゃんと呼ばれた瞬間、本郷さんはかたまった。

本「えっと、どこまで知って…?」
ビ「あなたが女子だって、私がバラしちゃったわよ。あなたもいつまでも優等生ヅラしてないで、素にもどりなさい」
本「なぁんだ、バラしちゃったんだ…」

本郷さんの雰囲気が、またガラリと変わった。
これが殺し屋なのだと、僕は実感せざるを得なかった。

海「改めまして、こんにちは。本郷海です! 一応女子だけど、仕事上、男装をしています。気安く下の名前で呼んでください!」

本郷海は、そう言って僕らに微笑みかけた。

3年E組は暗殺教室、新たな仲間も増え、始業のベルは明日も鳴る。

。.:♦♥♦:.。。.:♦♥♦:.。。.:♦♥♦:.。。.:♦♥♦:.。。.:♦♥♦:.。。.:♦♥♦:.。。.:♦♥♦:.。
転校生の時間はこれにて終了!
ここからはやや本編と同じ進行で行く予定だから、興味がなかったらスルーしてください❗

305:あやや◆dA:2016/03/14(月) 22:53 ID:eyU

殺せんせーww
渚カエキスきたー!!

306:あやや◆dA:2016/03/14(月) 22:54 ID:eyU

あ、書き込むとこ間違えた!
ごめん!

307:凪海:2016/03/14(月) 22:57 ID:0cw

>>305,306

ちょっと笑えた。
大丈夫だよ、気にしないで(^^♪

308:あやや◆dA:2016/03/14(月) 22:57 ID:eyU

>>305は、>>301に対するコメねw

309:凪海:2016/03/14(月) 22:58 ID:0cw

うん。
確かにあのシーンはよかった////

310:あやや◆dA:2016/03/14(月) 22:58 ID:eyU

中村さんのいじり好きだなwやっぱw

311:凪海:2016/03/14(月) 23:03 ID:0cw

なんか、一生実現しなさそうだけど、中村莉桜×カルマとか見たいわ。

そういや、誰か暗殺教室のアニメの公式サイト行った?

312:凪海:2016/03/14(月) 23:07 ID:0cw

>>311

311に補足。
あややさんの「茅野に恋する男子」も続きがめっちゃ気になってる!

313:あやや◆dA:2016/03/14(月) 23:14 ID:eyU

あ!ありがとう!

314:凪海:2016/03/14(月) 23:15 ID:0cw

ヾノ≧∀≦)イエイエ!

315:凪海:2016/03/15(火) 00:28 ID:2bc

>>304

テストの時間

渚side

もうすぐ中間テストだ。
3年E組は今日から「高速強化テスト勉強」という授業が加えられた。
殺せんせーがマンツーマンで僕らに勉強を教えてくれるんだ。
それにしても、疲れた…。

渚「あ」

職員室の前を通りかかったとき、視界に職員室の中が入った。
あの人。間違いない、理事長だ。
どうしてこんなところへ?
それに、殺せんせーと烏間先生、ビッチ先生まで。

理「なんとも悲しいおかたですね。世界を救うつもりが世界を滅ぼす巨悪と成り果ててしまうとは」

救う…滅ぼす?
いったい、なんの話をしているんだろう。

理「仮にあなたを殺せた後の学校の未来ですが、率直に言いますとこのE組はこのままでなくては困ります。我が校の目標は95%の働き者と5%の怠け者がいる集団です。
実はこの前、D組の担任から苦情がきまして。E組の生徒がD組の生徒に『殺すぞ』と脅したそうです」

うっ…。
この前の集会後、かつてのクラスメイトが「殺すぞ」と言ってきたから、つい…。
「殺す気なんか、ないくせに」
と、言ってしまったんだった…。

理「殺せんせー、1秒以内に解いてください」

理事長が殺せんせーに投げ渡したのは、知恵の輪だった。

殺「にゅやっ、いきなり!」

1秒経過…。
殺せんせーは触手同士をからめまくって、倒れていた。
なんてザマだ‼

理「殺せんせー、この世界ではスピードだけでは解決しない問題もあるんですよ」

そう言って、理事長は職員室をあとにしようとする。
まずい、どこにも隠れる場所がない!
僕は慌てて職員室から背中を向けた。

理「やぁ、中間テスト、期待してるよ。頑張りなさい」
渚「…………」

理事長の、とても渇いた「頑張りなさい」は、僕を一瞬で暗殺者からエンドのE組へと突き落とした…。

316:凪海:2016/03/16(水) 02:23 ID:.vc

>>315

次の日、殺せんせーの分身が増えていた…。

茅「どうしたの、殺せんせー? なんか気合い入りすぎじゃない?」
殺「にゅ? そんなことありませんよ」

昨日の理事長の言葉を思い出す…。

理「この世界ではスピードだけでは解決しない問題もあるんですよ」

…………。
授業終了のチャイムがなったと同時に、殺せんせーの分身が消え去った。

殺「ぜーはー、ぜーはー」

殺せんせーは息を切らして、うちわであおいでいた。

前「どうしてそこまでして、俺らの成績をあげたいのかね」
殺「だってそうすれば、皆さんは先生のおかげで成績が上がったと喜んでくれますし、その噂を聞きつけて近所の巨乳女子大生が勉強を教えて欲しいとやってくるかもしれません。先生にはいいことづくめですから…ヌルフフフ」
岡島「いーや、成績は今のままでもいいよな」
中「どうせうちら、エンドのE組だもんね」
殺「……そういう考え方をしますか」


殺せんせーはすっくと立ち上がった。
もしかして、怒ってるのだろうか。

殺「全員、校庭にでなさい。それから烏間先生とイリーナ先生も呼んでください」

僕らは殺せんせーに言われた通り、校庭にでてきた。

前「どーしたんだ、殺せんせーのやつ」
中「何か急に怒ったよね」

殺「イリーナ先生」
ビ「何よ」
殺「プロの殺し屋として伺いますが、あなたは仕事をするとき、用意する作戦は1つですか?」
ビ「…いいえ、プランなんて予定通りにいくことの方が少ないわ。より綿密に予備のプランを立てておくことが暗殺の基本よ」
殺「では次に、烏間先生。ナイフ術を生徒に教えるとき、重要なのは第一撃だけですか?」
烏「…第一撃はもちろん最重要だが、その後の第二撃、第三撃をいかに高精度に繰り出すかで勝敗が決まる」

何が言いたいんだろう、殺せんせーは。

殺「先生方がおっしゃるように、自信の持てる次の手があるから自信に満ちた暗殺ができる。対して君たちはどうでしょう。『自分たちには暗殺があるから別にいい』と思っている。
そんな危うい君たちに先生からアドバイスです。

第二の刃を持たざるものは暗殺者の資格なし!!」
皆「わぁぁぁぁぁ!」

風が、強い!!
殺せんせーは校庭の真ん中でくるくるまわりながら、竜巻を起こしていた。
やがて、とまった。

殺「校庭にでこぼこが多かったので、手入れしました。私は地球を滅ぼせる調整物なので、この工程を平らにするなど、たやすいことです。もしも君たちが第二の刃を示せなければ、ここに私を殺せる暗殺者をいないと見なし、校舎を平らにして先生は去ります」
渚「第二の刃、いつまでに…」
殺「明日です、明日の中間テストで全員50位以内に入りなさい!」

え⁉

。.:♦♥♦:.。。.:♦♥♦:.。。.:♦♥♦:.。。.:♦♥♦:.。。.:♦♥♦:.。。.:♦♥♦:.。。.:♦♥♦:.。

本当に申し訳ない。同時進行をさせるために漫画の再現をしまくってます…。
どうしてもやりたい展開があるので、すいません…。

317:凪海:2016/03/16(水) 22:04 ID:1ak

>>316のやつ。
超生物じゃなくて、調整物になってる!
ごめんなさい‼‼

318:みーか:2016/03/19(土) 00:55 ID:9ZU

もっと面白く書けよ

319:凪海:2016/03/19(土) 02:49 ID:/qM

>>318に注意を受けてしまったので、うーん。少し端折りますか。

>>316

中間テストは、見事に理事長の妨害を受け、惨敗してしまった。
どうやらE組も僕らには知らされずに試験範囲が変わってしまったそうで。
どうしよう、殺せんせーは僕らが全員50位以内に入らないと、校舎を破壊して出て行くと言っていた。
僕らは不安で仕方なかった。

殺「先生の責任です…。君たちに顔向けできません」

え?
僕は顔をあげて殺せんせーを見た。
殺せんせーはひどく落ち込んでいるようで、僕らとは反対の方向。つまり、黒板の方を向いて立っている。
その時だった。

殺「にゅやっ!」

かつん
落ちたのは、対せんせーナイフだった。

カ「いいのぉ? 顔向けできなかったら、俺が殺しにくんのも見えないよ」
殺「カルマくん! 先生は今、落ち込んで…⁉」

ばらまかれた、カルマくんの解答用紙。

カ「俺、範囲変わっても関係ないし」
磯「数学100点⁉」

しかも学年4位!

カ「俺の成績に合わせてさぁ、あんたが余計な範囲まで教えたから対処できたんだ。それに、俺だけじゃないよ」

カルマくんの視線が後ろへ向く。
海さん。

海「いやいや、僕は大したことないよ。カルマに比べたら…さぁ」

カルマくんがひょいっと海から解答用紙を奪った。

海「ちょ⁉」
カ「ほぅら、クラス順位7番。上等じゃね?」
渚「でも、どうして?」
海「…まぁ、僕は僕で問題を解いているうちに気付いたら範囲外になってたんだけどね。ねぇ、殺せんせー」
殺「?」

海はゆっくりとした足取りで殺せんせーに近づいた。

海「僕は殺し屋だけど、勉強の楽しみを教えてくれた先生には感謝してるつもり。だからさ、期末はもっと頑張れるよ」
カ「俺は俺でこのクラス、出る気ないよ? こっちのクラスの方が断然楽しいし。で、そっちは? 全員50位以内に入んなかったって言って、ここから尻尾巻いて逃げちゃうの? それって結局さぁ、殺されんのが怖いだけなんじゃないの?」

僕は思わず笑いが漏れた。
周囲でも、「なんだぁ、怖かったのか」とか「正直に言えばよかったのにぃ」と言う言葉が広がっていた。
海もクスクス笑っていた。その目にはいたずらっぽい光があった。

殺「逃げるわけではありません! こうなったら、期末テストであいつらに倍返しでリベンジです!」
海「おぉ、大きく出たね」

今回の標的は手強かったけど、今度こそはと僕らは決意を新たにした。

320:夏輝 美井薫☆天才暗殺者☆:2016/03/19(土) 09:08 ID:Jqw

あーー!!
318のみーか!!
そんなに面白くないなら、自分で書いてみなっていう話になるのでは?

凪海、おもしろいよ♪
318は、私じゃないから、安心してね♪

321:あ:2016/03/19(土) 12:52 ID:9ZU

322:凪海:2016/03/19(土) 19:42 ID:PEg

>>320
えーっと、漢字の方のみーか。
全然気にしてないから平気だよ。
君ではないというのは、1発でわかったし!
それから本当にごめん!!
本当に、どうしてもやりたい展開があるんだ。だから退屈かもしれないけど、最後まで付き合ってください。
よろしくお願いします。

323:葉月 美桜(夏輝 美井薫):2016/03/19(土) 19:56 ID:Jqw

うん、凪海の小説は毎回楽しませてもらってる!
つまんなくないよ!つまんないのは私のほうかも…?

324:凪海:2016/03/19(土) 20:01 ID:2bc

そんなことない!!
渚カエのリク、答えてくれてありがとう!

325:葉月 美桜(夏輝 美井薫):2016/03/19(土) 20:19 ID:Jqw

凪海、いえいえ!
小説…というか、お話考えるのが大好きなんだ!

326:凪海:2016/03/19(土) 22:52 ID:hG.

>>325
それわかる!

327:凪海:2016/03/27(日) 10:25 ID:UX.

お久しぶりです!
・*:..。o○☼*゚・*:..。o○☼*゚・*:..。o○☼*゚・*:..。o○☼*゚・*:..。o○☼*゚・*:..。o○☼*゚・*:..。o○☼*゚・*:..
>>319

修学旅行先の京都で、不良にさらわれた茅野と神崎を助けた、その日の夜。旅館での会話からスタートです。

片「好きな人?」
中「そう、こういう時はそういう話で盛り上がるもんでしょ?」
倉「はーい、私は烏間先生ー!」
中「はいはい、そういうのはみんなそうでしょ。クラスの男子だったら例えばって話」
倉「えー」

女子の部屋では好きな男子に関する話で盛り上がっていた。
磯貝がかっこいいんじゃないか、とか。前原もいいよね、などなど。カルマに関しては「素行さえよけりゃね」という話になっていた。

海「みんな何してんの?」

そこへ風呂から上がってきた海がやってきた。
中村はひどく驚いたような顔をしながら大声で、

中「何故に男子が女子部屋に来る!?」
海「え!? ちょっと待ってよ」
中「あはは、ウソウソ。海が女子だってことはみんなわかってるから」
海「あー、ビビったぁ…」
茅「ねぇねぇ、海は好きな子とかいないの? クラスじゃなくてもさ、ビッチ先生の後輩だからハニートラップとかちょっとかじってるでしょ?」
海「いやぁ、私はそんなにハニートラップは得意分野じゃないんだよね」
矢「気になった人とか、世界に1人くらいはいたでしょ?」
海「うーん…。ほとんど大人を相手にしてたからなぁ…、同い年とか近い年の人と接点なんてほぼなかったし」
倉「じゃあさ、クラスの男子は?」
中「世界でいなかったら、クラスだよね。気になる男子、いる?」
海「いきなりそれ⁉ うーん…、あっ。でもいたわ。世界を渡り歩いて1人だけだけど、好きになった子」
茅「誰だれ⁉」

女子はみんな、興味津々で海の次の言葉を待った。

海「私が小6くらいの頃かな。ちょうどその日は夏の時期だったんだけどさ、久しぶりに日本に戻ってきたんだ。たまたま公園にいたら、そこで仲良くなった同い年がいたんだ。本当に一時の出会いだったんだけど、その時だけ。自分が殺し屋だってこと、忘れられたなぁ…」

何故かしんみりした空気になってしまった。

海「なぁんてね。ところでさ、有希子はいないの? 好きな人」
神「え、私? 特には…」
茅「えぇ? 本当かなぁ?」

茅野を筆頭にして、神崎をいじり始めた。
そこへビッチ先生が入ってくる。

ビ「おーい、ガキども。どうせ夜通しおしゃべりすんでしょ、あんまり騒ぐんじゃないわよ」
矢「ねぇねぇ、ビッチ先生の仕事の話聞きたい!」
ビ「何よいきなり」
倉「普段の授業よりタメになりそう!」
ビ「なんですって⁉」

女子部屋では、これからビッチ先生の仕事の話で盛り上がろうとしていた。
一方、男子部屋では。

前「やっぱ、1位は神崎か」
三「てか、何気に海が2位ってところが驚き」
岡「いやぁ、まさかの女子っていうギャップがねぇ…」

岡島はニヤニヤしながら「女子で気になる子ランキング」に見入っていた。

前「この前、海を口説こうとしたらさ、たった一言。『じゃあねー』って手ぇ振られたわ。逃げ方がうまいのなんのって」
杉「すげぇな」

誰が誰に入れたという話になり、そこへカルマが加わって、さらに盛り上がった。
そして、そろそろ話が出尽くした頃…。

磯「じゃ、みんな。このことは男子の秘密な。バレたくない奴が大半だろうし…」
皆「あ」

男子全員の視線の先。そこには殺せんせーの姿が!
襖がパタンと閉まる…。

前「メモって逃げやがった! 殺せ!」

結局は暗殺になってしまう、3年E組の修学旅行だった。

328:凪海:2016/03/27(日) 16:39 ID:iRk

>>327

渚side

渚「そういえば今日から転校生が来るんだよね」

修学旅行も終わり、今日からまた学校。
僕は朝の登校中に杉野に転校生のことについて話していた。

杉「な、どんな奴なんだろうな」
岡「そのことなんだけどよー、俺。烏間先生に昨日、写真とかないですかってメールしたのよ。そしたらこれが返ってきた」

スマホの画面に表示されたのは紫色の髪の女の子だった。

杉「うおっ、女子か⁉」
海「おはよー」
岡「……いや、もしかしたら男子かもしれねぇぞ」
海「なんの話?」

首をかしげる海に僕は苦笑しながら校舎に入った。
教室のドアを開けると…。

杉「なんだ、あの黒いの…」

原さんの席の後ろにいた…というよりあったのは、紫色の髪の女の子ではなく、黒くて大きな箱だった。
起動音がした瞬間、画面と思われる場所から人の顔が表示された。

?「おはようございます、みなさん」

機械的な声、紫色の髪、まっすぐ前を向いている瞳…。
もしかして…。

?「はじめまして、今日から転校する自律思考固定砲台といいます」
杉「そうきたか!」

朝のホームルーム。

烏「ノ、ノルウェーから転校してきた…、自律思考固定砲台さんだ」

転校生はまさかの、機械だった。
しかも烏間先生の話によると、彼女は立派な生徒であるため、殺せんせーは彼女に危害を加えることは不可能らしい。

殺「自律思考固定砲台さん、あなたを歓迎します」
砲台「よろしくお願いします」

そして、その日の授業のことだった。
ガチャン、ガチャン!
授業中に不可解な音が鳴り響いた。
明らかに後ろから…。
そっと振り向くと、自律思考固定砲台が銃を展開していた!

渚「何あれ!」
杉「かっけー!」
砲台「攻撃を開始します」

対せんせーBB弾が、その銃口から発射された!!

殺「ショットガン4門、機関銃2門! ここの生徒は当たり前にやっています。それから、授業中の発砲は禁止ですよ」

殺せんせーは相変わらず器用に攻撃を避けながら、挙句、チョークでBB弾をはじいた。

砲台「気をつけます。それでは、次の攻撃に入ります」

ぜ、全然話を聞いていない。
というよりも、理解していないのかも…。
再び発射される対せんせーBB弾!
やっぱり殺せんせーは器用に避ける。
そして、再びチョークで…。

皆「!?」

殺せんせーの指が吹っ飛ばされた!
黒板にベタリとついた、殺せんせーの指の残骸…。

砲台「左指先の破壊を確認。次の射撃で殺せる確率0.001%未満。次の次の射撃で殺せる確率0.003%未満。卒業までに殺せる確率、90%以上」
殺「にゅぅ…」

やっぱり転校生は、ただ者じゃない。
一方で、律の隣に座っている海は、平然とした顔をしていた。
まるで、興味もなさそうな、そんな顔だった。

329:凪海:2016/03/27(日) 23:00 ID:2bc

>>328

結局、機械仕掛けの転校生の暗殺は、1日中続いたのだった。
ちなみに、転がった対せんせーBB弾は僕らが片付ける羽目に…。
そして、次の日。

砲台「殺せんせー、これでは銃を展開できません。拘束を解いてください」

自律思考固定砲台さんはガムテでぐるぐる巻きにされていた。

殺「そう言われましてもねぇ」
砲台「これは明らかに私への危害とお見受けしますが…」
寺「ちげぇよ」

ガムテを投げたのは、寺坂くんだった。

寺「やったのは俺だよ。どう考えたって授業の邪魔だろ。常識くらい、身につけてから来いよ、ポンコツ」
管「ま、機械にはわからないよ、常識は」
原「授業終わったらちゃんと解いてあげるから」

その日の授業は、安心して受けることができたんだけど…。
自律思考固定砲台さん、大丈夫かな。

渚「なんて、そんな心配いらなかったかも」
砲台「おはようございます、皆さん!」
杉「えぇ⁉」

ビジュアルが、大幅に変わっていた…。
いったい何があったのやら。

殺「実は昨夜、少し彼女をいじらせて…もとい性能アップさせてみました。あ、ちなみに彼女の殺意はいじっていませんのでご安心ください。彼女がいれば暗殺の幅は格段に上がるでしょう」
不「ねぇ、自律思考固定砲台ってさ、なんか長くない?」
原「たしかにそうねぇ」
不「自律……………あ! 律はどう?」
千「安直だな」
不「えぇ⁉ かわいいよー」
前「お前はどうなんだ?」
砲台「………では、律とお呼びください」

律を中心に、休み時間は賑わっていた。

岡野「すごーい」

机の上にはミロのヴィーナスが置かれていた。
実はこれ、律が自分の中でプログラミングして作ったらしい。
いくらなんでもすごすぎる!

矢「花とかも作れる?」
律「いえ。では、花のデータ収集をしておきます…あ、王手です、千葉くん」
千「さ、3局目でもう勝てなくなった…」

1人…もとい1台で数人を相手をしている。
器用すぎる…。

ガタッ

椅子を引く音が聞こえた。
海だった。

渚「どうしたの、海」
海「ううん、別に。ただ、最初は機械を転校生にするなんてって、ちょっと呆れてたけど、仲良くなれそう」
律「あ、えっと…」
海「律、私のことは海でいいよ」

律は少し驚いたような顔をした。

律「はい。では海さん。ちょっと質問をよろしいでしょうか。2点なんですが」
海「? いいけど」
律「では、まずは1点目。海さんはもう1人の転校生暗殺者なのですが?」
海「…いやま、転校生暗殺者だけど、私は招かれざる客みたいなもんだよ」
皆「⁉」

何、それ。

海「なぁんてね。で、次は?」

僕らが海を質問攻めしようとした時、海はそれを察したのか急いで会話を次に持っていった。

律「はい。では、2点目。あなたから微弱な電波を感じるのですが…これはいったい?」

微弱な、電波?

