暗殺教室〜もうひとつの物語〜Part4♪

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858:凪海◆3A:2016/04/17(日) 16:26 ID:ySs

>>827

 ⁉
 ちょ、ちょ、ちょっ‼
 長い、長い、長いってばーーーーーーーーーー‼

「んっ……な、渚……って、ば!」

 ここ、町なかだよ⁉
 やっぱり今日の渚はおかしい、ぜーーーーったいおかしい!
 さ、さすがキステク1位……。ま、前も受けたことがあ、る、けど……。
 私がいつまでも黙っていると、やっと渚は私から離れた。そして、にっこりほほ笑んで。

「うん、やっと静かになった」

 さ、最初からそれが目的⁉
 もう、歩けない……。あ、しが動かない……。

「茅野?」

 渚が心配そうな顔をしながらこっちを見てくる。でも、目の奥はいたずらっぽく輝いてる。
 おかしい、絶対におかしいってば!
 何、何が原因⁉ そう、思えばごはんの最中だったはず! いきなり、「休む」って言って校舎内に入っていって……、ふらっと戻ってきたときにはすでに違っていて……。
 あーーーーーー、ぜんっぜんわかんないっっ!

「どしたの? 平気?」

 とか言いつつ、にやにや笑ってるのは……いったい?
 なんか、いたずら考えてるときのカルマくんや中村さんにそっくりなんだけどっ‼

「ねぇねぇ、茅野……」
「何……?」

 こ、今度は何を企んでるんだか……。

「カエデって呼んでもいい?」

 ⁉
 ちょ、ちょっと待ってよーーーーーーー!
 何その、笑顔で言うあたり。無駄に破壊力あるしっ! 裏があるのは見え見えなのになんか逆らう気が失せちゃうっ‼

「だってさー、茅野はいっつも僕のこと『渚』って呼んでくれてるのに、僕だけ下の名前で呼んでないからさ〜」

 ………。
 ど、どう答えればいいのかな……。

「うーん?」

 渚は黙っている私に首を傾げてきて、そして、急に私の髪に手をのばしてきた。

「え?」
「うん、こっちの方が似合う」

 ヘアゴムとられた……。

「あ、いたぞ!」

 上から声がして、振り仰ぐと磯貝くんたちがいた。超体育着を着てた……。

「ねぇ、磯貝くん! 渚がおかしいんだけどっ‼」
「それは……」

 パァンッ

「うぉわっ」
「渚⁉」

 渚がいきなり、磯貝くんたちに向かって対せんせー弾を発射してきた。
 対せんせー弾だから、みんなに怪我はないんだけど……。
 前原くんが叫んだ。

「ちょ、危ねぇじゃねぇか‼」
「うるさい……」

 渚、なんか殺気立ってる……?

「これ以上僕らの邪魔をするようなら、誰であろうと容赦しないからっ‼」

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 キ、キャラ崩壊しとる……。
 え、Aさんごめんなさい。本来、「渚カエデート 渚が女装」のはずが、追いかけっこ状態に……( ノД`)シクシク…
 本当にごめんなさいっっ‼


凪海◆3A:2016/04/17(日) 17:54 ID:ySs [返信]

 渚が茅野にキスする少し前を書く。

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カルマside

 これはちょっとまずいなぁ。

「相当酔いが回ってるみたいだね」
「あれで町の中うろつかれたら、大騒ぎになるんじゃないか?」
「うーん……律」
「はい」

 俺は律を呼び出した。

「急いで茅野ちゃんのスマホに連絡して」
「わかりました」
「? どうして渚くんではないのですか?」

 奥田さんの問いに俺は答えた。

「あんな状態で話をつけられるのはおそらく無理っしょ」
「そ、そうですね……」

 しばらくすると、律が戻ってきた。

「す、すいません」

 何故に謝る?

「茅野さんと連絡を取ろうとしたのですが、渚さんに取り上げられてしまい……、挙句電源を切られました」
「……渚くんのは?」
「渚さんの方もです」

 まずい……。

「急いで学校に戻ろう。みんな、超体育着を着て」
「おっ、そっか」
「わかった!」
「それから修学旅行のときの班になって、手分けして2人を探すよ」

 俺らは即座に学校に戻った。


磯貝side

 フリーランニングを使って、俺たち1班は上から行くことにした。

「にしても、どうして渚のだけ酒だったんだ?」
「茅野っちが盛ったっていうのは、まずありえないよね……」
「そのことなんだけど、さっき不破さんが言ってたのよ」

 片岡の話によると……。

 家庭科室にて、不破はお茶の入ったボトルとお酒の入ったボトルを交互に見ていた。

「お酒の入ったボトル、お茶の入ったボトルと似てない?」
「たしかに……」
「お茶がなくなって、冷蔵庫を開けるとお酒のボトルがあった。でも、見た目的にそっくりだから、おそらく茅野さんはお酒のボトルをお茶のボトルと勘違いしたんじゃないのかな」

「その線はありうるかもな」
「あ、カエデちゃんたちはっけーん!」

 倉橋の声に、俺たちはそっちの方向へ急いだ。

「どこだ!」
「ほら、あそこ」

 下を見ると、たしかに2人だった。

「あ、いたぞ!」

 茅野がすぐに俺たちに気づいた。

「ねぇ、磯貝くん! 渚がおかしいんだけどっ‼」
「それは……」

 俺が理由を話そうとした瞬間、渚がこっちに銃を放ってきた!

「うぉわっ」
「渚⁉」

 なんだ、対せんせー弾か。
 焦ったー。

「ちょ、危ねぇじゃねぇか‼」
「うるさい……」

 渚、なんか様子がおかしいぞ。

「これ以上僕らの邪魔をするようなら、誰であろうと容赦しないからっ‼」

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 そんなに変わらんかったなぁ……。 
 許してほしい<(_ _)>


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