渚「携帯とかじゃなくて?」
律「はい。全く違います」
海「……あ、もしかしてあれかも」



海「いやぁ、実は今日、シリアル食べてたんだけどさ寝ぼけてて。たぶんICチップを飲み込んじゃった可能性が…」
皆「はぁ⁉」
海「まぁ、大したデータ入ってなかったし。別にいいんだけどね」

海はケラケラ笑いながら教室をでていった。

330:凪海:2016/03/28(月) 10:51 ID:q4o

暗殺教室アニメ第2期2クール目のPVが公式HPにて公開されました。

331:凪海:2016/03/28(月) 15:39 ID:tbc

>>329

その夜。

科学者「なんてことだ」
律「こんばんはマスター。お陰様で楽しい学園生活を送らせていただいています」
科「今すぐダウングレードだ。暗殺に必要な知識だけにするんだ」
律「あ…」

渚side

律が転校してきたばかりの無表情な顔に戻っていた…。

律「おはようございます、みなさん」
烏「今後は性能アップも危害とみなすそうだ。それから、君らもだ」

指名されたのは寺坂くんたち。

烏「壊れでもしたら賠償を請求すると言ってきた」

寺坂くんの舌打ちが聞こえた。

杉「ダウングレードしたってことは、またあの迷惑な射撃が始まるのか…」

機械の起動音。
展開される銃…のはずが。
舞っていたのは花びらだった!

律「殺せんせーは私に様々な改良を施しました。それらは全て、マスターが暗殺に不要と判断し、削除、撤去してしまいました。ですが、私はこのクラスで協調が必要と判断し、結果。メモリを密かに隠しました」
殺「では律さん、あなたは!」
律「はい! 私の意志でマスターに逆らいました! せんせー、こういう行動は反抗期というんでしょうか。律は、いけない子でしょうか…?」
殺「いえいえ、中学生らしくて、大いにけっこうです」

殺せんせーの顔がオレンジ色に染まり、マルができた。
こうして、転校生・自律思考固定砲台、通称・律は僕ら3-Eの仲間になった。

332:赤の軌跡◆5U:2016/03/30(水) 00:31 ID:BtA

凪海さん、他の方ってどうされたんでしょうね。

333:葉月 美桜(夏輝 美井薫):2016/03/30(水) 07:03 ID:Jqw

だよね!
本当にどうしたのかなー?

334:橘 舞花☆赤髪の殺し屋:2016/03/30(水) 10:45 ID:p/I

あっ!美桜久しぶり!
ここでは初めての人もいるんだっけ
とりあえず…
橘 舞花☆赤髪の殺し屋です!
気軽に舞花って呼んでくださいね!
呼び捨てとタメOKなのでよろしくお願いします!

ちなみに私は小説の方は書かなくてもいいかなって思ってるので雑談にいっぱい出れたらいいなって思ってます!

凪海さん!小説凄く上手です!
いつも見てます!
これからも小説頑張ってくださいね!

美桜も小説頑張ってね!

335:凪海:2016/03/30(水) 11:03 ID:MhI

みんながいないのは私も知らないよ(´;ω;`)
あまりにも来なさすぎて、とうとう「暗殺教室」の人気が落ちたか、あるいは私の話がつまらなすぎたかと推測中。
できれば後者であってほしい!! てか「暗殺教室」の人気が落ちるのはありえないか( ̄▽ ̄;)

336:葉月 美桜(夏輝 美井薫):2016/03/30(水) 13:52 ID:Jqw

凪海、たしかに暗殺教室の人気は落ちてはないと思う!
凪海の小説はつまんなくない!
おもしろいよ!
連載終わったからなのかな……?
それとも規制掛けられた……とか?
規制掛かっても数日で元に戻るから安心してね!(私がなったから)

337:凪海:2016/03/30(水) 14:33 ID:anE

>>331

放課後の教室で、本郷海は数学のテキストを解いていた。
以前、殺せんせーに数学が苦手だと話したら、「ではこのテキストを1日2ページ解きなさい」と言われて渡されたのだった。

海「うーん、やっぱ数学は苦手だなぁ。せんせーに聞いてこよっかなぁ」

そう思い、席を立った。

職員室

ビ「あぁ、もうメンドくさいわ。授業なんて」
烏「その割には生徒のウケはいいようだぞ」
ビ「私は殺し屋よ? あのタコを殺すために仕方なくここにいるの。その肝心のタコはといえば…」

イリーナの視線の先にはピンク色に顔を染めている殺せんせー。

ビ「私の胸を景色に見立てて、優雅にお茶飲んでるし‼」

ビッチは席を立ち、殺せんせーにナイフを突きつけるが、余裕でかわされる。

烏「あせるな、そういうターゲットだ」
ビ「Fuck! やってらんないわ‼」

イリーナはそう言って職員室から出て行った。
入れ替わりで入ってきたのは、海だった。

海「殺せんせー、またわかんないとこができちゃった。教えて〜」
殺「おや、海さん。いいですよ」

廊下

ビ(こんなところで足止め食ってるわけにはいかない…⁉)

首元に違和感。気づいたときには体は宙に浮いていた。

ビ(ワ、ワイヤートラップ⁉ 何故)
?「驚いたよ、イリーナ。子ども相手に楽しく授業。まるでコメディアンのコントを見ているようだった」
ビ「せ、師匠!」
烏「おい、何してる」

烏間が目にしたのは、ワイヤートラップに引っかかったイリーナと謎の男性だった。

烏「女に仕掛ける罠じゃないだろう、放してやれ」
?「心配ない。この程度のトラップから抜け出せる方法くらい、教えてある」

ワイヤーが切られ、イリーナは床に落とされる。

烏「お前は何者だ」
?「イリーナ・イェラビッチをこの教室に斡旋した者。といえばわかるか」
烏(殺し屋ロヴロ‼)
ロ「イリーナ、お前にはこの仕事は向いていない。今すぐ手を引け」
ビ「そんな⁉ やれます、やらせてください、師匠…!?」

今度はイリーナの首にロヴロの親指が食いこんだ。

ロ「ならお前は、こういう動きができるか?」
烏(速い!)
海「ねぇ、なんの騒ぎ?」

そこへ、海が職員室から顔を出した。
イリーナのところにいる男を見て、驚いたように目を見開いた。

海「ロヴロ、先生…」
ロ「⁉ 海か。2年ほど行方不明だったと聞いていたが、まさかここにいたとは」

海は警戒態勢に入った。

ロ「いや、今はそんなことはどうでもいい。
イリーナ、お前は正体がバレない暗殺ならひけをとらない。だがひとたびばれてしまえば、ひと山いくらレベルの殺し屋だ」
殺「半分当たって、半分は違いますねぇ」

そこへ、顔が半分紫、半分オレンジの殺せんせーが現れた。

烏「何しに来た、ウルトラクイズ」
殺「ひどいですねぇ、いい加減殺せんせーと呼んでください」

そう言って、ロヴロとイリーナを見る。

殺「たしかに、彼女は殺し屋としては恐るるに足りません。クソです」
ビ「誰がクソだ!」
殺「ですが、彼女こそ。この教室には必要です。殺し比べてみればわかりますよ」

338:凪海:2016/03/30(水) 14:34 ID:anE

>>336

規制かぁ。
その線もありうるかもね。

339:凪海:2016/03/30(水) 16:48 ID:anE

>>337

渚side

渚「で、こういう結果になったんだ…」
海「そゆこと」

今、ビッチ先生は烏間先生を殺そうと躍起になっている。
なんでも、殺せんせーの提案で、烏間先生を殺せたらビッチ先生は残留。殺せなかったらロヴロさんと帰ってしまうらしい。
僕らとしてもビッチ先生には勝ってほしいんだけど…。

カ「で、どうして海まで参加してんの?」
海「あはは…」

昨日のことだった。
殺せんせーが烏間先生暗殺ゲームを提案したら、海は「だったら自分も参加する」と言ってきたらしい。

ロ「⁉ 海、お前は参加しなくてもいいだろう。何せお前は」
海「私は直接参加はしないよ。ただ、もし先輩が烏間先生を殺せなかったら私もこの教室から去ると言ってるんだ」

前「で、ビッチ先生には勝算があんのかよ?」

前原くんの問いかけに海はきょとんとした。それから大きな声で笑い出した。

海「あるわけないじゃん」
前「ないのかよ!」
海「だって相手は烏間先生だよ? 勝てるわけないじゃん。彼が手加減しない限りさ」

たしかに…。

海「でも、きっと先輩は勝ちにいける。私はそう信じてる、だから彼女に全てを任せたんだ。それに、どうやらさっきロヴロ先生が怪我をしたみたいだし」
茅「怪我⁉」

プロの殺し屋が怪我をするなんて、いや。プロも怪我をするなんて当たり前だけど、いったいなにが…。

海「どうやら烏間先生がやっちゃったみたい。さすが防衛省の人間だよね!」
カ「あぁ、なるほどね。ようするにロヴロさんが烏間先生を暗殺しようとして、反撃にあっちゃった的な」
海「そうそう」

昼休み(三人称でいきます)

ビ「カラスマ、私はどうしてもここに残りたいの。だから、ね」

海はその様子をE組のみんなと一緒に見ていた。
いったい彼女の暗殺が成功するのかどうなのか。それは海にもわからなかった。ただ、信じるより他ない。

烏(この調子だと、ナイフを奪って終わりだな)

少し離れたところで殺せんせーとロヴロは烏間とイリーナを見ていた。

殺「彼女の授業は挑戦と克服の繰り返し。そんな彼女がこの教室に来てから何もしていないとお思いですか」

そう言い、大きめのカバンをロヴロに渡す。

ロ「これは!?」

ビ「じゃ、そっち行くわね」

瞬間、ワイヤートラップが発動した。

烏「!?」

イリーナは烏間の上をとった!

殺「彼女は私の殺し方を自分なりに考え、挑戦と克服をしているのです。あなたならこのバッグを見るだけで彼女の見えない努力が見えるでしょう」

カバンの中身はワイヤーや殺せんせーの人形など、暗殺の練習に必要な道具がそろっていた。

ビ「もらった!」

ナイフが振りかざされる、が。

烏「くっ、危なかった」

烏間は振りかざされたナイフをがっちりつかみ、なんとか回避した。

ビ(!? まずい、力勝負になったら打つ手が… )
「烏間、殺りたいの。ダメ?」
烏「殺らせろとすがりつく暗殺者がいるか!! …あー、もういい。諦めの悪い奴に、今日一日付き合えるか!」

ナイフが烏間の上にポトリと落ちる。

杉「すげぇ」
前「ビッチ先生、残留決定じゃん」
海「フゥ…」

海は心の底からホッとした。

茅「海ちゃん、ホッとしてるの?」
海「あはは、まぁね」

海は窓からそのまま外へ出ていく。
今、ロヴロとイリーナの会話が終わったところだ。きっと、励ましの言葉でもかけてもらったのだろう。イリーナは嬉しそうな顔をしていた。

海「先生」
ロ「…海か」
海「お疲れ様です」
ロ「お前はわかっていたのか? イリーナが勝てると」
海「さぁ、どうでしょうね」
ロ「……海、どうしてお前がまたこの世界に戻ってきたのかはわからない。ただ…」
海「ロヴロ先生」

海はロヴロの言葉をさえぎった。

海「そのことはいづれ、私の口からみんなに伝えます。ただ、今はその時じゃない。それに、私はどうしてもやらなきゃいけないことがある。だから、あそこにいるんだ」

海は校舎の方を見た。
彼女の目の中にはみんなが映っていた。

海「じゃあね、先生。私は私で頑張るから、そっちも達者で」
ロ「フッ、体には気をつけるんだぞ。イリーナにもそう伝えておけ」
海「はーい」

海は微笑むと、教室へと戻っていった。

340:葉月 美桜(夏輝 美井薫):2016/03/30(水) 18:46 ID:Jqw

なんとなくで301の続き


茅野と渚のデートはまだ続いていた。


渚「これからどうする?」

茅野「んー…と…」

茅野は人差し指をたてて、『うーん』と悩む。『お買い物もいいし…映画見るのもいいよね…』といろいろ考えて周りを見渡した。
そしてハッと気づいて指で差した。
そのお店は…

茅野「あっあれ!!この前できたちょー人気のアイスクリーム店!!あそこがいい!買ってくる!!」

ドッビュンッ

殺せんせーほどではないが、言った瞬間そのお店に走っていってしまった。

渚「ちょっ、茅野ー!…おいてかれちゃったや…」

渚は苦笑して歩いてその店に向かった。

………が、しかし。


ザザッ


渚「!?」


急に囲まれて口をハンカチでふさがれた。

渚「……!(どうしよう……!これって……すい…み…ん…やく…?)」

渚は気を失ってしまった。
最後に見たのは…高校生くらいの人が数人いた…ところだった。




ガー

お店の自動ドアが開き1人の女子が出てくる。

茅野「渚!お店のチラシっぽいの取ってきた!何がい―――」


茅野はいたはずの渚がいないということに気づいた。

茅野「……渚?」

341:凪海:2016/03/30(水) 18:51 ID:FKI

わーお、まさかの渚カエの続き!

マジで神ってる!
美桜、感謝!!

342:葉月 美桜(夏輝 美井薫):2016/03/30(水) 18:58 ID:Jqw

バッチリ宣伝いきまーーす!!

暗殺教室ー殺せんせーとE組生徒のファンタジアランドー

というスレ立てましたー!
プロローグしか書いてないけど…よかったら遊びに来てね!

343:凪海:2016/03/30(水) 22:38 ID:B6U

物語の進み具合からいって、次はイトナが出る話だけど、短くいきます!!
イトナファンの方々すみませんm(*_ _)m

>>339

渚side

新たに転校生が来るという話になったのは、昨日のことだった。
烏間先生いわく、「本命」らしい。

殺「律さんのときは驚かされましたからね、今度は驚きませんよぉ」
律「ふふっ」
殺「とはいえ、また仲間が増えるというのは、嬉しいもんです」

自分を殺してくる暗殺者が転校生だっていうのに、殺せんせーは嬉しそうだ。
それにしても、梅雨の時期ってなんだか嫌だなあ。
じめじめしてるし…。

原「ねぇ、律。転校生について何か聞いてないの?」
律「はい、少しだけ。本来私と彼は同時投入の予定でした。ですが、2つの理由でそれはキャンセルされたのです」
原「へぇ、理由って?」
律「1つは彼のメンテナンスに予定より時間がかかったこと、もう1つは私のサポートの力不足。私が彼より、圧倒的に劣っていたから」

殺せんせーの指を破壊した律がその扱い…。
いったい、どんな人が。

ガラッ


僕らは驚いてそちらを見た。
そこにいたのは、白装束の…。
転校、生?

ポンッ


鳩が出てきた。

?「ははっ、驚かせて悪かったね。私は転校生ではなく、保護者さ。まぁ、白いし。シロとでも呼んでくれ」
茅「いきなり白装束でやってきて、手品やったらビビるよね」
渚「うん。殺せんせーでなけりゃ、誰だって…」

って、殺せんせー…。

前「何びびってんだよ、殺せんせー」
岡「奥の手の液状化まで使ってよぉ」
殺「あぁ、いや…。律さんがおっかない話するもので」

殺せんせーは急いで自分の服に戻った…。
シロという名の謎の人物は、なんか掴みどころのなさそうな人だった。
あれ、こっち見てる。

シ「……」
殺「? 何か」
シ「いや、みんないい子そうですな。これならあの子も馴染みやすそうだ。おーい、イトナ。入っておいで」

僕らはドアの方を見たけど…。

ガシャァァァァ


後ろで、ものすごい音がした。

?「俺は勝った。この教室の壁より強いことが証明された」
皆「いや、ドアから入れよ‼」

この子が、イトナくん…。

344:凪海:2016/03/30(水) 22:47 ID:B6U

>>343

前「なんか、またメンドくさいのが来やがった!」
カ「ねぇ、イトナくん。今外から入ってきたよね。外、ずぶ濡れの雨なのにどうしてイトナくん。一滴たりとも濡れてないの?」
茅「あ…」

イトナくんは教室中をキョロキョロ見回し、それからカルマくんに向き直って言った。

イ「お前は、このクラスで1番強い。けど、安心しろ。俺より弱いから、俺はお前を殺さない」

そう言って、イトナくんはカルマくんの頭をなでた。

カ「いやいや、俺より強い人なんていくらでもいるっしょ。例えば、海とかさ」

たしかに、彼女は殺し屋だ。
まだ殺し屋として日の浅い僕らとは、勝負にならないほど強いはず。
そう思い、彼女を見ると。

カ「海?」
海「……」
カ「おーい」

カルマくんは海の肩をトントンとたたいた。

海「ふぇ⁉」
カ「どうかした?」
海「え、何が?」
カ「いや、ボーッとしてたから」


なんか、上の空だ。
そんな僕らを無視して、イトナくんはしゃべり続ける。

イ「俺が殺したいと思うのは、俺より強いと思うやつだけ、この教室では殺せんせー。あんただけだ」
殺「強い弱いとはケンカのことですか、イトナくん。ただの力比べではせんせーには勝てませんよ」
イ「勝てるさ。だって俺たち、血を分けた兄弟なんだから」



皆「兄弟ーーーーーーーーー!?」
イ「兄弟同士、小細工はいらない。放課後、この教室で勝負だ」

そう言って、イトナくんは教室からシロと共に立ち去った。
僕らはそれを呆然と見つめ、それから。

片「ちょっとせんせー、兄弟ってどういうこと⁉」
菅「そもそも人とタコだぜ⁉」

ドサッ

海は床に倒れていた。となりにいる律を支えにしながら、なんとか立ち上がっていた。
僕は慌てて海に駆け寄った。

渚「海、大丈夫?」
海「あ、うん。平気…」
殺「海さん、本当に大丈夫なんですね」
海「うん…。ごめん、心配かけて」

彼女はよろよろと立ち上がりながら、思いついたように言った。

海「あのさ、せんせー。今日は早退してもいいかな」
殺「!? やはりどこか具合が…」

たしかに、顔は青白かった。

海「平気だよ。ただ、ちょっと今日は…あ、でもどうしよう。今日は数学あるんだっけ。だったら…」
渚「休むべきだよ」
海「…そんなにヤバそうに見える?」

僕はうなずいた。
他のみんなもうなずいている。

殺「数学はあとでどうとでもなりますよ。問題は今日の授業が受けられるほどの体調ではないことです。大事をとって、今日は帰りなさい」
海「う…、はい」

海はゆっくりと立ち上がった。
茅野が海のカバンに教材などを入れて、彼女に手渡した。

海「ありがと、カエデ」
茅「ううん」

海はふらついた足取りで帰っていった。

*:..。oƒ *:..。oƒ *:..。oƒ *:..。oƒ *:..。oƒ*:..。oƒ *:..。oƒ *:..。oƒ *:..。oƒ *:..。oƒ*:..。oƒ *:..。oƒ *:..。oƒ *:..。oƒ *:..。oƒ

思ったより、長くなってしまった。

345:凪海:2016/03/31(木) 01:20 ID:pd2

堀部糸成
誕生日!!
🎈🎉 おめでとー 🎉🎈
  ✨\(^∇^)/✨ 

    ⭐ ⭐ ⭐  
    ┃  ┃  ┃   
╭🎂━━━━━━━━━🎂╮
┃ 🍓 🍓 🍓 🍓 🍓 ┃
🎂━━━━━━━━━━━🎂

346:橘 舞花☆赤髪の殺し屋:2016/03/31(木) 15:28 ID:p/I

イトナ!誕生日おめでとう!

\(*´∀`*)/ハッピーバースデー!

347:凪海:2016/03/31(木) 17:39 ID:WOw

なんかiPadで打つのが面倒になってきたから、
パソコンでやろうかなぁ…。

348:凪海:2016/03/31(木) 22:29 ID:XOs

>>344

 イトナくんは触手持ちだった。最初は殺せんせーを追い詰めていたのだけれど、結局は殺せんせーの勝ちとなった。

 何はともあれ、今日は球技大会の話し合いだ。
 きっかけは、僕とカルマくんと杉野で帰り道である本校舎を歩いているときだった。

?「あれ、杉野じゃないか」
杉「! 進藤」

 野球部の練習場で杉野はかつての仲間と長話をしていた。
 僕とカルマくんはそれを見ていた。

部員「にしてもいいよなぁ、杉野は。E組だから毎日遊んでられるだろ。俺ら、勉強も部活もだから大変でさぁ」

 ‼
 僕は顔をしかめた。
 E組はあらゆる分野で差別を受けるクラスだ。
 部活禁止というのも、その一つだ。

進「やめろ、傷つくだろ。勉強と部活の両立。選ばれた人間でなければしなくていいことなんだからな」
カ「へぇ、すごいね」

 カルマくん……。

カ「その言い方じゃあまるで、自分らが選ばれた人間みたいだね」
進「うん、そうだよ。なら、君たちに教えてあげるよ。選ばれた人間とそうでない人間、この年で開いてしまった大きな差ってやつを」

 で、現在に至る。

寺「俺ら、さらしもんとか勘弁だわ。お前らでテキトーにやっといてくれや」

 寺坂組は教室から去っていった。
 球技大会は、男子は野球、女子はバスケなのだけれど、E組はそもそも除外されているため、代わりにエキシビション・マッチにでなければいけない。

三「要するに見世物さ。男子は野球部と女子は女子バスケ部とやらされるんだ」
殺「なるほど。いつもの、ですね」
片「そ」

 男子は男子で、女子は女子での作戦会議が開始された……んだけど。

前「で、なんで海がここにいるんだ?」
海「ひどいなぁ。私は一応、この学校では男子って扱いになってるんだけど」
岡「修学旅行のときは男子部屋にいなかったろ」
海「それとこれとは話が別だよ。仮に私が女子の所にいったら人数多くなっちゃうし、男子は少なくなっちゃうよ」
磯「でも、大丈夫なのか。相手は男子だぞ?」
海「平気、平気」
千「それにこの前、倒れただろ」
海「大丈夫だって、もう治ったし。いやぁ、あのときはお騒がせしました。寝不足だったんだ、あはは」

 寝不足って……。
 僕らは顔を見合わせてあきれるより他なかった。

殺「君たちは変わりつつある。やりたい、勝ちたい。そういう思いが日に日に強くなっている。それもふまえて、殺監督が勝てるアドバイスをあげましょう」
男子「うっわ……」

 そして、超生物との地獄の猛特訓が始まったのだった。

球技大会当日

菅「そういや、殺監督どこだ」
渚「あそこだよ」

 僕はグラウンドの外野あたりを指さす。

渚「殺せんせー、烏間先生に正体をバラすなって言われてるから遠近法でボールに紛れてるんだ」
カ「やっほー、せんせー」

 カルマくんがふざけて声をかけると、殺せんせーは慌てて地面に身を隠した。
 僕はベンチに入っている海に声をかけた。彼女はグローブを珍しそうに眺めながら自分の手にあわせるために、握ったり離したりを繰り返していた。

渚「海は平気なの?」
海「うん? 何がさ」
渚「こんな男子だらけの場所で、緊張とかしないのかなぁって」
海「ハハッ、何言ってんのさ渚。僕は男子だよ」

 僕は目を白黒させた。
 海は僕の耳元に口を寄せてささやいた。

海「一応、私は男子ってことになってるんだ。だから、みんな。なるべくあわせてほしい。一応、私も国家規模とはいえないまでも、それなりに秘密持ってんだからさ」
皆「おっけ」

 こうして、試合は始まった。

349:凪海:2016/04/01(金) 03:12 ID:XOs

アニメをリアタイで見て、無性に書きたくなったから書く‼

>>348

 E組に点が入ってる。
 きっとそれだけで、驚きなんだろうな。

前「はんっ、どうよ。こっちはあれ相手に練習してんだぜ」

練習中

殺「殺ピッチャーは時速300キロの球を投げ、殺内野手は鉄壁の守備を敷き、殺キャッチャーはささやき戦術で集中を削ぎます……」

 まさか、あんなめちゃくちゃな特訓がこうして実を結ぶんだから不思議だ。

菅「これなら勝てるんじゃねぇの?」

 海はバッドを地面にコツコツたたきながら、試合を見ていた。

海「どうかなぁ。あれ、見なよ」

 海の指さした方向を見ると、敵側ベンチ。

渚「あ‼」

一方、女子

片「惜しかったね、次リベンジ」
茅「ごめんね、みんな。私のせいで……、なんか女バスのぶるんぶるん揺れる胸を見ていたら怒りと殺意で目の前が真っ赤に染まって……」
岡野「茅野っちのその巨乳に対する憎悪はいったい何なの⁉」

海「あ、女子が来た」
千「どうやら終わったみたいだな」
速「そっちはどう?」
菅「順調だよ。で、今から理事長が向こうの指揮を執るところ」

 理事長の采配は半端じゃなかった。
 だいぶ常軌を逸していた。
 そもそもバントばかりのE組。なんとか進藤くんのボールに食らいつくことができたけど……。

杉「前進守備……」

 これじゃあ勝ち目がない!

E組守備

殺「カルマくん」

 外野守備をしているカルマの足元に、殺せんせー……殺監督が地面からボコッと現れた。

カ「何、殺監督。踏んでほしいの?」
殺「次の攻撃は君からです。少し君の挑発で揺さぶってみましょうか」

E組攻撃

審判「どうした、早くボックスに入りな……」
カ「ねぇ、りじちょー」

 カルマは審判を無視して大声を出す。

カ「守備がこんだけ前の位置で守っていても、審判も観客も誰も注意しないっておかしくね? あぁ、そっか。お前らバカだから、守備位置とか理解してないんだね」
皆「がたがたうるせぇぞ、E組のくせして‼」

 カルマはペロッと舌をだしながら、

カ(ダメみたいよ、監督)
殺(それでいいんです。口に出してはっきり言うことが大切なんです)

審判「次、バッター!」
竹「次は誰?」
渚「え、あ、ちょっと海」
海「うん?」
渚「次だよ、バッター」
海「え、嘘。もうそこまで来たの?」

 海は慌てて立ち上がった。

渚「海、バット。忘れてるよ」
海「え⁉ あ、本当だ」
皆「ハハッ、これだからE組は」

 海はバッターボックスに立つと構えの姿勢をとらず、守備位置をじっと見ていた。

海「ねぇ、いいの? こんなに前にいてさ」
皆「はぁ⁉」

カ「何言ってんだ、海。俺がさっき挑発したのに。渚くんわかる?」
渚「僕に聞かれても……」

 進藤から第一投が発射される!
 海はそれをじっと見つめて……、

渚「………」

 なんてへっぴり腰なんだろうかと、その場にいた全員があきれた。
 海は思い切りフルスイングをしたあと、くるりと一回転をして地面に尻餅をついた。

杉「何がしたいんだ、あいつ」
菅「さぁ?」

皆「ハハッ、あいつバカだろ!」

カ「敵側にむっちゃバカにされてんじゃん」
渚「あ、もしかして!」
カ「うん?」

 続いて、第二投。
 海はにやりと微笑んだ。
 バットをそのまま、振って……。

 キーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーン

 小気味よいいい音。

渚「う、打った!」
海「ほぅら、だから言ったじゃん。あ、守備の皆さん、走っても無駄だよー。だってその球、」

 ストンと、落ちた。
 場内ではなく、外側に。

海「ホームランだもん」

350:橘 舞花☆赤髪の殺し屋:2016/04/01(金) 10:26 ID:p/I

ほ、ホームラン?!
海恐るべしだね!

351:凪海:2016/04/01(金) 17:11 ID:XOs

>>349

 僕らが呆れて見守るなか、海は普通にホームインしてしまった。

杉「すげぇな、海!」
海「いや、全然すごくないよ。だってほら、あの……シンドウくんだっけ? 彼、全然心折れないのな。普通ホームランくらわされたら茫然自失になるだろうに」
前「ま、そりゃそうだよな。理事長の洗脳を受けちゃってんだから」
海「僕はもう仕事したよ。あとは君ら次第ってことで」
カ「はーい」

 海はきっと、自分が打てるとわかっていたんだ。
 彼女の転校初日、バットで殺せんせーを打った。あれほどの力がありながら進藤くんの球を打てないなんてありえないもの。あとは進藤君の球を目でとらえられるほどの動体視力があればの話だ。
 ともあれ、守備につこう。

E組守備

渚&杉「な⁉」

 バント!

海「杉野、ボーッとすんな! 急いでファーストに投げろ」
杉「え、あ、おう!」

 ファーストはアウト。ただ、セカンドランナーは走って3塁に行っている。

海「……どうすんだよ、カルマ。お前、どうせ何か策あんだろ」
カ「さぁね……、まだ監督から指示が……。あ、次のバッターってさ」

 でてきた、進藤くん!

進「踏みつぶしてやる、杉野!」
杉「………っ」

殺「カルマくん」

 カルマが下を向くと、殺監督がいた。

殺「先ほどの挑発が活きるときがきました」
カ「あぁ、なるほどね。おーい、磯貝。監督からしれー」
磯「?」

海「うっわぁ……、ねぇ、殺せんせー。怪我とかしないの?」
殺「大丈夫ですよ」

 カルマくんと磯貝くんは進藤くんの前に立っていた。バッターボックスにいる進藤くんの前に。

カ「さっきそっちがしたときは、審判は何も言わなかった。文句ないよね、りじちょー?」
理事長「構わず振りなさい、進藤くん」
進(まじかよ……)

 進藤くんのフルスイング!
 僕は怖くなって思わず目をつむった。
 けれど……。

渚「⁉」

 カルマくんも磯貝君も普通に避けていた。

海「へぇ」
殺「カルマくんと磯貝くんの動体視力はE組でも群を抜いています。進藤くんのスイングを避けるなど、私を捕まえるよりたやすいでしょう」
海「僕も参加したかったなぁ……」

カ「駄目だよ、そんなおっそいスイングじゃ。次はさぁ」

 カルマくんはにやりと微笑む。

カ「殺すつもりで振ってごらん?」

 進藤くんはこの時点で、理事長の戦略についていけなくなった。
 観客もみんなも、野球の形をした異様な試合にのまれていた……。

進「うっわぁぁぁぁぁ‼」

海「あーらら」

 ボールがポテンと落ちた。それをカルマくんが受け止め、僕に投げてきた。
 僕は慌てて受け取り、それを磯貝くんの指示で3塁の木村くんに投げて、ゲームは終了となった。

杉「ふぅ……」

352:凪海:2016/04/02(土) 00:31 ID:XOs

いよいよ、鷹岡回です。

>>351

 体育の時間は烏間先生が担当していて、授業内容は主に殺せんせー暗殺のための訓練をしている。
 今日はナイフの授業で、烏間先生にナイフを当てられれば良しとされる。

烏(個々の能力を見る限り、みんなそれぞれ形にはなっ……)

 烏間は次の瞬間、言いようのないほどの殺気を感じ、無意識に防御態勢をとった。

渚「うわっ‼」

 渚は態勢をくずし、地面に思い切り倒れた。

烏「! すまん、強く防ぎすぎた」
渚「平気です」
杉「バッカでー、ちゃんと見てないからだ」
渚「うっ……」
烏(今感じた寒気はなんだ?)

授業終了

海「渚、平気?」
渚「うん。全然大丈夫だよ」

 海の言葉に、僕は明るく答えた。

倉「あれ?」

 倉橋さんの声に反応して彼女の視線の先を見ると、そこには大きめのバッグを何個か持った大柄な男がいた。

菅「誰だ?」
烏「⁉ 鷹岡」
鷹「よ、烏間」
海「烏間先生の知り合い?」

 鷹岡と呼ばれた、その大柄な男性は重そうな荷物を下ろし、人の好さそうな顔で僕らに微笑んだ。

鷹「今日からE組の体育の教師として新しく配属された鷹岡明だ。よろしくな、E組のみんな」
海「配属、ねぇ……」

 鷹岡先生は持ってきた荷物を開け始めた。
 そこにあったのは……。

中「スウィーツ⁉」
茅「本当だぁっ‼」
海「おいしそう!」
鷹「さ、召し上がってくれ。俺からのプレゼントだ」
磯「いいんですか、こんな高そうなの……」
鷹「あぁ。俺の財布を食うつもりで遠慮なくな」

 って、茅野も海ももう食いついている……。

茅「海ちゃん、スウィーツ好きだったんだぁ」
海「もちろん。スウィーツは全部好きだよ。でも、特に好きなのはプリンでしょ、エクレア、ムースケーキ、あとマカロン! あれが一番おいしい。あとはね……」

 海はスウィーツとなると、どうやら口が止まらないらしい。
 新しい一面を知ったな。

353:凪海:2016/04/02(土) 00:58 ID:XOs

>>352

ビ「ねぇ、あんたはいいの? あの男、なぁんかわざとらしいのよね」
烏「空挺部隊にいた頃の俺の同期だ。教官の腕は俺より優れていると聞いている」
ビ「カルマなんて、とっととサボり決め込んでんだけど。ま、一方で海は何を考えているのかしら」

体育の授業

鷹「頑張ったらまた上手いもん食わせてやるからな」
中「とか言って、自分が一番食べたいだけなんじゃないの?」
鷹「ハハッ、おかげさまでこの横幅だ」
皆「アハハッ」

 鷹岡先生、なんだか良い人そうだなぁ。

鷹「さて、これを期に授業内容を変更しようと思う。時間割を配るぞ」

 まわされた時間割。
 ⁉ これって。

不「10時間目⁉」
渚「夜九時まで訓練⁉」
鷹「こうすればお前たちの能力は飛躍的に上がる。では、早速……」
前「待てよ、できるわけねぇよこんなの! 勉強もあるし、遊ぶ時間だって」

 前原くんが抗議のために立ち上がった。鷹岡先生は困ったような顔をしながら、前原くんの頭をつかんで。

磯「なっ!」
前「がはっ」
海「前原!」

 鷹岡先生が前原くんの腹を蹴ったのだ!
 磯貝くんと岡野さん、海が前原くんに駆け寄った。

鷹「できないじゃない、やるんだよ」

職員室

 烏間は職員室でパソコンを開いた。
 鷹岡に関するデータが画面上に映し出されている。

烏「これはっ!」

校庭

鷹「お前たちは俺の家族だ。家族みんなで地球の危機を救おうぜ、な」

 鷹岡先生はこちらへやってきて、三村くんと神崎さんと肩をくんだ。

海「お前……」
茅「海ちゃん」

 海が怒っている。

鷹「な、お前は父ちゃんについてきてくれるよな」
神「あ、あの、私は……いやです。烏間先生の授業を希望します」

 瞬間、鷹岡先生は神崎さんの頬を平手打ちした。

海「有紀子!」
烏「やめろ、鷹岡!」

 そこへ烏間先生がやってきた。神崎さんに駆け寄ってくる。

烏「大丈夫か、首の筋に痛みはないか」
神「大丈夫です」
烏「前原くんは」
前「へ、へーきっす」

 鷹岡先生が微笑みながら言った。
鷹「俺は父親でお前たちは俺の家族だ。世の中に父親の命令を聞かない家族がどこにいる?」
殺「いいや、あなたの生徒ではありません。私の生徒です」

 殺せんせー!

鷹「なんだ、殺るのかモンスター? 多少教育論が違うだけでお前に危害を加えていない俺を攻撃すんのか?」
海「それ以前に、これは体罰だと思うけどな」

 茅野が心配そうな顔をしながら海の腕をつかんだ。
 殺せんせーは何も言い返せないようで、黙るよりなかったみたいだ。
 たしかにここで鷹岡先生を攻撃しては、僕らに納得のいく説明ができない気がする。きっと鷹岡先生はそれを分かったうえでこんなことを言っているのだろう。

鷹「抜けたい奴は抜けてもいいぞ。その場合、俺の権限で新しい生徒を補充するだけだからな」
海「だったら抜ける」

 海⁉

354:凪海:2016/04/02(土) 01:20 ID:vP2

岡野さん、誕生日おめでとう!!
🎈🎉 おめでとー 🎉🎈
  ✨\(^∇^)/✨ 

    ⭐ ⭐ ⭐  
    ┃  ┃  ┃   
╭🎂━━━━━━━━━🎂╮
┃ 🍓 🍓 🍓 🍓 🍓 ┃
🎂━━━━━━━━━━━🎂

355:凪海:2016/04/02(土) 16:00 ID:XOs

>>353

 海が突然のボイコット宣言。

海「やる必要ないっしょ。だから私は抜ける」

 鷹岡先生はにこりと笑って……

渚「海!」

 殴られる!
 僕は思わず目をつぶったけど、海はすれすれでよけていた。
 よ、よかったぁ。

茅「海ちゃん!」
海「大丈夫だよ。じゃ、そういうことで」

 海はバカにしたように笑うと、校庭を去っていった。
 鷹岡先生は肩をいからせていたけど、やがて普通に戻ると僕らのほうを振り向いた。

鷹「さぁ、授業再開だ」

 ここで逆らうと、きっと僕らは殴られるだろう。
 僕らは互いの顔を見合わせて、仕方なくやることに決めた。

殺「彼には彼なりの教育論がある。でも、だからこそ烏間先生。あなたの力で彼を否定してほしいのです」
烏(俺が奴を否定?)

岡「スクワット300回とか……」
菅「ぜってー死んじまうよ」
倉「か、烏間先生……」
鷹「おい」
倉「ひっ」

 倉橋さん!
 鷹岡先生は指をぽきぽき鳴らしながら、倉橋さんに歩み寄っていた。

鷹「烏間は俺たちの家族じゃないぞ。おしおきだなぁ、父ちゃんだけを頼ろうとしない子はっ!」

 倉橋さんが殴られる!
 
 がしっ

皆「烏間先生!」
烏「そこまでだ。暴れたいなら、俺が相手をつとめてやる」
鷹「烏間ぁ、横槍を入れてくるころだと思ってたよ」

 倉橋さんはとりあえず無事だ。
 数人の女子が倉橋さんを取り囲んでいる。

鷹「いいか、烏間。お前とやりあう気はない。やるならあくまで、教師としてだ」
烏「………」
鷹「烏間。お前が育てた中でいちおしの生徒を一人選べ。そいつが俺と戦い、俺に一発でもナイフを当てられれば俺より優れていると認めて、でていってやろう。ただし、使うナイフはこれじゃあない」

 鷹岡先生は自分が持ってきた大きめのカバンから対せんせーナイフを放り投げて、代わりに……。

皆「⁉」

 ほ、本物のナイフ⁉

鷹「殺す相手は俺なんだ。使う刃物も、本物じゃなくっちゃなぁ」
烏「待て。この子たちは人間を殺す訓練も用意もしていない!」
鷹「大丈夫だ、寸止めでも当たったことにしてやる。俺は素手だし、これ以上ないハンデだろう? さぁ、烏間。一人選べよ。嫌なら無条件で俺に服従だ」

 投げ出された、本物のナイフ。烏間先生は地面に刺さったそれを抜き取る。

烏(俺はまだ迷っている。地球を救うためなら、奴のような容赦ない教育こそ必要なのではないかと。俺はまだ迷っている。わずかに可能性がある生徒を危険にさらしていいものかも……)
 「渚くん、できるか」
渚「え?」
杉「なんで渚を⁉」
烏「俺は、地球を救う暗殺任務を依頼した側として君たちとはプロ同士だと思っている。そして、プロとして支払うべき最低限の報酬は当たり前の中学生活を保障することだと思っている。だから、このナイフは無理に受け取る必要はない」

 僕は、この人の目が好きだ。こんなに目を真っ直ぐ見て話してくれる人は家族にもいない。立場上、僕らに隠し事も色々あるだろう。なんで僕を選んだのかもわからない。でも、思った。
 僕は差し出されたナイフを受け取る。
 それに、神崎さんと前原くんのこと、許せない。

渚「やります」
鷹「烏間ぁ、お前の目も狂ったなぁ」

ビ「カラスマの奴、気が変になっちゃったんじゃないの? なんで渚なのよ」
殺「見てればわかります」
海「人がいない間に、とんでもないことになってんね」
ビ「って、ウミ。あんたどこ行ってたのよ」
海「別に。心配になったから戻ってきただけだよ」

356:凪海:2016/04/03(日) 02:01 ID:ySs

>>355

 本物のナイフを前にして、僕はどう動けばいいか迷った。

烏「いいか、鷹岡にとってこれは見せしめのための戦闘だ。対して君は暗殺。大きな力を見せつける必要もなく、ただ1回当てればいいだけ。だが、この勝負の真の意味。それはナイフの有無ではない。わかるか?」

鷹(そろそろ気づいたな、ナイフを持つとはどういうことか。『本物のナイフで人を刺したら死んじゃうよ。こんなもの、本気で使えない』と、俺はな。それに気づいてビビりあがる人間を見るのが大好きなんだ……)

 烏間先生のアドバイス。それは「暗殺である」ということ。
 あれ、でも……。
「ナイフの有無ではない」……。
 そっか、そういうことなのか。

 殺せば、勝ちなんだ。

 だから僕は笑って、普通に歩いて近づいた。通学路を歩くみたいに、普通に。
 鷹岡先生に歩み寄り、彼の腕によりかかるようにする。
 そして、そのまま。

鷹「⁉」

 ナイフを振り、獲物の顔すれすれまで持っていく。
 誰だって、殺されかけたらギョッとする。殺せんせーでもそうなんだから。
 獲物はギョッとして態勢をくずした。重心が後ろに偏っていたから服を引っ張ったら転んだので、仕留めに行く。正面からだと防がれるので、背後に回って確実に。

渚「つかまえた」
烏(なんてことだ。予想をはるかに上回った。戦闘の才能でもなく、暴力の才能でもない。暗殺の才能! これは、咲かせてもいい才能なのか⁉)

渚「あれ、みねうちじゃ駄目なんでしたっけ?」
殺「そこまでです。ですよね、烏間先生。まったく、本物のナイフを生徒に持たすなど、正気の沙汰ではありません。怪我でもしたらどうするんですか」
烏(フッ。怪我でもしたらマッハで助けに入っただろうに) 

357:凪海:2016/04/03(日) 02:02 ID:ySs

>>356

 僕の周りにみんなが集まってきた。

磯「すごいな。よくあそこで本気でナイフを振れたよな」
渚「いや、烏間先生に言われた通りやっただけで。鷹岡先生強いから」

 前原くんが僕の前にやってきて、いきなり平手打ちをした。

渚「いたっ。なんで叩くの⁉」
前「いや、ちょっと信じられなくて。でも、さんきゅ渚。今の暗殺、スカッとしたわ」

烏(ああやって見ると、とても彼が強そうには見えない。小柄だからこそ、鷹岡は油断したんだ)
殺「今回は随分迷っているようですね、烏間先生」
烏「悪いか」
殺「いえいえ、にゅ」

鷹「このやろぅ、父親も同然の俺に逆らいやがって。もう一回だ。心も体も全部残らずへし折ってやる……!」
渚「たしかに、次やったら確実に僕が負けます。けど、はっきりしたのは鷹岡先生。僕らの先生は殺せんせーで僕らの教官は烏間先生です。これは絶対に譲れません。本気で僕らを強くしようとしてくれていたのには感謝します。でもごめんなさい、でていってください」

 鷹岡先生は怒っている。僕は今更になってちょっとびびった。
 まずい、殴られる!
 飛びかかってくる鷹岡先生を前にして、僕は思わず防御の体制をとった。

海「はい、終了」

 視界に入ってきたのは、鷹岡先生の額に向かって飛び蹴りをした、海の姿。

海「言っとくけど、これ以上。人の仲間を傷つけたら次はこっちが殺りにいくけど?」
渚「海……」
海「みんな平気?」
中「てか、おいしいとこだけ持ってくとか、海は生意気〜」

 中村さんが海の髪の毛をわしゃわしゃしている。

海「ちょっ、何すんのさ」

烏「大丈夫か、みんな」
皆「はーい」
烏「身内が迷惑をかけてすまなかった。今後は俺が体育の教師となれるよう、上と交渉する」
理事長「交渉の必要はありません」

 理事長先生!

理事長「新任教師の手腕に興味がありまして、少し見学させてもらったのですが。鷹岡先生、あなたの授業はつまらなかった。教育に恐怖は必要です、が。暴力でしか恐怖を与えられない者は、その教師は3流以下だ」

 理事長先生は鷹岡先生の口に何かを押しこんだ。

海「あれ、解雇通知じゃね?」
茅「うそ⁉」

理事長「この学校の任命権はあなた方、防衛省にはありません。常に私の支配下であることをお忘れなく」
鷹「くっそ、くっそ、くそ、くそぉぉぉぉぉ!」

 鷹岡先生は走り去っていった。

前「鷹岡、クビ」
岡「ということは……」
皆「いよっしゃぁぁぁぁ‼」

 烏間先生が体育の教師だ!

烏「お前は、例えば彼が将来は殺し屋になりたいといえばどうする?」
殺「答えに迷うでしょうね。ですが、迷わぬ教師などいません。だから面白いんですよ、教師という職業は」

358:凪海:2016/04/03(日) 13:58 ID:ySs

>>357

 夏になったらプールがベスト! だけど、E組はそうもいかない。別に本校舎のプールに行くな、というわけではないんだ。ただ、本校舎までの道のりならともかく、授業終了時。つまりは本校舎から帰ってくるときがつらい。何せ、炎天下の中。歩いて旧校舎まで戻らなくてはいけないからだ。
 ところで……。

渚「どうして海は夏のだというのに冬服なの? 暑くないの?」
海「え……、あぁ。私こう見えてけっこう寒がりなんだよね。夏でもさ、なんか寒いなぁって感じちゃうんだ。あはは」
中「てか、なんで本校舎に行かなけりゃいけないのに、こんな山奥に行くの?」
殺「行けばわかりますよ」

 まぁ、炎天下の中。本校舎目指して歩くよりは幾分ましかも。

カ「そういえばこの前、すごかったらしいじゃん。見ときゃよかった。渚くんの暗殺」
渚「え? ああ」
茅「そうだよカルマくん、面倒そうな授業はいつもさぼるんだもん」
カ「えー、だってあのデブ嫌だったし」
渚「あはは」

 でも、いくら人間相手でいい結果をだしても、ここじゃ通用しない。みんな、毎回色々と策を練ってはいるけれど……。

殺「さて、着きましたよ」
海「ここって⁉」
渚「プール⁉」

 そう、プールがあったのだ。

殺「何せ、浅瀬をせき止めて水を溜めるのに1日以上かかりましたから。さぁ、あとは1秒あれば飛びこめますよ〜」
皆「いやっほーーーー!」

 こういうことをしてくれるから、うちの先生は殺しづらい!

茅「楽しいけどちょっと憂鬱〜。泳ぎは苦手だし、水着は体のラインがはっきりでるし」
岡「そんなことないぞ、茅野。お前の体もいつかどこかで需要があるって」
茅「うん、岡島くん。二枚目づらして盗撮カメラ用意すんのはやめよっか」

 僕がプールの真ん中あたりで立っていると、中村さんが意外そうな顔をして僕に声をかけた。

中「渚、あんたって男だったのね」
渚「今更⁉」

茅「海ちゃんはどうしてダイバースーツなの?」
海「え⁉ えーっと、スク水が家になかったんだ。で、仕方なくこれを……。私もけっこう金づちだからさ、あんま水着らしい水着も持ってないんだよね」
茅「そうなんだ」

 僕らがプールではしゃいでいる最中、いきなり殺せんせーの声が響いた。

殺「こら、木村くん。プールサイドを走ってはいけません」
木「あ、すみません」
殺「中村さんに原さん、水中遊びもほどほどに! あまり長くもぐっていると溺れたかと心配します」
中&原「ごめんなさい」
殺「岡島くんのカメラも没収! 狭間さんも本ばかり読んでないで泳ぎなさい。海さんも泳ぎが苦手でもせめてプールに入ってください! 苦手は克服がナンボなんですから」

杉「こ、こうるせぇ……」

 殺せんせー、プールマナーにやたら厳しいなぁ。

359:凪海:2016/04/03(日) 14:41 ID:ySs

>>358

中「いるいる、自分が作ったフィールドだと調子に乗るやつ……」
海「典型的なバカだな」
茅「こらこら」

 僕らが呆れる中で、倉橋さんは持ち前の笑顔で殺せんせーに言った。

倉「そんな固いこと言わないでよ、殺せんせー。水かけちゃえ」

 ばしゃっ

殺「きゃん!」

 え……。
 何、今の悲鳴は。

 ぐらぐら

 カルマくんが何かに感づいたのか、殺せんせーの座っている脚立の足をつかんでぐらぐらとゆすった。

殺「ちょ、カルマくん! やめてください」

 もしかして、殺せんせー。

殺「いえいえ、別に水に浸かると触手がふやけるとかそんなんないしぃ。泳ぎたくないから泳がないだけだしぃ」
三「ビート板持ってるからてっきり泳ぐ気まんまんなのかと」
殺「これはビート板ではありません。麩菓子です」
三「おやつかよ!」

 泳げないんだ!
 これはもしかしたら、今までで一番使える手かもしれないぞ。


倉「海ちゃん、どこ行くの?」
海「ちょっと用事があるんだ。ごめん、みんな。先に帰ってて」
中「?」

裏庭

 そこには寺坂と村松がいた。

寺「成績が上がって良かっただぁ⁉」
村「なんでも、あいつのやった『模試直前ヌルヌル強化講習』を受けたらさ……いてっ」
寺「成績めあてで日和やがって!」

 寺坂は村松を思い切り突き飛ばし、校舎に戻っていった。

360:凪海:2016/04/03(日) 14:43 ID:ySs

>>359

教室

茅「あ、海ちゃんおかえり」
海「ただいま……って、何やってんの、殺せんせー」

 海が教室へ戻ってくると、そこにはヘルメットをかぶった殺せんせーがいた。ちなみに今、彼は木材で作られたバイクらしきものに乗っていた。

吉「まじかよ、殺せんせー。すげぇじゃん」
海「吉田がみんなの輪に加わってるなんて、珍しいな」
吉「いや、俺けっこうバイク好きでさ。こういうの見ると、興奮しちゃうんだよ」
殺「ヌルフフフ。何せ、私はかっこいいうえに、漢字の『漢』と書いて『おとこ』と読む、漢の中の漢の殺せんせー。このくらいのものを作るのはたやすいことです。それにしてもこのバイク、本物はとっても速いそうで。一度乗ってみたいですねぇ」
吉「バカが。そのバイク持って乗った方が速いだろ」
皆「あはは」

 そこへ寺坂がやってきた。バイクを見るなり、それを蹴とばす。

殺「あぁっ!」

 殺せんせーはいきなり壊された木材バイクを前にして、しくしくと涙を流した。

吉「おい、謝れよ寺坂」
中「そうだよ。かっこいいうえに漢字の『漢』と書いて『おとこ』と読む、漢の中の漢の殺せんせーが泣いてるよ!」
寺「うるっせえなあ、虫みたいにブンブンブンブン。駆除してやるよ!」

 寺坂は自分の机の中から殺虫剤のような容器を取りだし、それを床にたたきつけた。すると、そこから薬品が飛びだし、教室じゅうに蔓延した。

皆「うわっ」
殺「こら、寺坂くん。やんちゃするのもいい加減に!」
寺「っるっせぇなぁ、モンスターが。俺はむかつくんだよ。てめぇも、モンスター相手に仲良しこよしのてめぇらも」
カ「そんなにむかつくんなら殺せばいいじゃん。せっかくそれが許されてるクラスなんだから」
寺「んだと、カルマ。てめぇは」

 カルマはその瞬間、寺坂の口をがしっとつかんだ。

カ「ダメだってば、寺坂。ケンカするなら口より先に手ぇださなきゃ」
寺「っ……、うっせぇ!」

 寺坂は肩をいからせながら教室をでていった。

海「ゲホッ、ゲホッ」
茅「海ちゃん、大丈夫⁉」
海「ゲホッ、うん……平気。ちょっと至近距離で浴びちゃったからむせただけ……ゲホッ」

 海が激しくせき込む中で、茅野は心配そうに海を見ていた。

殺「海さん。咳がひどいですよ。少しうがいをしてきなさい」
海「ゲホッ、うん。そうするよ……」

361:凪海:2016/04/03(日) 15:06 ID:KT2

>>319のやつ

ごめん、今更だけど海の中間テストの結果。「クラス順位7番」ではなく、「学年順位7番」だわ!!
すみませんm(*_ _)m

362:凪海:2016/04/03(日) 17:54 ID:ySs

>>360

その夜

 寺坂はプールに続く川に薬品を流しこんでいた。

?「助かったよ、寺坂くん」

 声のした方を向くと、そこにはシロとイトナがいた。

シ「何せあのタコは外部の人間に対しては鼻が敏感だ。君のように内部の人間に準備をしてもらった方がたやすい。ありがとう。はい、報酬の10万円」
寺(こっちのほうが居心地いいな)

 寺坂はシロから報酬を受け取り、それをポケットにつっこんだ。
 樹上で様子を見ていたイトナが寺坂の前に降り立って言った。

イ「お前の目にはビジョンがない。目の前の草を漠然と食っているノロマな牛は、牛を殺すビジョンを持った狼には勝てない」

 寺坂の頭の中に、昼間の光景が映し出される。
 カルマの挑発的な言葉に思わずビビってしまった自分を、思い出す。

寺「んだと、てめぇ!」
シ「まぁまぁ。では明日、頼んだよ寺坂くん」

次の日

 ………。
 なんと言えばいいんだろうか。

ビ「何よ、意味もなく涙流して」

 そう。殺せんせーは泣いているのだ。それをハンカチでおさえているものの、とめどなくあふれている。

殺「いいえ。これは涙ではなく鼻水です。目はここにあります」
ビ「まぎらわしい!」

 なんだ、鼻水だったのか。
 今はお昼休みの最中。みんなで机をくっつけあってお昼ご飯を食べていた。
 何故かカルマくんと海の姿が見えなかった。カルマくんは例のごとく授業をサボったまま帰ってこないんだけど、海のほうはどうしたんだろう。
 そこへ、教室のドアがガラリと開いて、寺坂くんが現れた。

殺「おぉ! 寺坂くん。今日はなかなか来なかったので心配しました」

 殺せんせーは鼻水で顔をベチョベチョにしながら、寺坂くんのもとへやって来て、さらに鼻水で寺坂くんの顔をもベチョベチョにさせた。
 寺坂くんは殺せんせーを押しのけ、殺せんせーのネクタイで自分の顔を拭くなり言った。

寺「おい、モンスター。聞いたぜ? 弱点なんだってな、水が。おい、お前らも手伝え! 俺たちで協力してこいつを殺すぞ」

 一方的すぎない?
 僕がそう思っていると、隣の席で一緒に昼食を食べていた前原くんが立ち上がった。

前「寺坂さぁ、お前。ずっと俺たちの暗殺には協力してこなかったろ。それを今更お前の都合で『はい、やります』なんてみんなが言うと思うか?」
寺「やりたくないならやらなくてもいいぜ? その場合、俺が100億を独り占めだ」

 寺坂くんが教室をでていくと、みんながざわつき始めた。

吉「もう正直ついていけねぇわ」
村「ああ」
倉「私行かな〜い」
岡野「同じく」
殺「みなさん、行きましょうよ〜」

 わっ!
 殺せんせーの鼻水が教室じゅうに広がっていき、僕らは身動きがとれなくなった。

殺「寺坂くんがやっと私を殺る気になったんです。これを期に仲直りして、みんなで気持ちよくなりたいです〜」
木「まずあんたが気持ち悪い!」

363:凪海:2016/04/03(日) 18:23 ID:ySs

>>362

 やっと粘液地獄から抜け出せた。
 僕は校舎からでると、寺坂くんを追いかけた。

渚「寺坂くん」
寺「んだ、渚」
渚「暗殺をするって、具体的にどうするの? ちゃんとみんなに作戦を教えないと、思い付きでやれるほど殺せんせーは甘くはないよっ」

 寺坂くんが僕の胸倉をつかんだ。

寺「っるせぇな。俺はお前らとは違うんだよ。本気で殺すビジョンもないくせによ」

 寺坂くんは僕を突き飛ばすなり、どこかへ行ってしまった。
 それにしても、寺坂くんは計画に自信を持っているように見えたけど、自分に自信があるようには見えなくて。
 ちぐはぐさに、胸騒ぎがした。

プール

寺「よぅし、そうやって全体に散らばっとけ」
木「すっかり暴君だぜ、寺坂の奴」
菅「ああ。あれじゃあ1、2年の頃と同じだ」

 僕らは寺坂くんに言われた通り、プールにやって来た。そして、彼の指示に従っていた。

竹「納得いかないな。君に人を泳がせるほどの器量があるのかい?」
寺「っるせぇ、竹林。とっととお前も行け」

 寺坂くんは竹林くんをプールに突き落とした。

殺「なるほど。みんなに武器を持たせてプール内に散らばらせる。それで君はいったい、どうやってせんせーを落とすんです? ピストル一丁ではせんせーは落とせませんよ」

 たしかに、どうするんだろうか。

寺「俺はずっとお前が気に入らなかった。ずっと消えてほしいと思っていた」
殺「わかっています。この暗殺が終わったら、私と話しましょう」

少し離れた場所にて

シ「寺坂くんにはあのピストルは合図のためだと言ってあるが、それだけであのタコを落とせるわけがない。少し工夫させてもらったよ」

プール

寺(来い、イトナ!)

 寺坂くんがピストルをせんせーに向けて放った瞬間!

 ドゴーーーーーーーーーーン

 ⁉
 プールがっ!

裏山

カ「あれ、海。何してんの?」
海「カルマじゃん。そっちこそ、さっきの授業サボってたでしょ」
カ「まぁね〜。で、何してんの?」
海「ああ。これ? ちょっとした実験だよ」
カ「実験?」

 海が見ていたのは角砂糖に群がるアリたちだった。

海「角砂糖を置けばどのくらいの時間でアリがやって来て、角砂糖をすべて回収するのかっていう。地味〜な実験。今度陽菜乃とやろっかなぁって思ってんだよね」
カ「ふぅん」

 そこへ、爆発音が響いた。

海「何、今の音」
カ「行ってみよう」

 海とカルマは音のした方へ走りだした。

364:白猫:2016/04/03(日) 18:41 ID:g/M

こんにちは 白猫といいます。私、暗殺教室大好きなので、混ぜていただいてもよろしいですか?【今年で中1の女子です】

365:凪海:2016/04/03(日) 19:25 ID:ySs

>>363

 プールをせき止めていた壁が壊れて、僕らは流れに逆らえずどんどん流されていった。

殺「皆さん!」

 殺せんせーがマッハで飛んできて、僕らを助けてくれた。
 でも、殺せんせーの触手がだんだんふやけてきていた。

殺(この先には滝がある。早く助けないと落ちて死んでしまう!)

 寺坂は事態が呑み込めずに茫然としていた。
 そこへ海とカルマがやって来た。

カ「何これ」
海「プールが消えてるじゃん」

 海は寺坂の姿を見つけて、声をかけた。

海「あ、寺坂。これはいったいどういう状況?」
寺「俺は、何もしてねぇ……。こんなことになるなんて、聞いてねぇよ」
カ「なるほどね。自分でたてた計画じゃなくて、まんまと騙されてたってわけ」
海「この計画は誰がたてたのさ」
寺「シロだよ」
海「なっ!」

 海の表情がだんだん青ざめていくのを、カルマは見逃さなかった。

カ「海」
海「え、ああ。……ちょっと待って。まさかとは思うけど、クラス全員をプールに放ったとか言わないよね?」
寺「それがどうかしたのかよ」
海「どうかしたのかよじゃない! カエデは泳げないんだよ⁉ それなのに……」
カ「海、先に行ってなよ」
海「わかった」

 海は急いで滝の方へ向かって走りだした。
 茅野の姿を見つけると、海はホッとして彼女に声をかけた。

海「カエデ、よかったぁ……」
茅「海ちゃん……」

 周囲には何人かいた。
 海はウェストバッグから大きめのタオルを取りだして、茅野の肩にかけた。

茅「ありがと」

 みんなで滝の方へ歩いていくと、そこにはやはり。

海「シロとイトナ……」

 イトナが殺せんせーに攻撃をしかけていた。殺せんせーはその攻撃を必死に防いでいた。

杉「殺せんせー、どうして。あれくらいの攻撃を避けるなんてたやすいだろうに」
倉「触手が水を吸っちゃったからじゃ……」
寺「それだけじゃねぇ、見ろ。タコの頭上」
奥「あっ」

 殺せんせーの頭上には原さんたちがいた。

磯「寺坂。今回の計画、まさかあいつらに騙されて」
寺「あぁ、そうだよ。目的やビジョンを持たない俺のような奴は計算高い奴にいいように操られるだけだ。だけどな、操られる奴だけは選びてぇ。だからカルマ、お前が俺を操ってみろや」
カ「うん? 別に良いけど、いいのぉ? 俺の作戦、死ぬかもよ」
寺「ハッ、やってやらぁ。こちとら実績持ってる実行犯だぜ?」

366:凪海:2016/04/03(日) 19:27 ID:UX.

やっほー、白猫さん。
はじめまして、いらっしゃーい。

367:あやや◆dA:2016/04/03(日) 19:51 ID:eyU

いらっしゃーい!

368:白猫:2016/04/03(日) 21:06 ID:g/M

きっ気づくの遅れてごめんなさい(汗) 皆さんの小説に読み耽ってました

369:白猫:2016/04/03(日) 21:10 ID:g/M

皆さん小説書くの上手ですね 尊敬しちゃいます! どうやったらそんなに上手くかけるのか教えてください!

370:凪海:2016/04/03(日) 21:11 ID:iRk

私は漫画と同じ進行の仕方をしてるだけですよ。

371:白猫:2016/04/03(日) 21:37 ID:g/M

あれ?暗殺教室に『海』ってキャラクターいましたっけ?

372:あやや◆dA:2016/04/03(日) 21:40 ID:eyU

オリキャラだよー

373:白猫:2016/04/03(日) 21:44 ID:g/M

すごーい!!! やっぱりその辺才能ですよ!!! 私なんか、オリキャラなんてとても頭に浮かんできませんよ!!! まず文章の才能がないですし・・・

374:白猫:2016/04/03(日) 21:46 ID:g/M

あややさんは小説はかかれるんですか?

375:白猫:2016/04/03(日) 21:56 ID:g/M

質問続きですいません 皆さんの暗殺教室を好きになったなれ染め?を教えてくだされば嬉しい限りです。 あと、呼びタメokですよ♪

376:凪海:2016/04/03(日) 21:59 ID:iRk

>>375
ガチめなファンに怒られるかもしれませんが、私はアニメで入りました!!

377:白猫:2016/04/03(日) 22:54 ID:g/M

そうなんですか!? 私は映画からで、最近全巻揃えましたー♪ 私も怒られそうです;(οωο);ブルブル

378:あやや◆dA:2016/04/03(日) 23:07 ID:eyU

>>374

私も一応暗殺教室の小説書いてるよー

>>377
私も映画からなんだー(笑)
なんか面白そうだなーって思って、原作全巻集めたよー!
今は原作・アニメ派なんだけど…(笑)

379:凪海:2016/04/03(日) 23:10 ID:ySs

>>365

カ「そうだ! 原さんは助けずに放っておこう」
海「カルマ、あんたね……」

 これを言っちゃうからカルマくんらしいというか。

寺「何言ってんだ、カルマ! 原が一番危ねぇだろ。へヴィで太ましいからつかまってる枝も折れそうだ!」

 カルマくんは小悪魔のような笑顔を浮かべていた。

シ「さぁ、イトナ。とどめをさしなさい」

 イトナくんが触手を振り下ろそうとした瞬間。

寺「おい。イトナ、シロ!」

 寺坂くんが自分の着ていたYシャツを盾にしながらやってきた。

寺「よくも俺をだましてくれたな! おい、イトナ。俺とタイマンで勝負しろっ!」
殺「やめなさい、寺坂くん。君が敵う相手ではない」
寺「うっせぇ、ふくれダコ!」
シ「ははっ。シャツ一枚で健気だねぇ。黙らせろ、イトナ」

渚「カルマくん!」
カ「大丈夫だよ、死にゃしない。原さんも一見危なそうに見えるけど、あのタコが見捨てるはずないのは体験済みだし。
  あのシロも俺たちを殺すことが目的じゃない。生きてるからこそ、殺せんせーの集中を削げるんだ。だから寺坂にも言っといたよ。気絶する程度の触手は食らうけど、逆に言えばスピードもパワーもその程度。死ぬ気で食らいつけって」

 寺坂くんはイトナくんの触手をもろに食らってしまった!
 

シ「ははっ、よく耐えたね。イトナ、もう一発あげなさ……」
イ「へくしょんっ」
シ「え?」

 イトナくんがまるで花粉にかかったようにくしゃみをしまくっている。
 どうして?

カ「寺坂の奴、昨日と同じシャツのままなんだよ」
海「え、きたなっ!」
カ「でも、それはつまり、あの変な殺虫剤みたいなのを至近距離で浴びたってこと。イトナだって、ただで済むはずがない。で、イトナに一瞬でも隙を作れば、原さんはタコが勝手に助けてくれる」

 カルマくんが合図をだす。そろそろ僕たちの出番だ。

カ「殺せんせーと弱点一緒なんだよね? だったら、それをやり返せばいいわけだ」

 崖からイトナくんめがけて、僕らは飛び降りた。
 水しぶきがあがる!
 イトナくんの触手が水を吸ってブクブクに膨れ上がった。

カ「で、どうすんの? 俺たち賞金持ってかれるのヤだし、そもそもみんなあんたの作戦で死にかけてるし。ついでに寺坂はボコられてるし。そっちがまだ殺る気なら、こっちも全力で水遊びさせてもらうけど?」
シ「イトナ、帰るよ」
イ「チッ」

 シロとイトナくんは去っていった。

杉「はぁ。なんとか追っ払えたな」
岡野「よかったね、殺せんせー。私たちのおかげで命拾いしたでしょ」
殺「ヌルフフフ。もちろん感謝しています。まだまだ奥の手はありましたがね」

 バシャッ
 
 突然あがった、水しぶきの音。
 海が四つん這いになって倒れていた。

渚「海っ⁉」
海「ハハッ、ごめんごめん。ちょっと緊張が解けたから安心してさ……」
カ「ねぇ、海。一つ聞きたいんだけどいい?」
海「何さ」
カ「海さ、もしかしてシロとなんかあったの?」

 カルマくん?

380:白猫:2016/04/03(日) 23:11 ID:g/M

はいっ 今あややさんの小説読んできましたー♪ やっぱり渚カエは可愛いですよね〜♪ どうやったらそんなにうまく書けるのか、教えてください! 私も今は原作派です♪

381:凪海:2016/04/03(日) 23:29 ID:ySs

>>379

カ「ねぇ、なんかあんでしょ。例えばイトナの転校初日。俺が海に声をかけたらさ、ボーッとしてたじゃん。それからイトナとシロが教室からあと、いきなり倒れるとか」
渚「それは、海。寝不足だって言ってたけど」
カ「じゃあ、今回のことはどう説明すんの? さっき、寺坂からシロの名前がでたとき、海はすごく青ざめてたじゃん。で、挙句。今回も倒れるし。いったい何があんのさ」

 海は黙っていた。その表情は無で、何を考えているのか読み取れなかった。
 やがて彼女は、フッと笑うと思い切り笑い始めた。

海「アハハハハハッ。ごめんごめん。いやぁ、シロって言われるとさ、毎回思いだしちゃうんだよね。かつて仕事をしていたときにさ、水族館での仕事だったんだけど、そこで私。間違ってシロイルカのいる水槽で溺れちゃってさぁ。それ以来、シロって言われるとトラウマがよみがえっちゃって」
カ「ふぅん」
海「あのときはめっちゃロヴロ先生に怒られたよ。あーあ」
倉「でも、シロイルカは人になつきやすいんだよ?」
海「え、そうなの?」

 ふぅ。
 険悪な雰囲気になりかけてたけど、とりあえず良かった。

原「ところで寺坂くんさ、さっき私のこと散々言ってたよね? へヴぃだとか太ましいだとか」
寺「えっ⁉ あ、あれはだな。状況を客観的に分析してだな……」
原「問答無用! 動けるデブの恐ろしさ、見せてあげるわ」
カ「あーあ、寺坂。そんなんだから人の手の上で転がされるんだよ」
寺「うっせぇ、カルマ。てめぇも高いところから見下ろしてんじゃねぇ」

 寺坂くんは高いところに座っていたカルマくんの胸倉をつかみ、川に落とした。当然、カルマくんはびしょ濡れだ。

カ「はぁっ⁉ 何すんだよ、上司に向かって」
寺「うっせぇ、触手を生身で受け止めさせるイカれた上司がどこにいる! だいたいてめぇはサボり魔のくせしておいしいとこだけ持っていきやがってよ!」
片「あー、それ私も思ってた。よく言った寺坂」
中「これを機に泥水もたっぷり飲ませようか」

 中村さんと前原くんがカルマくんを抑え込んで、川の水に頭を押しつけた。
 散々言いあったりやりあったりしてたけど、そこには寺坂くんも加わっていた。僕もカルマくんもそのことが内心では嬉しくて、だからクラスみんながそのときは見逃していたんだ。

 水なんかよりももっと大きな、殺せんせー最大の弱点を。

382:あやや◆dA:2016/04/03(日) 23:31 ID:eyU

海…何かあるの!?

383:凪海:2016/04/04(月) 00:44 ID:ySs

>>381

殺「今回の試験では各教科でトップ1位をとった者に触手を破壊する権利をあげましょう!」

 そう言った殺せんせーの言葉に、僕らはやる気をそそられた。

奥「皆さん、頑張りましょう!」
カ「珍しく気合入ってるね、奥田さん」
奥「はい。理科だけなら私の大の得意ですから。やっとみんなの役に立てます」

 プルルルル

海「誰の電話?」
杉「あ、俺だ」

 杉野の携帯が鳴っていた。

杉「もしもし、進藤か? 球技大会ぶりだな」
進『やぁ、杉野。ちょっとお前が進学できるか心配に鳴ったから電話をかけたんだが』
杉「ははっ。相変わらずの上から目線で」
進『というのもな、今、特進クラスのA組が会議室に集まってるんだ。指揮をとっているのは、五英傑と呼ばれるうちが誇る精鋭たちだ』

 五英傑。
 たしか、国語が得意な榊原くん。英語が得意な瀬尾くん。社会が得意な荒木くん。理科が得意な小山くん。そして……。

進『生徒会長・浅野』
杉「理事長の1人息子」
進『どうやらA組の連中はE組のお前たちを本校舎に復帰させないつもりらしい』
杉「安心しろ、進藤。今の俺たちはE組脱出が目的じゃない。ただ、目的を達成するためにはA組に勝たなきゃいけないんだ」

放課後

磯「渚、茅野」
渚「磯貝くん?」
磯「明日、本校舎の図書館で勉強しないか? 実はこの日のために随分前から予約してたんだ。E組は基本後回しだから俺たちにとっちゃプラチナチケットだぜ」
茅「行く行く」
渚「うん」
海「ねぇ、磯貝。それ、私も参加していい?」
磯「いいぞ」
海「やった。サンキュ」

次の日

?「あれ〜。E組のみなさんじゃないか。君たちにとってここは、豚に真珠じゃないのかね」
中(うっわー)
茅(よりによって、例の五英傑)

 彼がたしか、荒木くん。そして、榊原くんと瀬尾くん、小山くん、か。浅野くん以外は全員いるみたいだ。
 海は僕の隣で黙々と勉強をしていた。

瀬「どけよ、ザコども。ここは俺らの席だぜ」
茅「何よ、勉強してんだから邪魔しないで!」

 茅野が立ち上がって文句を言った。
 そのとき、バサッと国語の教科書が落ちて、でてきたのは『世界のプリン大百科』

渚「茅野、本……」

 僕はあきれてしまった。

磯「ここは俺らが予約してとった席だぞ」
中「そうそう。エアコンの中で勉強するなんて久しぶりだから、超天国〜」

小「忘れたのか? 成績の悪いE組はA組に逆らえないこと」
奥「さ、逆らえます!」
小「何⁉」
奥「私たち、今回のテストで各教科1位を狙ってるんです。そしたら、大きい顔なんてさせませんから」

 奥田さん……。
 珍しいな、こんなことを言うなんて。

小「んだと、生意気な女め。おまけに眼鏡なんてして芋くさい。なぁ、荒木」
荒「あ、ああ」
榊「やめなよ、小山。ごらん、どんな掃き溜めにも鶴がいる」

 榊原くんは神崎さんに近づいて髪をなでている。

渚&茅(神崎さん、男運なさすぎ)

 それにしても、と思う。
 よく海はこんな状況の中で黙々と勉強をしてられるよなぁ。

384:凪海:2016/04/04(月) 01:22 ID:ySs

>>383

小「待てよ、たしかこいつら……。磯貝悠馬、社会14位。奥田愛美、理科17位。神崎有紀子、国語23位。中村莉桜、英語11位。なるほどなぁ、各教科だけなら張り合える奴もいるってわけだ」
荒「なら、こういうのはどうかな。各教科で1位を取った者がなんでも命令できるってのは」

 え……。

瀬「どうした、臆したか? 俺らなら命賭けてもかまわないぜ」

 瞬間、僕らはそれぞれ反応した。
 僕は瀬尾くんに、磯貝くんは荒木くんに、中村さんは小山くんに、神崎さんは榊原くんに対して急所をついた。

渚「命はそう簡単に賭けないほうがいいと思うよ」

 僕は思わずそう言っていた。
 こんな騒がしい状況の中で、やっぱり海は黙々と勉強をしていた。

荒「お、覚えてろよ」
榊「どうなっても知らないからな!」

 五英傑の人たちが立ち去ろうとしたところで。

海「待った。ちょっと、そこのえーっとなんだっけ? 五、五……あー、いいや。A組の頭が素晴らしくできてる人たち。ちょっと謝ってよ」
瀬「な、なんだよ。どうして俺たちがE組のために謝んなきゃ……」
海「僕らじゃなくて、この人たちにだよ」

 海が示したのは僕らの席の周りにいる他クラスの生徒たちだった。

海「ここにいる人たちは、勉強するためにここに来たんだ。まぁ、もちろん僕らもそうだけど。君たちの勝手な都合で騒がされた挙句に謝らないのはおかしいと思う。あれ、見える?」

 続いて海が示したのは、本棚にある『館内は静かに利用しましょう』の文字。

海「ルールを守れないなんて、成績以前に、人間としてどうかと思うけど。聞いたところによるとさ、A組ってみんなのお手本なんでしょ?」

 海……。

茅「もしかして海ちゃん、間接的にケンカ売ってる?」

 茅野が小声で僕に聞いてきた。

渚「もしかしたら、そうかも」

 海はため息をついて、席に着いた。

小「お前、名前は」
海「名乗ってどうすんのさ。どうせ成績下位組の僕らのことなんて、君たちは興味もわかないでしょ。明日には忘れてるだろうよ」

 海は片づけを始めた。

渚「え、帰るの?」
海「いや、ちょっと校舎に戻るよ。やっぱ数学は難しいや。せんせーに質問してくる。じゃね、みんな」

 海は僕らがあっけにとられている中で、図書室をでていった。

385:白猫:2016/04/04(月) 08:22 ID:g/M

朝早くからすいません
昨日拝見させていただきました、あややさんの小説がすごくて、『私もあんな風に書きたいな・・・』と思い ←できるはずないのに 書いてみました。 ダメなところをアドバイスしてください!


渚視点
「はぁ〜」
今日は3月12日。
明日は卒業なのに、みんな盛り上がってる。
理由は明白。
明後日がホワイトデーだから。
みんなバカみたい・・・
・・・なんていうぼくも持ってきてるんだけど…
カタッ
はぁ。
中「あれれぇ?渚くぅん それを誰に?」
最悪だ。 中村さんにバレたら、死ぬまでからかわれつづける!なんとかごまかさないと・・・
「別に? みんなもってきてたから合わせて持ってきただけだよ」
中「へー あたしはてっきりこの子に渡すかと・・・」
「はぐう/////」
中村さんから見せられたソレは、あの夜の画像だった

386:白猫:2016/04/04(月) 08:33 ID:g/M

茅野視点
あーあー
渚にチョコもらえると思ったのになあ
私があまかったかなぁ
奥「それでは失礼します。」
「うん。 じゃあね♪」
あーあー
奥田さんもカルマくんにチョコもらったって言ってたなあ・・・
私も帰るか。
ガタッ
???「か、茅野・・・」

387:凪海:2016/04/04(月) 10:10 ID:KT2

白猫、続き楽しみにしてるよ!!

388:橘 舞花☆赤髪の殺し屋◆Us:2016/04/04(月) 10:14 ID:p/I

白猫さん!初めまして!
私も白猫さんと一緒で4月から中学生の『橘 舞花☆赤髪の殺し屋』です!
気軽に舞花って呼んでね!
あと呼び捨て&ためOK?
私はOKだよ!よろしくね!
あと、小説いい感じですよ!
(私が言うまでもないか。そもそも私は小説書いてないしね)
この調子で頑張ってみてくださいね!
続き楽しみにしています!

389:白猫:2016/04/04(月) 10:50 ID:g/M

ありがとうございます(涙)
呼びタメokです



渚視点
「かっ茅野・・・」
ヤバイ 教室であんなこと絶対ムリ
~回想~
「人を好きになるのはじめてなんだよ////」
中「攻めればいいじゃない あっそうだ♪ 茅野ちゃんと二人きりのんびりときに呼び止めてそこでキスするの!!!」
「そ、そんなことできないよ////」
当たり前だ
中「しないんだったらこの画像ネットにばらまくけど(ニヤリ」
「そんな殺生な!!!」
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
で、いまにいたる
どうしよう。どうしたら(汗
茅「ちょっと渚大丈夫?」
うぅぅぅぅぅぅ・・・!
「一緒帰らない?」
???(ゴゴゴゴゴゴゴゴゴ)←おこってる

390:白猫:2016/04/04(月) 11:00 ID:g/M

中村視点
渚「かっ茅野・・・」
おっ呼び止めた
渚茅「・・・」
なんだよ 喋れ〜
・・・あれ?渚汗かいてない?
茅「ちょっと渚大丈夫?」
もう!何してんのよ
男でしょ! しっかりしなさいよ!




すいません389のでなんか『のんびりとき』ってなってますけど、正しくは『のとき』です(´д`) ごめんなさい

391:白猫:2016/04/04(月) 11:23 ID:g/M

茅野視点
渚「一緒帰らない?」
今日の渚なんかおかしい・・・
顔赤いし・・・
まさかチョコを? いやそんなはずないでしょ
渚「だっだめだったらだめでいいんだよ」
「えっいやダメじゃないけど・・・」
渚『ピロリン』
渚「あっメールだ。ちょっとごめん茅野」
渚「!!!////!!!」
???

392:白猫:2016/04/04(月) 11:37 ID:g/M

渚視点
『ピロリン』
「あっメールだ。 ちょっとごめん茅野」
『メールを一件受信 中村さん』
なっ中村さん!?
『今ここで じゃないとながす』
うひぃ!!!////!!!
どこから見てるんだよ////

393:橘 舞花☆赤髪の殺し屋◆Us:2016/04/04(月) 11:42 ID:p/I

んじゃ早速
よろしくね!白猫!
この話は中村さんしかゲスイ人関わってないんだね
カルマもいつもはいじってるよね♪

あと、敬語じゃなくていいよ!
私もそっちの方がやりやすいからね!

394:白猫:2016/04/04(月) 11:46 ID:g/M

中村視点
フフフッ探してる探してる
もういっちょいっとくか
『ほらほら 愛しの茅野ちゃんがお待ちだよ〜』
フフフッからかいがいがある
!!!!!!!
「えっ!ちょっ!うそでしょ!」

395:白猫:2016/04/04(月) 11:47 ID:g/M

キャラ崩壊してませんか?
大丈夫?

396:白猫:2016/04/04(月) 12:13 ID:g/M

このたび、新しいスレットを立ち上げましたー♪  小説書きたい人はぜひどうぞ♪

397:あやや◆dA:2016/04/04(月) 14:14 ID:eyU

面白い!
私の小説上手いって言ってくれてありがとう!!

続き期待!

じゃ、私も小説書いていい?

リクで、カルマのとある1日とかが見たい!
って言ってくれたから、書くね!

398:あやや◆dA:2016/04/04(月) 14:28 ID:eyU

〜カルマのとある1日〜


=========================
業「……もう朝か…」

時刻は朝の9時。今日は休日。
俺の両親は今海外出張中で、いない。
俺一人だ。

…休みって…ダルい……

ピンポーン

杉野「カルマー!いるかー?」

朝早くに、チャイムがなった。
声の主は、多分杉野だ。

あぁ…今日、渚達と遊びに行くんだっけ……

俺は着替えて、玄関のドアを開けた。

業「おはよう。皆。」
杉野「よう、カルマ。」
渚「おはよう。」
茅野「おっはよ〜!」
中村「カルマ、もしかして寝起き?」
業「あれ、なんでわかったの?」
中村「な〜んとなく?」

399:白猫:2016/04/04(月) 14:59 ID:g/M

すごい! あややさんは天才ですよ!
よーし私も!



茅野視点
『 ピロリン』
渚「うぅぅ」
渚どうしたんだろう。 さっきから何か探してるし・・・
「渚?」
渚「ん?何?」
「どうかしたの?」
渚「あっいやっその・・・これっ!」
何これ・・・
あれ?あれれ?
「渚。これってもしかして・・・」
渚「うん バレンタインのお返し」
「ありがとう」
すごい可愛い。←チョコのラッピングが
「これ、私のために?」
渚「うん     じゃあ」
(タッタ
渚「あっそうだ」
渚がくるりとこちらを振り返った。
少しずつ、確実に、こっちに近付いてきた、次の瞬間、私は声を出さなくなった。




いや、出さなくなったのではない。
出せなくなったのだ。
私の唇は、渚の唇によってふさがれてしまっていたから    〜END〜

400:白猫:2016/04/04(月) 15:02 ID:g/M

最後終わり方が雑になってすいません


私からひとつ提案なのですが、お話リレーみたいなのをやりませんか?

401:橘 舞花☆赤髪の殺し屋◆Us:2016/04/04(月) 15:25 ID:p/I

あやや!私のリクに答えてくれてありがとう!

〜寝起きのカルマ君を死ぬまでに1度でもいいから見てみたい舞花でした〜
\(*´∀`*)/  \(~Δ~)/
↑      ↑
寝起き見れて 眠気が半端ない
ハッピーな私  カルマ君

402:あやや◆dA:2016/04/04(月) 15:25 ID:eyU

うわ!リレーやりたいっ!
天才だなんて……とんでもない!!
ただの漫画家志望のオタクですっ

続き↓

業「で、どこ行くの?」
茅野「ハイハ〜イ!私、遊園地行きたいっ!!
でね〜………ジャーンッ!!」

茅野ちゃんが見せて来たのはチケットだった。

茅野「これ、使えるの今日までなんだ〜」
杉野「じゃあ、遊園地行くか!!」

杉野のこの一言で決まった。

中村「ねぇねぇ、カルマ」
業「何?」
中村「……あれやりますか〜?」
業「…!あー…あれね……」

あれ、というのは……

中村「茅野ちゃ〜ん!どう?渚と一緒に出掛けて……」

……これ↑

茅野「ふぇえ!?な、な、何を……///」
業「嬉しいんでしょ〜?俺らも協力しよっか?」
茅野「いいから!そういうの!」

茅野ちゃんは渚の方に向かって走って行った。

中村「ちゃっかり渚の方に走って行ってるけどね〜」
業「……だね。」


何でか渚カエを入れる私ww
渚カエは必須だわww
この先も入れるよ〜

403:あやや◆dA:2016/04/04(月) 15:26 ID:eyU

>>401
わ、私も見たい…!!

404:橘 舞花☆赤髪の殺し屋◆Us:2016/04/04(月) 15:28 ID:p/I

私も書きたい!
(うまくできるか分かんないけど…
才能ないしね私(笑))

405:橘 舞花☆赤髪の殺し屋◆Us:2016/04/04(月) 15:33 ID:p/I

カルマ君の寝起きの顔を毎日見れるカルマ君の親が羨ましいよ!

406:あやや◆dA:2016/04/04(月) 15:45 ID:eyU

カルマの幼少気の写真とかあったりして……←
卒業アルバムとか見たい…!!

407:白猫:2016/04/04(月) 15:49 ID:g/M

いきなりタメ口ききます
嫌だったらいってください
リレーの内容と順番どうする?

408:白猫:2016/04/04(月) 15:56 ID:g/M

あっちなみに私の小説にカルマのイジリがないのは、よくよめばわかるよ

409:葉月 美桜(夏輝 美井薫):2016/04/04(月) 16:58 ID:Jqw

340の続き


茅野「…渚?」

茅野が少しの間目を話している間に渚がいなくなっていた。

茅野「え、なん…で?帰った?帰ったの?」

悲しくて…そう悲しくて涙が出てきてしまった。

?「どうしたの?茅野ちゃん」

泣いていた茅野を見つけ声を掛けてくれたのは…。

茅野「かっ、カルマ君…」

カルマ「わっ、泣いてた。何があったの?渚君とケンカ?今日デートだったよね?」

茅野「!!なっ、なんで知ってるの!?」

カルマ「見ればわかる」

茅野「…そう、今日はデートなの。でも、私があそこのアイスクリーム店に行ってたの。そして渚のいた場所に戻ったら…渚がいなくなっていたの」

カルマ「渚君が?いなくなっていた?それってどういう…」

茅野「…帰ったのかって考えたけど…」

『渚君がそんなことするわけないよね』とカルマは言って、茅野も『うんうん』と共感する。

カルマ「もしかして、渚君か茅野ちゃんさ、不良野郎になんかされたりした?」

茅野「不良野郎…」

茅野は、少し悩んで『あ!』と思い出したように言った。

茅野「待ち合わせ場所で…私が不良に絡まれてた…その時渚が助けてくれて…」

カルマ「それじゃん!」

前原「おっ、カルマに茅野じゃん。珍しい組み合わせで」

カルマ「は?偶然会っただけなんだけど?」

前原「え?マジか(笑)」

磯貝「前原ー?…いた、ってカルマに茅野。どうしたんだ?」

『…こっちがあってる』と茅野とカルマは心で思う。

そして、事情を全部話した。

前原「マジで!?捜さねーと!」

磯貝「律に頼むか」

さすが、仕事が早い!
と、茅野は思う。

律「お呼びでしょうか?」

茅野「GPSで渚を捜してくれる?」

律「わかりました。でもどうしてですか?」

カルマ「渚君が不良野郎にさらわれたんじゃないかって思って」

律「そうなんですか!?殺せんせーにも連絡しますね!」

と、律は言うといなくなってしまった。

皆「あ、…まっ、いっか」

え?いいのか?

410:あやや◆dA:2016/04/04(月) 17:06 ID:eyU

渚ぁぁぁ〜!!

411:白猫:2016/04/04(月) 17:06 ID:g/M

こんにちは 白猫です 
すごいですね!えっと・・・何で呼べばいいですか?
 ちなみに私は呼びタメokです

412:あやや◆dA:2016/04/04(月) 17:09 ID:eyU

みーかおひさ〜!…かな?

413:橘 舞花☆赤髪の殺し屋◆Us:2016/04/04(月) 17:10 ID:p/I

カルマ君鋭いね!さすが私一押しのカルマ君!皆で渚を助けにGOー!だね

白猫»やるんならいろんな人(特に美桜は必須!)誘ってやりたいね!

414:白猫:2016/04/04(月) 17:13 ID:g/M

舞花)そうだね!

415:白猫:2016/04/04(月) 17:15 ID:g/M

じゃあ、リレーやりたい人は、私の立ち上げたスレに来てもらうってことでいいかな?

416:匿名さん:2016/04/04(月) 17:18 ID:g/M

ちなみに私の立ち上げたスレは、『暗殺教室〜オリジナル小説〜』ってやつだから

417:白猫:2016/04/04(月) 17:19 ID:g/M

上の私(涙) 名前うち忘れた

418:葉月 美桜:2016/04/04(月) 17:19 ID:Jqw

白猫、みゆでいいよ♪
あやや、おひさ〜♪かな?実はここに毎日来てるんですけども(笑)
舞花、あの私必須なの?(笑)でもリレー小説私もやりたいな♪
白猫のスレに行くねー!ってどのスレ!?

419:葉月 美桜:2016/04/04(月) 17:20 ID:Jqw

って上のうってるあいだに新しいのがー!

420:白猫:2016/04/04(月) 17:23 ID:g/M

うち忘れまたもや
正しくは『オリジナル小説の会』
            え〜ん(泣)

421:凪海:2016/04/04(月) 18:21 ID:Xgs

久しぶりに人が多くて感激してた。゚(゚^ω^゚)゚。

422:白猫:2016/04/04(月) 18:30 ID:g/M

リレーに参加する人は
暗殺教室〜オリジナル小説の会〜へ

423:葉月 美桜:2016/04/04(月) 18:37 ID:Jqw

凪海、確かにね!

424:凪海:2016/04/04(月) 18:45 ID:ySs

>>384

次の日

渚「海、ごめんね」
海「何が?」
渚「昨日、怒ってたでしょ」
海「あー、あれね。私も大人気(おとなげ)なかったし。それに、渚たちは悪くないよ。悪いのはあいつらだよ」

 僕が黙っていると、海はため息をついてさらに続けた。

海「こう言ったら身内びいきみたいに聞こえるかもしれないけどさ、ケンカを売ってきたのはあっちが先だよ。だから、渚たちが気にする必要なんてないよ。それに、あいつら……」

 あ、あれ?
 海、怒ってる?

海「一度として謝ってこなかったし……。ぜってー、私が総合順位で1位とって、あいつらに地べたをなめさせてやる……」
中「アハハッ、海。その意気だよ」

授業

海「ねぇ、殺せんせー」
殺「なんですか、海さん」
海「数学ってどうやったら得意になるかな」
殺「ふぅむ。ちなみに海さんは何故、数学が苦手なんですか」

 海は少し考えた。

海「答えが確実に決まってるってとこかな。いくら公式を使ってもうまく導けない。出口はわかっているのに、そこまでたどり着くのが難しい。そういう脱出不可能な迷路の中にいる気分」
殺「別に得意にならなくてもよいのです」
海「え?」

 殺せんせーからそのような台詞が飛びだすとは思わず、海はぽかんとした。

殺「一生懸命に勉強すれば、おのずとわかるようになりますから」
海「……そういうもんかな」
殺「ええ、そういうもんです」

 一方で、カルマは授業中だというのに寝ていた。

殺「こら、カルマくん。ちゃんと勉強をしなさい。君なら総合でトップを狙えるでしょうに!」
カ「言われなくともちゃんととるよ。あんたの教え方がいいせいでね。それにさ、せんせー。最近あんた、トップトップばっか言って、つまらないね。そんなことよりいいのぉ? A組の持ちだした賭けって、なんか企んでると思うんだけど」
岡「心配ねぇって、カルマ。このE組が失う物なんてこれ以上はねぇよ」
倉「勝ったらなんでも一つかぁ。学食の使用券とかほしいなぁ」
殺「むぅ……。では、これをくれと命令するのはどうでしょう」

 殺せんせーが取りだしたのは、学校案内?

殺「これです」

 学校案内が開かれた、そのページには!

皆「わぁ……」
殺「せんせーはね、今度は君たちにバチバチのトップ争いを経験してほしいのです」

425:凪海:2016/04/04(月) 18:47 ID:Xgs

最新巻、泣きそうになった(´;ω;`)
電車内で読んでたから泣かなかったけど。

426:凪海:2016/04/04(月) 19:39 ID:Xgs

>>424

テスト当日

 本校舎の廊下を歩いているとき、隣にいる中村さんが僕に聞いてきた。

中「どうよ、渚。ちゃんと仕上がってる?」
渚「あはは。まぁ、山が当たれば」
中「男ならちゃんとしなっ! あんただって頑張れば英語でトップとれるんだからさ」
?「あーあ、お前ら。A組の奴らと無謀な賭けをしたそうじゃないか」

 あ、田中くんたちだ。

田「楽しみだなぁ」
高「どんな命令されちゃうんだろうなぁ」

 相変わらず嫌味ったらしいな。
 そう思っていると、中村さんが無言で近づきざま、鉛筆を田中くんの両方の鼻に突き刺した。

田「ホゲェェ」

 中村さん……。

中「さぁて、誰か来てるかな」

 E組が試験を受ける教室に到着した。
 ドアを開けると、そこには……。

渚&中「誰⁉」

 見知らぬ生徒がいた。
 あんな人、いたっけ?

烏「律役だ」

 そこへ現れたのは、烏間先生だった。

烏「さすがに理事長に人工知能の参加は許可されなくてな、律の代わりを務める替え玉で決着した。交渉のとき、理事長に『大変だなぁ、こいつも』という憐みの目を向けられた俺の気持ちが、君らにわかるか?」
渚&中「頭が下がりますっ!」

 烏間先生は僕らの緊張をほぐすためにその話をしたのか、それとも本心からなのか。ともかくも微笑むと、僕らに励ましの言葉を与えてくれた。

烏「律からの伝言をあわせて、俺からも一言。頑張れよ」

 中村さんはにやりと微笑み、僕は元気よく「はい」と答えた。
 
 本来、1人1人で受けるはずのテスト。なのに、色んな人と戦っているのを感じる。仲間となって戦う者、敵となって戦う者、ヤジや声援を飛ばすギャラリー。
 これはまるで……。

 闘技場の門が開かれる。

 僕らは殺し屋。おまけに今日はグラディエイター。
 闘いのゴングが今日は鳴る!



本編と変わらなくてごめんなさい!

427:凪海:2016/04/04(月) 20:45 ID:ySs

本編と変わらない状況が続きそうなので、数学だけやろっかな。

>>426

数学

殺「一生懸命に勉強すれば、おのずとわかるようになりますから」

 殺せんせーの言葉がふと、海の頭の中をよぎった。

海(って、言われてもなぁ……。やっぱわかんないもんはわかんないって)

 銃を持ちなおして、海はどこに弱点があるのかを探った。

海(でも、殺せんせーに中間の頃、約束しちゃったもんな。『次はもっと頑張れる!』って)

 それと同時に、授業中。常に隣にいるカルマのことも思いだす。

海(頑張ってみますか)


 こうして、怒涛の期末テストは終わった。

テスト返却日

殺「さて、テストが返ってきました」

 ごくり。
 僕らの間で緊張が走った。
 不破さんが紙の準備をしていた。どうやらそこにA組とE組の勝ち星を記入するらしかった。

殺「まず、英語から。E組の1位、そして、学年でも1位!」

 え⁉

殺「中村莉桜!」
中「へへん、どうよ〜」

 僕らは中村さんに向かって拍手した。

殺「続いて、国語。E組の1位は神崎有紀子! ですが、学年ではA組浅野学秀!」

 神崎さん、すごい!
 でも、やっぱりどこか残念そうだった。とはいえ、浅野くんに勝つのは難しいだろう。

殺「神崎さんも大躍進です、充分ですよ」

 次は社会だ。

殺「続いて社会。E組1位は磯貝悠馬くん! そして学年でも1位です」
磯「よっしゃ!」
殺「マニアックな問題が多い社会で、よくぞこれだけ取れました」

菅「次は理科、奥田か」
殺「理科のE組1位は奥田愛美。そして学年では……」

 殺せんせーが次をためた。

殺「おめでとう! 浅野くんを抑えて1位です」
菅「すげぇぞ、奥田」
杉「触手1本お前のもんだ!」
不「3勝1敗!」
磯「数学の結果を待たずして、E組が勝ち越し決定!」

 僕らの間で喜びが走った。

木「てことは、賭けのあれもいただきだな」
倉「楽しみ〜」
竹「あとは、数学だけですね」

 数学の、学年1位は……。

428:凪海:2016/04/04(月) 21:25 ID:ySs

>>427

カ「チッ」
殺「さすがにA組は強い。それは当然の結果です。A組もE組の皆も負けず劣らず勉強をした。怠け者がついていけるわけがない」
カ「何が言いたいの?」
殺「よゆーで勝つ俺、かっこいいとか思ってたでしょ。恥ずかしいですねぇ」

 カルマは思わず頬を赤く染めた。

殺「君は今回、暗殺においても賭けにおいてもなんの力にも戦力にもなれなかった。今の君は暗殺者じゃない。錆びた刃を自慢げにかかげた、ただのガキです」

 殺せんせーはナメ顔になり、触手でカルマの頭や頬をぐりぐりし始めた。
 カルマはその触手を振り払い、校舎へ戻っていった。

烏「いいのか、あそこまで言って」

 烏間が殺せんせーに声をかけた。

殺「大丈夫です。立ち直りが早い方に挫折させました」

 殺せんせーはカルマが立ち去っていった方向を見た。ちょうど海が現れたところだった。

殺「彼は、多くの才能に恵まれている。ですが、力ある者はえてして未熟者です。本気でなくとも勝ち続けてしまうために、本当の勝負を知らずに育つ危険性がある。才能のある者は負ける悔しさを早めに知れば、大きく成長できます。テストとは、勝敗の意味を、強弱の意味を教えてくれます」
(成功と挫折を胸いっぱいにつめこみなさい、生徒たちよ。力の意味を、強弱の意味を。今! 
 私が最後まで気づけなかった、とても大事なことだから)

校舎前にて

海「カルマ」
カ「なぁに?」
海「私、頑張ったから」
カ「はぁ?」

 カルマはいったい海が何を言いたいのかわからず、ポカンとした。

海「だから、次回頑張ってよ。私がカルマのために、席。とっといたから」

 海は紙飛行機をカルマに向かって飛ばした。そして、そのまま彼女は校舎内に入っていった。
 カルマは紙飛行機を開いた。そこには。

カ「ったく、生意気だな〜」

 海の成績表は「国語:学年2位 数学:学年4位 英語:学年2位 社会:学年2位 理科:学年5位」とあった。

カ「てか、席とっといたとか。総合2位じゃん」

 カルマは海の成績表を丁寧に折りたたんで、制服のポケットにしまった。


 数学の学年1位、浅野学秀。

429:かめ♪:2016/04/04(月) 22:20 ID:Qvk

かめ♪です。復帰しました。私がいない間に入った方々、宜しくお願いします!私は、タメでOKだよ!

430:白猫:2016/04/04(月) 22:41 ID:g/M

じゃあ早速 かめ♪リレーに参加しませんか? 他にも人はいるけど・・・&もう始まってるけど・・・
他にもやりたい人は»422にかいてあるスレに来てねー

431:凪海:2016/04/05(火) 00:17 ID:ySs

>>428

磯「浅野」

 期末返却後はほどなくして終業式だ。僕らは五英傑を体育館前で待っていた。

磯「さっき、報酬の件についてメールで伝えたけど、あれでいいよな」

 浅野くんが黙っていると、寺坂くんが進言した。

寺「なんなら五教科の中に家庭科を入れてもいいんだぜぇ?」

 ……つい、さっきのことだった。

寺「おいタコ、五教科1位は3人じゃないぜ」
殺「うん? 3人ですよ、寺坂くん。国・英・社・理・数……」

 寺坂くんは村松くん、吉田くん、狭間さんと一緒に殺せんせーの前に立って。

寺「ちげぇよ。五教科つったら、国・英・社・理、あと家だろ」

 教卓に投げ出されたのは、4枚の答案用紙。しかも、100点の!

殺「家、家庭科ぁぁぁぁ⁉ ちょっと、家庭科なんてついででしょうに」
カ「なんてって言っていいの、殺せんせー? 五教科最強の家庭科さんにさ」
菅「そうだぜ、殺せんせー。最強の家庭科さんで4人がトップ!」
倉「合計触手7ほーん!」

 そして、7本コールが始まり、収集がつかなくなった。

磯「それと、殺せんせー。これはみんなで相談して決めたんですが。今回の報酬に賭けも加えさせてもらいます」
殺「What?」

 というのが、家庭科が五教科の中に入る理由……。
 僕らが体育館に入ろうとすると、小山くんが海に声をかけた。

小「おい、お前」

 海はそれを無視していた。

茅「海ちゃ……じゃなかった。海くん、呼ばれてるよ」
海「僕、お前なんて名前じゃないし」

 あはは……。
 どうやら海は相当怒っているみたいだった。
 別に、1位を取れなかったことじゃないとは思うけど。

小「本郷海!」
海「なんか用?」
小「お前の名前、覚えたからな」
海「キョーミなしっ!」

 海はそう一言言うと、体育館に入っていった。


E組にて

殺「触手7本の大ハンデにも関わらず、周囲をせんせーの苦手な水で囲む。正直に認めましょう、君たちは本当に侮れない生徒になりました」

 今回の、A組との賭けの報酬。それは!

殺「沖縄リゾート2泊3日!」

432:凪海:2016/04/05(火) 00:53 ID:ySs

夏休みスタート。

>>431

 沖縄リゾートの前に、僕らは計画の詰めのために学校に集まった。今回はロヴロさんがプロの視点から助言をくれるために来てくれたから、最高のコンディションだ。
 一通り作戦について話していたとき、僕はふと気になってロヴロさんに聞いた。

渚「あの、ロヴロさん」
ロ「⁉ ……なんだ」
渚「僕が知っている殺し屋は今のところ、あなたとビッチ先生しかいないんですが、最強の殺し屋っているんですか?」
ロ「興味があるのか、殺しの世界に」
渚「え、あ、いや……」

 興味がある、というわけではない。ただ、ちょっと気になっただけだ。

ロ「そうだな」

 ロヴロさんはチラッと視線を違う方向へ向けた。
 僕はそちらをなんとなく見た。
 そこには、厳しい顔つきをした海がいた。

渚「海……?」
ロ「最強の殺し屋、そう呼べる奴はこの世界でただ1人。それは『死神』だ」
渚「しに、がみ……」
ロ「君たちが奴を殺せなければ、やがて現れるだろう」

 そんな人が! ますます島の暗殺計画は逃せない。

ロ「では、君には必殺技を授けよう」
渚「⁉ 必殺?」
ロ「そうだ。プロの殺し屋が教える、必殺技だ」

 そして、暗殺夏休みが幕を開ける!

in 沖縄離島(普久間島)

 フェリーで移動して、僕らはすぐに普久間島に着いた。

ウェイター「ようこそ。サービスのトロピカルジュースでございます」
三「いやぁ、最高だね」
菅「な」

 僕らは修学旅行の班に分かれて殺せんせー暗殺の準備にとりかかった。

 1班が殺せんせーと遊んでいる間に、僕らは暗殺の準備!
 ここはE組の校舎と違うから、暗殺に適した場所か。綿密なチェックが必要だ。

杉「茅野と海は泳げないから、ここで待機な」
海「オッケ」
茅「スケジュール管理なら任せて」

 僕とカルマくん、杉野で海に飛び込んだ。

茅「ところで、海」
海「何?」
茅「……どうして着物なんて着てるの?」

 そう。それは僕も気になっていた。

海「私の家、私服これしかないんだよね」
茅「そうなんだ……」

433:凪海:2016/04/05(火) 01:37 ID:ySs

>>432

磯「じゃあ、殺せんせー。夕飯のあとは暗殺なんで……」
殺「はーい」

 殺せんせー、いくらなんでも遊びすぎじゃ。
 なんであんなに日焼けしたんだ。

海「真っ黒じゃん」
殺「おやおや、船上でのディナーですか。どうやら私を酔わせて、戦力を削ぐつもりですね」
磯「ええ、これも暗殺の基本ですから」
殺「ですが、本気になったせんせーにとって、船酔いなど恐るるに……」
中「だから黒いよっ!」

 たしかに、黒すぎる。
 目も、口もわからない……。

海「挙句、お歯黒じゃん」
殺「そんなに黒いですか?」
中「表情どころか、前も後ろもわからないわよ」
片「ややこしいからなんとかしてよ」
殺「ヌルフフフ。私の脱皮をお忘れですか?」

 しゅるん

 殺せんせーが黒い皮を脱ぎ捨てた。

不「あ、月1回の脱皮だ」
殺「そうです。本来はヤバいときの奥の手ですが……あ」
皆「あ」

 あっ!
 殺せんせーの弱点、脱皮直後は反応速度が落ちる!

杉「ばっかでー。暗殺の前から自分で戦力減らしてやんの」

 この日のために、みんなで準備をしてきた。
 みんなで、この作戦なら!

殺「にゅやぁぁ……」
海「結局酔ってんじゃん」
磯「じゃ、せんせー。次はこっちです」

 そこは、水上チャペルだった。

434:凪海:2016/04/05(火) 02:18 ID:ySs

微妙に飛ばす!

>>433

 各教科で1位をとった生徒7人がせんせーの触手を破壊し、続いて全体での暗殺を開始する!

律「暗殺開始」

 カルマくんと茅野、海、原さん、竹林くんがチャペルの天井を破壊した。

茅「どう⁉」
海「うまくいったよ!」
カ「ハハッ」
原「やった」
竹「フッ」

 建物の檻から水の檻へ!

杉「殺せんせーは環境の劇的な変化に弱い!」
前「反応速度をさらに鈍らせる!」

 続いて、水の檻から対せんせーBB弾で弾幕を張る。

磯「殺せんせーは当たる攻撃に敏感だ!」

 だからあえて、その攻撃はせんせーを狙わない。逃げ道を防ぐためだ。

中「かーらーのぉ」

 とどめの2人!
 速水さんと千葉くんの銃でとどめだ!

 放たれた、BB弾。

○○○○○○○○

 暗殺は、失敗に終わった。
 挙句、殺せんせーは完全防御形態になって速水さんと千葉くんの攻撃を免れたのだった。

前「あーあ、もう何もやる気起きねぇ」
寺「ったく、お前ら。もうやることはやったんだ。明日一日遊べんじゃねぇか」
岡「そうさ。明日こそ水着ギャルをじっくり見るんだぁ」
渚「あはは」

 それにしても、おかしい。
 いくらなんでもみんな、疲れすぎじゃあ。
 僕が席から立つと、そばを歩いていた中村さんとぶつかった。

中「ごめん、渚くん。ちょっと肩かして」
 
 中村さんが、壁をつたって倒れた。

渚「中村さん⁉」
岡「うっ」

 岡島くんが鼻血をだした。

渚「岡島くん⁉」

 次々倒れる、一部の人たち。
 これはいったい⁉

海「何の騒ぎ⁉」

 海はどうやら無事みたいだった。

海「ちょっとごめん、陽菜乃」

 海は倉橋さんの額に手をやった。

海「ひどい熱!」

 ⁉
 そのとき、烏間先生の携帯が鳴った。

?「やぁ、先生。かわいい生徒が随分苦しそうだね」

435:かめ♪:2016/04/05(火) 06:29 ID:Qvk

白猫)ありがとう!行ってみる!

436:凪海:2016/04/05(火) 15:57 ID:ySs

>>434

 突然かかってきた脅迫の電話。
 その内容によると、中村さんたち一部の生徒たちはウィルスに感染したとのこと。そのウィルスを治すための治療薬は脅迫電話の向こう側にいる人が持っているとのこと。その人は誰だかはわからない。男性や女性という性別すらも。

海「おそらく変声機でも使ってるんだろうね」

 そして、治療薬が欲しければ普久間島で最も標高の高い場所にある、普久間殿上ホテルの最上階に、クラスの中で一番背の低い男女2人で来いとのこと。しかし、タダではない。殺せんせーと引き換えに、だ。
 ちなみに、クラスの中で一番背の低い男女2人とは、僕と茅野のことだ……。

寺「一番チビの2人で来い、だぁ⁉ このちんちくりん共だろ? 人質増やすようなもんだろーがっ‼」

 うぅっ……。

寺「挙句、人のツレに手ぇだしやがって」
狭「単細胞が……」
村「キシシッ」

 海が全員分の水を配りながら言った。

海「ホンット、寺坂の言う通りだよ。殺し屋だかなんだか知らないけど、標的を殺すためなら正面切って来やがれよ……。ねぇ、烏間先生? 渚とカエデを人質にさせるくらいなら私が行ってもいいかなぁ?」
茅「海ちゃん、怒ってるね」
渚「う、うん……」
殺「大丈夫ですよ、みなさん。律さんの下調べもどうやら終わったようです。元気な人は来てください。汚れてもいい格好でね」

 ?

 車で1時間くらい走った先は普久間殿上ホテル、の。

渚「うわぁ……」

 こんなに標高が高いのか。
 僕らがいるのは、普久間殿上ホテルの真下。というか、この崖は。

海「ねぇ、殺せんせー」
殺「にゅ?」
海「まさかだとは思うけど、この崖を登れっての?」
殺「その、まさかです」

 え⁉

殺「敵の思惑通りになりたくなければ、言う通りになりたくなければ、このホテルの最上階に行き、治療薬を奪い取るのです!」

437:凪海:2016/04/05(火) 16:28 ID:ySs

>>436

岡野「おいてくよ〜」

 岡野さんは崖をひょいひょいと登っていく。

木「身軽だな、岡野は」
磯「ああ。こういうことをやらせたらクラス1だ」
木「一方で、うちで動ける先生が3人中1人とは」

 烏間先生はこの急な崖をビニル袋に入っている完全防御形態の殺せんせーと、ビッチ先生を背負って登っている。

菅「てか、海は着物なのによく身軽に動けるな」
海「あはは。こう見えて私、殺し屋時代……というか、E組に来る前か。そのときはずっと着物で仕事してたんだ」
茅「へぇ」
海「洋服より動きやすいんだよねっ」

 頂上に到達。

烏「律、ホテル内のマップは表示できるか」
律「はい、警備の配置図も。私たちは正面玄関を使用できません。なので裏口から入ります。本来、専用のカードキーがなければ入れませんが、私の合図で開けられるようロックは解除済みです」

 ロビーに着いたはいいけれど。

菅「げっ、あんなにたくさん見張りが」
木「どうやって通る?」
ビ「何よ、普通に通ればいいじゃない」
菅「はぁ⁉ 状況判断もできねぇのかよ、ビッチ先生」
木「あの警備の中、どうや……海?」

 木村くんが話している途中で、海が木村くんの肩をつかんで止めた。

海「先輩、頼んだよ」
ビ「フッ。ねぇ、カラスマ」
烏「なんだ」
ビ「ストッパーの役割、頼んだわよ」

 ?
 ビッチ先生は僕らがあっけにとられている間に、ロビーへ足を踏み入れた。

438:凪海:2016/04/05(火) 16:40 ID:maA

誰か来て〜(´;ω;`)

439:葉月 美桜:2016/04/05(火) 16:48 ID:Jqw

凪海、来てるよ♪
やっぱり…おもしろい!さっすがー!
小説うまくて、羨ましいなぁ…。

よし、渚カエの続き書くよ!

440:凪海:2016/04/05(火) 16:53 ID:maA

良かったぁ。
美桜のも読んでるよ、さすがすぎて、もう私の小説はカスすぎる…。

441:葉月 美桜:2016/04/05(火) 17:00 ID:Jqw

409の続き


渚「…ん…」

渚は、あの時から数時間後…やっと目を覚ました。

渚「こ…こは?」

周りを見渡しても誰もいないので、ここは何処かの部屋。と渚は推理した。

渚「…!」

ドアの外から…話し声が聞こた。
だから、渚はよく耳をすましていた。

『こいつは、さっきさらおうとしてたあいつの彼氏だろ?こいつ痛め付けたら…あいつはここに来る…そして「代わりに私が」とか言うんじゃね?』

『さすが、リーダー!!』

渚「(か、茅野狙い…?)」

渚は、手首足首を拘束されていた。
だが、それをほどこうとしたが…。

渚「くっ…(思うように身体が動かない…助けて…)」





カルマ「…はえーな、殺せんせー」

殺せんせー「渚君はっ…ゼエゼエ…無事っ…ゼエゼエ…なん…ゼエゼエ…ですか…?ゼエゼエ」

皆「なんつってるかわからん!!」

今いるメンバーは…
茅野、カルマ、磯貝、前原…そして殺せんせーだ。

律「本当に早いですね」

茅野「なんでそんなに焦ってるの」

殺せんせー「大事な生徒になにかあったら、大変じゃないですか」

…ちゃんと先生してる…と皆は思った。

磯貝「…修学旅行のしおりを思いだそう」

カルマ「[土地勘のない奴等は、連れ去ったあと遠くには逃げない。近いところでひとけのないところに隠れる]だろ?渚君が修学旅行のとき言ってた」

茅野「正確には読んでた、ね」

殺せんせー「先生が匂いをたどりましょう」

一番楽な方法だ。と皆は思った。

442:葉月 美桜:2016/04/05(火) 17:02 ID:Jqw

凪海!
んなことないって!凪海の小説はカスじゃないよ!めっちゃ引き込まれるもん!
毎回続き楽しみだもん!

443:りら☆:2016/04/05(火) 17:04 ID:n5E

久しぶり!過ぎて知らない方もおるなw
すごいねー!皆文才有って!
自分文才ほんとに無いからw

444:凪海:2016/04/05(火) 17:07 ID:maA

み、みんな…。
お世辞をありがとう。

445:葉月 美桜:2016/04/05(火) 17:11 ID:Jqw

りら!おひさー!

凪海、お世辞じゃないーーー!!
ほんとのこと言ってるから〜!

446:りら☆:2016/04/05(火) 17:13 ID:n5E

おひさー!!

447:凪海:2016/04/05(火) 17:33 ID:ySs

>>437

 ビッチ先生は言葉巧み、行動巧みにロビーの警備をうまく導き、僕らを先に進ませてくれた。
 それにしても、ビッチ先生のピアノ。上手だったなぁ。いや、上手ってもんじゃない。もうあれは次元が……。

烏「普段の彼女から甘く見ないことだな。君らに外国語を教えているのは、世界でも1、2を争うハニートラップの達人なんだ」
殺「私が動けなくても、さすがですねぇ」

 経験と知識を兼ね備えたプロはさすがだ。殺せんせーが動けなくても、大丈夫だった。
 でも、僕らは知らなかった。敵もまた、経験と知識を兼ね備えたプロだということに。

ホテル廊下

烏「さて、ロビーを抜けてしまえばあとは客のフリができる」
菅「え、俺らくらいの年ごろの客なんているんすか?」
烏「聞いた限り、けっこういるそうだ」

 そうなんだ。

烏「ところで、海さん。一ついいか」
海「何ですか」
烏「さっき、イリーナが言っていたが。ストッパーとはなんだ」
海「ああ、あれね」

 海はウェストバッグを肩に持ち替えた。
 いつも思うんだけど、あれの中にはいったい何が入ってるんだろうか。

海「うーんと、私が二重人格って話はしましたよね? それで、そのストッパーっていうのはカイのこと……あ、カエデ。ごめん」
茅「ううん、大丈夫」

 そうか。
 カイは転校初日に茅野を襲ったことがあったんだっけ。

海「カイは優しいけど、好戦的なんだ。口より先に手が出るタイプ……ってやつかも。だから、あいつが暴れずに済むようにストッパーの役割が必要なんだ。ストッパーの合図がない限りは、カイはでてこない。この前はたまたまだったんだけどね」

 そうなんだ。

海「にしても、先輩ったらさぁ。なんで先生に任すかなぁ。生徒だったら楽だったのに」
カ「俺だったら今すぐに呼び出すけどね」
海「ははは」
カ「海はプロだけど、ビッチ先生みたいなことはできないの? 実践的なこと」
海「うーん……、私こう見えて情報収集とかの方が得意でさ。戦闘には不向きなんだよね」
片「そのわりにはナイフも銃も成績いいのにね」
海「基本はとりあえず、一通りかじってるからね」

 しばらく歩いているけれど、敵らしい敵らしいがいないなぁ。

寺「ヘンッ、中に入っちゃこっちのもんだな。とっとと先に進もうぜ」
烏「こら、待て」

 寺坂くんと吉田くんが走りだした。
 正面からは人が歩いてくる。

不「⁉ 寺坂くん、そいつ危ない!」

 不破さん?
 僕らがあっけにとられていると、烏間先生が走りだした。
 あっと思う間もなく、正面から歩いてきた人がポケットに手をやり……。

 ブシュッ

448:凪海:2016/04/05(火) 17:34 ID:maA

りらさん、お久です!

449:りら☆:2016/04/05(火) 17:52 ID:n5E

呼び捨てでいーよ!
えっと…ごめんなさい、名前が読めないw

450:凪海:2016/04/05(火) 19:52 ID:8j6

>>449

普通に「なぎうみ」でOkだよ。

451:刹那@ゲーマー:2016/04/05(火) 20:40 ID:tSk

知ってる人はお久!
初めての人ははじめまして!

書き込み規制に巻き込まれてた刹那です!
よろ!

452:凪海:2016/04/05(火) 20:57 ID:L66

刹那さん、巻き込まれてましたか。
じゃあやっぱり人が来ないのは巻き込まれていたのが大半かな?

453:葉月 美桜:2016/04/05(火) 21:10 ID:Jqw

刹那、一緒一緒ー!
私もこの前殺られてた……!
でも毎日書き込みって押してて、急に書き込めたから、今もこうして活動してます!

454:レモン:2016/04/05(火) 21:14 ID:ZRo

レモンです。
覚えてくれているかな?
だいぶ久しぶりだったから……。

455:凪海:2016/04/05(火) 21:18 ID:L66

レモンさん、名前だけは認識してました。
よろしくです。

456:あやや◆dA:2016/04/05(火) 21:25 ID:eyU

刹那&レモンやっほー!
刹那、規制されてたんだー…
最近いないなーと思ったら…

457:A :2016/04/05(火) 21:39 ID:0IU

初めまして
皆さんの小説見させてもらいました。
めっちゃ面白いです。

458:凪海:2016/04/05(火) 21:57 ID:L66

Aさんありがとうです。

459:白猫:2016/04/05(火) 22:21 ID:g/M

りらさん 刹那さん Aさん はじめまして 白猫です 呼びタメokです

ところで、りらさん 刹那さん 凪海さん レモンさん Aさん リレーに参加しますか? 参加するなら、『暗殺教室〜オリジナル小説の会〜』にきてください♪ 今人数少なめなんで・・・

460:凪海:2016/04/05(火) 22:37 ID:L66

リレー得意じゃないんだがいい??

461:白猫:2016/04/05(火) 22:50 ID:g/M

全然いいよー
あっでも、最初から(読まないでいいとこもたまにあるけど)読んでもらえればルールとかも書いてるよ(途中にw)

462:凪海:2016/04/05(火) 23:10 ID:L66

( ・∀・)b OK!

463:凪海:2016/04/05(火) 23:35 ID:ySs

>>447

 ⁉

烏(ガスかっ!)

 謎のガスが部屋一面に広がっていった。
 と思ったら一瞬で消えてしまった。
 これは一体?

男「殺気を見せずにすれ違いざまに殺る。俺の十八番だったんだがなぁ。何故わかった」
不「だっておじさん、ホテルでサービスドリンク配ってた人でしょ」

 ……あっ!

男「断定するには証拠が弱いぜ」
不「ふふん。夕飯を食べずに映像編集をしていた三村くん、岡島くんも感染していたことから、ウィルスは昼間のドリンクにしぼられる。よって犯人はあなたよ、おじさんくん」
男「ぐぐっ」

 ドサッ

海「烏間先生⁉」
烏「くっ……」
男「俺専用の室内用麻酔ガスだ。一度吸えば象すらオトす」
殺「毒物使い。しかも、実用性に優れている」
男「お前たちに交渉の余地がないのはよくわかった。交渉決裂、ボスに報告でもするか」

 道を引き返そうとした毒物使いの殺し屋。僕らは急いで烏間先生に言われた通りの行動をした。
 すなわち、逃げ道をふさぐこと!

男「⁉」
烏「敵と遭遇した場合、すぐさま逃げ道をふさぎ、連絡を絶つ。指示は全てすませてある」
男「ふん。お前が倒れれば統制がとれず、逃げだすだろうさ」

 瞬間、烏間先生は毒物使いに膝蹴りをもろにくらわせた!

男(はぇー……、人間の速さじゃねぇ……。だがな、おっそろしい先生よ。お前の引率もここまでだ……)

 烏間先生が倒れた。

皆「か、烏間先生!」

廊下

 烏間先生は磯貝くんに支えられながらなんとか歩いていた。

菅「象すらオトすガス浴びて、歩ける方がおかしいって」
不「あの人も充分バケモノだよね」

 さすが、経験と知識を兼ね備えたプロは本当に強い。
 僕らの力だけで、勝てるのか。

殺「いやぁ、いよいよ夏休みって感じですねぇ」

 ………。

片「何よ、自分だけ絶対安全な形態のくせして!」
菅「渚、振り回して酔わせろ!」

 僕はビニル袋に入った殺せんせーを振り回した。

殺「にゅやぁぁぁぁぁぁっ!」
カ「ねぇ、寺坂。これねじ込むから、パンツおろしてケツ開いて」
寺「死ぬわっ!」

 あはは。
 ところで。

渚「なんでこれが夏休み?」
殺「夏休みとは、学校を離れ自立性を養う場でもあります。大丈夫です、君たちにならクリアできます。この暗殺夏休みを」

464:凪海:2016/04/06(水) 00:19 ID:ySs

>>463

 しばらく歩いていると。

海「⁉」
渚「海?」
海「みんな、気をつけて。これはちょっとまずい」
茅「え?」

 正面を見ると。
 あ!

矢「あの雰囲気……」
吉「ああ、いい加減見分けがつくようになったわ。間違いなく、殺る側の人間だ」

 海が警戒している。
 ということは、相当にヤバい殺し屋かもしれない。

烏(くっ。実弾の銃がほしい。よもやこの島で必要になるとは思わなかった)
 「海さん、銃はあるか」
海「さすがに持ってません。ナイフならあるんですが」

 ピシッ
 
 ⁉

寺「なっ」
木「素手で窓にヒビいれたぞ」
男「つまらぬ。足音を聞く限り、手ごわそうな者が一人もおらぬ。精鋭部隊出身の引率の教師もいるはずなのぬ、だ。どうやらスモッグのガスにやられたようだぬ。でてこい」

 僕らはゆっくりでてきた。
 それより、なんていうか。
 怖くて誰も言えないんだけど……。

カ「ぬ、多くね? おじさん」

皆(言った! よかった、カルマがいて!)
男「ぬ、をつけるとサムライっぽく聞こえると小耳にはさんだぬ。かっこよさそうだから試してみたぬ」
渚(なんだ、外国の人か)
海「………」

 手をゴキゴキ鳴らしながら男は言う。

殺「素手。それがあなたの暗殺道具ですか」
男「こう見えて需要があるぬ。身体検査に引っかからない利点は大きいぬ」
海「たしかに、そうみたいだね……」
男「近づきざま頸椎をひとひねり。その気になれば、頭蓋骨も握りつぶせるぬ。だが、殺しの技を学ぶと他の分野でも試してみたくなる。すなわち、強い敵との戦いだぬ。だが、お目当てがその様子では試す気も失せたぬ。ボスに連絡して皆殺しだぬ」

 なっ!
 瞬間。

 バリーン

カ「ねぇ、おじさんぬ」

 次に窓にヒビを入れたのは、植木鉢を片手にしたカルマくんだった。

カ「プロって意外とふつーなんだね。ガラスとか頭蓋骨なら俺でも割れるよ。てゆーか、そっこう仲間呼んじゃうあたり、中坊とタイマン張るのも怖い人?」
烏「やめろ、むぼ……」
殺「ストップです、烏間先生。顎がひけている。
  普段の彼なら余裕を見せて顎を突き出し、相手を見下す構えをしていた。ですが、今は違う。目は油断なく相手の仕草をつぶさに観察している」
 (どうやら敗北からしっかり学んだようですね。存分にぶつけなさい、高い大人の壁を相手に)

465:凪海:2016/04/06(水) 00:50 ID:ySs

>>464

寺「おい、海」
海「何?」
寺「カルマは勝てるのか?」
海「わからない。でも、殺せんせーは彼に任せるみたいだし。私も任せるしかない。ただ、もし彼を死に追いやるような状況になったら、殺せんせー、それから烏間先生も。みんなをつれて逃げてください」
渚「どうするつもり⁉」

 すると海は不敵に笑った。

海「とてもアマチュアには見せられないようなことを、するまでだよ」

 カルマくんは殺し屋と戦っている。
 それにしても。

茅「すごい。全部避けるか捌いてる」
殺「烏間先生の防御テクニックですねぇ」
烏(殺し屋にとって防御技術は優先度が低い。だから授業で教えた覚えはないが。目で見て盗んだな)

カ(よけられるけど、こっちから攻め込んだらつかまるからなぁ)
男「……どうした。俺を倒さなければここを永久に抜けられぬぞぬ」
カ「どうかなぁ。俺がひきつけるだけひきつけといて、みんながちょっとずつ抜けるってのもあるかと思ってー。……安心しなよ、そんなコスいことは無しだ。今度は俺から行くからさ。正々堂々、素手のタイマンで決着つけるよ」

 カルマくんが走りだした。
 すごい、殺し屋と戦ってる!
 カルマくんが殺し屋の足にキックをくらわせると、殺し屋は足を痛めたのか背中を向けた。

カ(チャンス!)

 瞬間!

 ブシュッ

 え、あのガス……。

男「ふぅ。長引きそうだからスモッグの麻酔ガスを試してみることにしたぬ」
吉「き、汚ねぇぞ!」
男「俺は一度も素手だけとは言ってないぬ」

 殺し屋は片手でカルマくんの頭をつかんだ。
 まずい!
 僕らが焦るなかで、海だけが笑っていた。

海「さすがだわ。とてもマネできない」
渚「? 何言って……」

 ブシュッ

 ⁉

男「ぬ、ぁ……」
カ「奇遇だね、2人とも同じこと考えてた」

 カルマくんが持っていたのは、麻酔ガス⁉

海「おそらく、さっきくすねたんでしょ」

 カルマくんは襲ってくる殺し屋をしめあげて、倒してしまった。

カ「ほら、寺坂。早く早く。ガムテと人数がなきゃこんなバケモン勝てないって」
寺「へーへー。お前が素手でタイマンの約束とか、もっとないわな」

 数人が殺し屋の上にのしかかり、ガムテでしめあげた。

カ「それにしてもこのガス、使い捨てが勿体ないくらい便利だね」
男「俺は素手しか見せていないのに、何故ぬ」
カ「当然っしょ。素手以外の全部を警戒してたよ。ここで俺らを止めるためなら、どんな手も使うべきだし。俺もそっちの立場ならそうしてる。あんたのプロ意識を信じたんだよ。信じたから、警戒してた」
海「ふふっ」
殺(一度の敗北を実に大きな糧にした。君は将来、大者になれます)

 殺し屋の男は笑った。

男「負けはしたが、楽しい時間を過ごせたぬ」
カ「え、何言ってんの? 楽しいのはこれからっしょ」

 カルマくんは寺坂くんが持ってきていたバッグから小さな袋を取りだした。
 その袋には、「そなえあればうれしいな」の文字……。

男「なんだぬ、それは」
カ「わさびアンドからし〜。おじさんぬの鼻の穴にねじこむの」

 ⁉

カ「これいれたら、専用クリップで鼻ふさいでぇ、口の中にトウガラシの3倍辛いブート・ジョロキアぶちこんでさるぐつわして、しょちかんりょ……」

 そこへ、海がカルマくんの手を止めた。
 ホッ。

海「カルマ、私ね。この前陽菜乃と見つけたんだぁ」

 え?
 海はウェストバッグからビンを取りだした。

海「これ、1匹のゴキブリに対しての卵ぜぇんぶ。人の中にぶちこんだら、どうなるかなぁ?」

 ⁉

海「一度でいいから、試してみたかったんだよねぇ」

 ここにも、悪魔がいた……。

466:凪海:2016/04/06(水) 01:29 ID:ySs

>>465

 なんで、こんな格好しなきゃいけないんだ……。

速「自然すぎて、新鮮味がない」
渚「そんな新鮮さいらないよ‼」

 ……今、場所はダンスとか踊れるらしいパーティ会場みたいなところ。
 そこで僕らはとある任務を遂行しなきゃいけないんだ。
 ここを行った先にVIP専用のルートがある。そこを抜けないと、最上階にはたどり着けない。そこへ行くには鍵を開けなくちゃいけない。そのための任務なんだ。
 でも、男子も連れていっては目立ちすぎるというわけで。かと言って、女子だけでは危険すぎる。そこでカルマくんの提案で僕が何故か。

海「大丈夫だよ、渚。その格好。凛香の言う通り、違和感ないから。その女装」

 と言いつつ、海は笑っている。

茅「むしろ、違和感あるのは海ちゃんだよね。その格好」
海「うん。正直まずったけど、そこは潜入捜査が得意な私の見せどころだよ」

 潜入捜査をする、ちょっと前のことだ。

渚「やだよ、女装とかっ‼」
カ「かと言ってさ、渚くん。女子ばっかり行かせるのはあんまりじゃない?」
渚「うっ……」
海「大丈夫だよ、渚。君が女装しても私のほうが数倍は目立つ」
不「というよりも、海ちゃんはついてくつもりなの?」
海「当たり前っしょ。じゃあさ、渚。せめて顔を隠すのとかないの? いやま、中性的な顔立ちをしているから目立たないとは思うけどさ」
カ「それなら、あれがあんじゃん。ほら、さっき荷物になるからって寺坂のバッグに入れてた」
渚「あ」

 僕は寺坂くんから受け取った。

海「⁉」
渚「海?」
海「え、あ、いや。なんでもない。行こ、みんな」
女子「オッケ」

?「なぁ、そっちで俺と飲まねぇ? 金あるから、なんでもおごってやんよ」

 ……いきなりなんだ?

片「はぁい、渚。相手しといて」
渚「ちょ、片岡さん⁉」
片「作戦の下見が終わったら呼ぶからさ」
渚「うぅっ」
海「おい」

 う、海。
 ドスの利いた声はやめたほうが。

海「もしも渚に何かしたら、許さな……ちょっ」

 茅野が海を引っ張って退散させた。

片「何が、『潜入捜査が得意』よ。目立つじゃない」
海「う……ごめん」
茅「海ちゃんってさ、何気に渚をかばってるよね」
海「え、そうかな」
不「たしかに、そういう節はあるかも」
速「うん」
矢「そうだね」
岡野「いえてるかも」
海「みんな、そこまで言うことないじゃん……」

(ごめんなさい、大幅に飛ばす! 矢田さんファン、ごめん‼)

階段にて

渚「はぁ……」
茅「どうしたの、渚」
渚「いや、今回女子が全部やってくれたし。僕がこんな格好した意味って」
カ「面白いからに決まってんじゃん」

 カルマくんが見せつけてきたのは、僕の……。

渚「撮らないでよ、カルマくん‼」
茅「……そんなことないと思うよ。きっと誰かのためになってるって」

 さっき、出会ったユウジくんという少年のことを思いだす。非合法なタバコを吸っていたユウジくん。
 彼に、僕は何かをしてあげられただろうか。

467:凪海:2016/04/06(水) 01:44 ID:ySs

ここからオリジナルです。

>>466

 階段を上がっている途中で。

海「⁉」
カ「今度は何、海」
海「2人」
渚「え?」
海「この先、おそらく2人殺し屋がいる。ここにいるだけでもわかる。異様なまでの殺気」
岡野「2人も⁉」

 そんなの、どうやって相手にすれば。

殺「海さん、よく見つけました。烏間先生、動けますか?」
烏「なんとかな……」

 と言っても、まだつらそうだった。

海「いや、その必要はありません。ともかく進もう」
矢「どうするつもりなの?」
海「ま、見てて」

 海は僕らにウインクをすると、先に進んでいった。僕らも一緒になって進んでいく。
 階段を上がってしばらくしたところで。

 パーン、パンパン

 この音‼
 まさか、発砲音⁉

殺「危ない、みなさん避け……」
海「避ける必要はないよ」

 瞬間、海が。

海「渚、私が合図をしたら前線に出ろ」
渚「え?」

 キン、キンッ

木「なっ!」

 弾が床に散らばっていた。

海「まさか、この状況でこのスキルを使うことになるなんて、思わなかったな」

 海が手にしているのは、本物のナイフだった。

海「みんな、怪我してないよね?」
茅「う、うん」
海「そ。ならよかった」

 目の前にいたのは海の言った通り、2人の殺し屋。
 銃を構えていたのだけれど、2人とも驚いていた。

?「何をした」
海「見てたっしょ。このナイフで、弾をはじいた。それだけのことだよ」

 す、すごい。

海「コンビネーションを得意とする暗殺者。私が知ってる中ではあいつらしかいないな。えーっと、トゥイードルダムとトゥイードルディ。『鏡の国のアリス』からとった名前だったっけ。小説の中では殺し屋ではないんだけど、君たちは双子の殺し屋。ゆえにその名前だっけ。今回の場合はダムが女性でディが男性なわけか。小説通りにいかなかったのは、作者に対する冒とくっしょ」

 海はウェストバッグを腰に巻きなおした。

海「さて、殺し屋さんたち。殺りあおっか」

468:橘 舞花☆赤髪の殺し屋◆Us:2016/04/06(水) 11:14 ID:p/I

久しぶりの人もいればはじめましての方もいるね!
まぁとりあえずよろしく!

469:A :2016/04/06(水) 11:45 ID:0IU

自己紹介しますね。
・愛知県に住んでて
・小6の11歳
・暗殺教室は友達の紹介ではまりました。
・そしてこのみーか小説も友達の紹介です
・頭は馬鹿です

470:あやや◆dA:2016/04/06(水) 12:41 ID:eyU

よろしく!

471:凪海:2016/04/06(水) 13:20 ID:ySs

 みんな自己紹介しているから私もするべきかな……。

・埼玉県
・今年で高3の17歳(17にもなってここに来るのはちょっと変かな…)
・好きなキャラは、渚とカルマ、茅野。

 こんなもんかな……。

472:A :2016/04/06(水) 13:43 ID:0IU

今回も素晴らしく面白いですね。
私もリレーして良いですけど…
正直下手です

473:A :2016/04/06(水) 13:45 ID:0IU

今回も素晴らしく面白いですね。
私もリレーして良いですけど…下手です

474:A :2016/04/06(水) 13:46 ID:0IU

ごめんなさい同じ様なこと書いてしまいました

475:白猫:2016/04/06(水) 14:03 ID:g/M

全然いいよ!
じゃあ『暗殺教室〜オリジナル小説の会〜』 にきてねー
最初から読めばいろいろとわかるから、最初から読んでねー♪

476:凪海:2016/04/06(水) 14:10 ID:ySs

>>467

 僕らは知ることになる。
 常に隣にいて、僕らの暗殺をサポートしていた本郷海という子が、本当に本物の殺し屋だということに。

海「まずはその物騒な銃、しまってくれないかな。こっちは怪我人もいるし」
ダム「あなたなら、弾をそのナイフではじけるでしょう」
海「それが面倒だから言ってるんだけど」

 海はナイフを足にあるナイフ入れにさした。
 というか、あんなところにナイフ入れがあるとは。

海「じゃあいいや」

 海は走りだした。殺し屋の2人は続いて銃を構えようとしたのだけれど、でてきたのは。

 パシャッ

ダ&デ「⁉」

 水、鉄砲?

海「ふふっ」

 海はいつの間にか殺し屋2人の背後にいた。そして、彼女が手にしていたのは、本物の銃。

海「あっれ〜。これなんだろなぁ」
デ「お前、今何を⁉」
海「知ってる? 外国ではよく人のお金を盗むためにとあるスキルを磨くんだ。バレてしまったら逮捕されちゃうからね。そのスキルの名前は、掏り(すり)。そう言えばわかるでしょ」

 海は本物の銃を構えた。

海「じゃ、死んでください」
ダ「ま、待ちなさ……」

 僕らは思わず自分たちの顔をおおった。
 
 パン、パンパンッ‼
 パリーン

 ⁉
 顔をおおっていた手をどけると、見えてきた光景はそばにあった窓ガラスが割れていた。

海「なぁんてね。殺るわけないじゃん」

 海はそこに銃2丁を放り投げて捨ててしまった。

海「私さぁ、こう見えて怒ってるんだよ? 人の仲間をウィルスで感染させた挙句、その犯人はそこのタコボールと治療薬を引き換えろときたもんだ。で、来てみれば来てみたで殺し屋があちらこちらで待ち伏せ態勢。いったい、どんな待遇だよ」

 海は笑っていた。
 それは、人間らしい笑みというよりも、獣が獲物をとらえるために見せる、そういう笑みだった。

海「さすがに他の子がいるから殺しはしないよ。しないけど、殺されたほうがマシなくらい、ひどい苦しみを味わわせたほうが数万倍いいや」

 続いて海が取りだしたのは、2本のナイフ。どちらも足にあったナイフ入れからでてきた物だ。
 海は走りだし、ナイフを両手で器用に扱いながら両方にいる殺し屋に対して突き刺す。
 彼らはギリギリでよけ続けている。

殺「さすがですねぇ」
渚「え?」
殺「海さんは今、『殺しはしない、けれど殺されたほうがマシなくらいの苦しみを味わわせる』と言っていました。実際、ナイフは急所を狙ってはいるもののギリギリで避けている」
カ「避けてるっていうか、あの殺し屋さんたちがよけ続けてるんじゃないの?」
殺「いえ、少し違いますねぇ。君たちも私に対してやったでしょう。私を狙わない弾幕を、張ったでしょう」

 あ。

殺「人は皆、当たるか当たらないかの攻撃に弱い。いつ、自分に対して必殺がくだるかわからないのですから。海さんはそれを心得たうえであのような攻撃を仕掛けています。みなさん、しっかり海さんの動きを観察して、そして技を盗みなさい。きっとそこには、私を殺すためのヒントが隠されているかもしれませんから」

 殺せんせーはそう言ってナメ顔になった。

デ「捕まえたぞ‼」

 ⁉
 トゥイードルディという名の殺し屋が海のポニーテールをつかんでいた。

海「チッ」
デ「捕まえちまえばこっちのもんだ。さぁ、消えろっ!」

 トゥイードルディが取りだしたのは、ナイフだった。それを海の首に向かって……。

茅「やめてっ!」

 ザクッ

477:あやや◆dA:2016/04/06(水) 15:13 ID:eyU

えぇぇぇぇー!?
海ー!?

478:A :2016/04/06(水) 15:34 ID:0IU

海〜〜死ぬなー

479:A :2016/04/06(水) 15:35 ID:0IU

海〜死ぬなー

480:A :2016/04/06(水) 15:36 ID:0IU

まただー すいません

481:A :2016/04/06(水) 18:37 ID:0IU

リクエストとか良いでしょうか?

482:凪海:2016/04/06(水) 18:38 ID:gI2

>>481
例えばどういう??

483:凪海:2016/04/06(水) 18:48 ID:ySs

>>476

 僕らの大半は目をつぶって耐えた。

殺「大丈夫ですよ、みなさん」
茅「え?」

 僕はおそるおそる目を開けた。
 見えてきた光景は。

渚「⁉」

 血が舞っていたのではなく、髪の、毛……?

海「長いからさ、切っちゃった」

 海が手にしていたのは、相手の手。その人が手にしていたナイフには、髪の毛がついていた。
 海の髪は長い髪から肩までの少し短い髪となっていた。

岡野「いったい、何が」
殺「海さんは相手の動きを予測していました。ナイフが飛びだすことも、おそらく計算のうち。そのナイフを持った手をつかみ、そのまま髪に持っていき、自ら髪を切ったのです」
吉「そんな判断、一瞬のうちにできるのかよ……」
殺「だから言ったでしょう。彼女の動きを観察し、技を盗めと。彼女は君たちとは一歩先を進んでいる、プロなんです」

 海は2人の人間を同時に相手していた。
 ナイフを上手く使い、ときどきウェストバッグから色々と飛び出してくる様々な武器。
 あのバッグの中には、いったい何が入ってるんだ?

茅「そういえばさっき、何を言われていたの? 渚」
渚「え? あ、そういえば!」

 合図をだしたら前線に出ろって言われてたんだった。

渚「ど、どうしよう……」
殺「渚くん」

 殺せんせーが声をかけた。

殺「海さんの動きをよく見てください。そうすれば、君にしか分からない合図がだされるはずです」

 僕にしか分からない、合図?

484:A :2016/04/06(水) 18:58 ID:0IU

こんなゴミクソな私のリクエストに応えてくれるとありがたいです。
実はまだ渚が女装して誘拐された小説ありましたよね。
あれの少しアレンジしたものを読みたいんです。

長くなってすいません…>_<…

485:凪海:2016/04/06(水) 19:20 ID:gI2

え、ごめん。
どこのスレッドだろうか。わからない('・_・`)

それと、私が書いても平気なのか??

486:A :2016/04/06(水) 19:40 ID:0IU

すいません
へんてこなリクエストでしたね…>_<…
誰か応えてくれても構いません

487:葉月 美桜:2016/04/06(水) 19:50 ID:Jqw

それって……多分だけど、私のスレの……
渚「今まで(略)」
の最初のほうのストーリーがそうだったよ。

渚は、持病を持っていた。今日はその余命の日。
その最後だと思われる日をE組の皆は渚とどうすごすのか…?

って感じの始まりで…。

488:凪海:2016/04/06(水) 19:55 ID:ySs

>>483

 僕だけにしか分からない合図。
 殺せんせーはそう言ってくれたけれど、どういうことだろう。

殺「あえてアドバイスをしろと言うのならば、一つ。海さんの動きをよく注意して見ていてください」
渚「よく、注意して?」

 機敏に動く海。2人の殺し屋は海の動きを止めようとするけれど、海はその手につかまることなく、ぎりぎりでよけている。
 動くナイフ、そしてロープとかのウェストバッグからでてくるもろもろの武器。

 上に放たれる、ナイフ。

 あれだ!

茅「渚っ⁉」

 僕はみんなが止めるのも構わず走りだした。
 天井に放たれたナイフの柄を持ち、それをトゥイードルダムと呼ばれていた女性の殺し屋の首をねらうようにして思い切り振った。

ダ「なっ」

 すれすれでよけられてしまった、僕の攻撃。

デ「ここに来てコンビネーションをする気かい?」

 僕は海の隣に並んだ。

海「ナイス、渚。タイミング完璧」
渚「え、これでよかったの?」
海「うん」

 海はにこりと笑った。

海「さて、渚。ここからが本番だ。私の指示に従って動いてほしい」

 海が自分の手と手を合わせた。
 なんとなくだけど、そのハンドサインが何を示すのかわかった。

 おそらく、「任せた」

 海が走りだす。僕はその後方を走った。
 すると、海が僕の方をいきなり向いてきた。彼女は自分の口もとに人差し指をもっていった。そして、クスッと笑うと、何かを投げ渡してきた。
 思わずつかんで気づいた。

 お、重いっ‼

 でも、ここで迷ってはいられない。
 海が次の指示をだす。僕はその通りに走りだした。
 あの殺し屋2人は、僕の動きに気づいていない。
 その、意識の隙を突くんだ!

ダ「⁉」
デ「もう1人はどこに消えた⁉」
海「ハハッ」

 海は笑った。
 それが、オッケーサイン。

ダ「がっ」
デ「ぐぉっ」

 僕がいたのは、2人の殺し屋のすぐ後ろ。
 海が僕に指示したのは、「しゃべるな」と「後ろに回り込め」
 そして、海の「笑う」意味は、「準備万端」
 僕は2人の殺し屋に向かって、海が投げ渡してきた物、すなわち「夏休みのしおり」を彼らの頭にたたきこんだのだった。

海「渚が修学旅行のときにしおりを持っていたから、それが参考になったよ。しおりも凶器にできるってさ」

 海が掲げた手を、僕はたたいた。
 僕らの、勝利だ!

489:凪海:2016/04/06(水) 19:56 ID:ySs

>>487

えぇっ⁉
 美桜の神聖な小説のオリジナルとかっ‼
 私が書いて大丈夫なのかっ⁉

490:凪海:2016/04/06(水) 20:04 ID:Xgs

って、ごめん。
>>486見てなかった( ̄▽ ̄;)

491:りら☆:2016/04/06(水) 20:16 ID:n5E

あー…自分は小説一回しか書いたことないし、それめっちゃ駄作だったからリレーはやめとこっかなw
こんなんが入ったら続きが書けなくなるんで、自分は感想担当でお願いしますww

492:A :2016/04/06(水) 20:59 ID:0IU

やっぱすごいです

やっぱ私とリク変でしたね

493:A :2016/04/06(水) 21:02 ID:0IU

私もリラさんに同意です

タメ語 呼び捨てして良いですか( ^ ^ )/□
私は良いですよー( ̄^ ̄)ゞ

494:刹那@ゲーマー:2016/04/06(水) 21:11 ID:tSk

おぉぅ…皆よろしく(o^-')b
小説かぁーパート2の時はバンバン書いてた記憶があるが…

自己紹介
名前 刹那
年齢 今年から中2
好きなキャラ 磯貝君一筋ダゾ(磯メグ神だね)
このスレのパート1からいるけど最近低出現Now

495:刹那@ゲーマー:2016/04/06(水) 21:12 ID:tSk

ちなみに呼びタメおkね

496:凪海:2016/04/06(水) 21:19 ID:ySs

>>483

殺「渚くん、海さん。お怪我はありませんか」
渚「大丈夫です」
海「全然へーき」

 今、2人の殺し屋さんたちは寺坂くんたちがガムテを使って拘束していた。

ダ「くっ」
海「もう少し遊びたかったけど、ごめんね。こっちもタイムリミットまで時間がないからさ」

 海は笑っていた。
 まるで、そこらへんにいる中学生らしく。

海「私よりもみんなこそ本当に平気なの? さっき、弾がかすめたとかそういう怪我、ないの?」
磯「どうだ、みんな」
皆「だいじょーぶ」

 海はウェストバッグに廊下のあちこちに転がっている武器を回収していた。
 あのウェストバッグにはどのくらい物が入るんだろうか……。

カ「ねぇ、海。1ついいかな」
海「何?」
カ「さっき、渚くんにどういう指示してたの? ハンドサインっぽかったけど、あんなサイン。授業で習ってないじゃん」

 たしかに、オリジナル抜群のサインだった。

海「私は昔からさ、1人で仕事をすることはなかったんだ。常に誰かと一緒だった。それでね、そのときに考えついたのが人それぞれに分かるようなサインをくりだすことだった。例えば渚に対して、『しゃべるな』の合図を送ったときは人差し指を口もとに。でもね、カルマ。もしも君に対して送るんだったら、私は」

 海はそう言って自分の人差し指で自分の唇をなぞった。
 それはよく子どもに対して使う、口チャックだった。

海「こうするだろうね」
不「1人1人サインが違うの⁉」
矢「すごいね、海ちゃん」
海「あはは、それほどでも〜」
デ「じゃあ、俺からもだ」
海「え?」

 今度は殺し屋さんから。

デ「何故、少年に『しゃべるな』と指示をだした」
海「……例えばお兄さんたち。暗殺の仕事をするときにしゃべったりする?」
ダ「しないけど……」
海「でも、私。けっこうしゃべってたでしょ」

 そういえば、事あるごとに口を動かしてたっけ。

海「戦場において口を動かすということは『死』を意味する。口で指示している間に殺られちゃうからね。でも、それをコンビネーションで活かすととんでもない威力を発揮する。しゃべっている人間に対して、注意がいきやすくなるんだ。その上、途中から参加してきた人間だ。ろくに動いていない。一方で私はけっこう動いた。そうすると、自然と目や注意は私にいきやすくなる。それに私、けっこう予測不可能な動きをするのが得意だから、余計に警戒されやすい。口を動かしておらず、あまり目立った動きをしない人間が動きやすくなるような状況をつくっただけだよ」

 そう言ってから、海は慌てて口をふさいだ。

海「やばっ。余計な情報与えちゃった」

 あはは。
 そういうところは中学生らしいなぁ。

ダ「お前、まさか……。そうだ、間違いない」

 突然、トゥイードルダムが声を上げた。彼女の顔がだんだん青ざめていくのが僕らの目に映った。
 いったい、どうしたんだろう。

ダ「お前、『死神もどき』なんだろう……?」

 え?

497:りら☆◆cI:2016/04/06(水) 21:55 ID:n5E

あ、呼び捨て&タメ全然おっけーなんで!
とりあえず自己紹介

これから中2 女子
吹奏楽部
好きなキャラ 渚…めっちゃ王道だわwwあと倉橋さんも好き!虫が触れるとことか!!虫が触れるとことか!!

刹那とほぼ同じ時にパート1来たよー!
自分も最近来る頻度が減ってきてるかなw

498:あやや◆dA:2016/04/06(水) 22:08 ID:eyU

刹那、磯メグ平気なんだ……
私は絶っっ対無理!!
磯貝は誰にもくっついてほしくない!

だから二次創作板でも、磯メグとか見ないようにしてるんだ……
カルマの恋愛も無理だな…磯貝と同じ理由で。

499:凪海:2016/04/06(水) 22:12 ID:40M

まぁ、推しキャラが誰かとくっつくのはつらいよね。
私も渚好きだけど、茅野も好きだからビミョーな気分…あはは。

500:白猫:2016/04/06(水) 22:28 ID:g/M

あー 凪海の気持ち分かる
私も暗殺教室では渚と茅野が好きだから微妙な気分になることある!
でも渚が他の誰かとくっつくくらいなら茅野ちゃんとくっついてほしい。


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