スレ主様こんにちわー
みさです。あれ?出会ってましたっけ?
小説楽しみに待っております(o^―^o)ニコ
美羽>>コメントありがとう!
赤い仮面は知っているの、スーツを意識したwww
ちなみに、今クリスマス編に取り掛かり中www
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〜星空は知っている〜
村は、あまり人も多くなく、老人が多めに見受けられた。
だから、車を使っている人も少ないし、老人だと運べないから外される。
だから必然的に若いやつらに絞られた。
それでも、何人か候補がいるから、一人一人の家には行けない…。
「もういいだろ?!回っていけばよ!どーせ、候補は3つだ」
「それじゃあだめだ。アーヤを連れ去ったってことは俺たちに喧嘩を売ったんだ。確実な方法で行こう」
いつものような黒木でもなく、目の中に静かな火を燃やしているように見えた。
「でも、どうやって探すんだ。手遅れになったら…」
いつにもなく弱々しい声を出しながらつぶやく若武。
「…僕は…」
静かな声が皆の中に響く。
「僕は、話し合うことよりも先に、行動に移した方がいいと思う…。アーヤが今どうなってるかわからないんだ。
今大切なのは、早く犯人を突き止めることだよ」
「そうだ」と、小塚の肩に腕を回し若武も賛同する。
「黒木と上杉は、あの三人のことについて聞きに行ってくれ。で、小塚はタイヤ痕わかるか?そしたら俺と、一つでも候補を絞るようにする」
【上杉side】
今の候補は、川樹、野河、山野井の三人。
黒木と俺は、スーパーの近くに行くことに決めた。
黒木の意見だと、女たちはそこでいったん集まると気が済むまで話して帰らないらしいし。
こんな村でも平気かと思ったけど、どこの女も同じでやはり話してる人はいた。
「いくぞ上杉」
って、黒木に連れられたけど、面倒くせーし、人から話聞きだせっかな。
「こんにちわ、皆さんここに住んでるんですか?」
「ええ、そうよ。観光?」
「いえ、祖母に会いに来たんです。あの、川樹さんにあいさつ行ったんですけど、出なくて…どんな方かわかりますか?
あったときにあいさつできるといいので…」
と、黒木が川樹やらについて聞き終わった後、続きを聞こうとすると、黒木が首を振ってとめた。
だから、三つとも聞くのに場所を変えたから結構時間がたった。
でも、その分結構いい情報もちらほらあった。
だから、集合場所に行くときも、早歩きになってしまった。
to be continued
>>245やっぱり面白い❗アーヤを早く助け出してー!!
〜星空は知っている〜
「どうだった?」
若武は、上杉と黒木が帰ってくるとすぐ口を開いた。
二人は、聞き込みでの結果を話し始めた。
「まず、川樹。そいつは、先週から出張に行ってるらしい」
「そうか、じゃあ川樹は除外だな」
若武は、腕を組みうんうんと頷く。
その様子に上杉は、ケッと言いたそうな顔をしている。
「野河は、80歳の老人。介護がないと動けないし食べれないらしい。でも今はちょうどそいつの息子が来てるらしいぜ」
「じゃあ、野川さんの息子が憂さ晴らしにアーヤをさらたってことは?」
小塚の意見にいち早く反応したのは上杉だった。
首をゆっくり振って否定する。
「それはないな。立花を拉致ったら、その爺さんにばれる。黒木に調べてもらったら、そこは部屋数が一つしかねーらしい」
「じゃあ爺さんがいなかったらそうなんだ?」
疑問を口に出した若武をキッとにらむ。
立花が見つからないストレスや、なっかな化調査が進まないためか。
「いいか、今小塚は憂さ晴らしって言ったんだよ!その爺さんは介護がなきゃだめで徘徊なんてとても無理だ。
それにとっくに死んでたら憂さ晴らしにもなんねーだろ」
あまりの迫力に、若武は、驚く。
小塚はポカーンとして、黒木はクスッとする。
「そうカッカすんなよ。で、最後の山野(>>245は山野井→山野)だけど、定年退職したおっさん。
小塚、そいつの車見たなら何か気づかなかったか?」
「ああ。大したことじゃないけど、タイヤに土がついてて、あそこと同じものだった」
胸ポケットから、砂が入ってるビニール手袋を出してみせる。
そして、判断した内容が一気に話した。
「この辺の土はね、土っていうより砂利なんだ。でも僕たちがいたところは、きめが細かい土。
その土は多分上らないと付かないから、その車は僕たちのところにいたんだ」
「やっぱりだ」と、黒木が長い指をパチンとならした。
若武の目が、さっさと教えろ!といっていて、苦笑する。
「そいつは、土日ではよくライブに行ってた。それも、小さい子のね」
「それってつまり…」
皆が顔を合わせる。
その瞬間、顔が真っ青になった。
「ロリコンだろ!いや、アーヤ可愛いからしょうがねーけど!でも許さねー!!」
「ああ、許せないのは俺も同じだ。だから、取り返しに行こう」
最後までの言葉を聞かず、若武は山野の家に向かおうとした。
その腕を上杉が引っ張り連れ戻す。
「おい、何すんだよ!アーヤを助けに…」
「俺はな、結構切れてんだよ」
目がキラッと光るのを見逃さなかった。
と同時に寒気もする。
「な、何をするんだ上杉…?」
「簡単だよ、俺たちから立花を奪ったらどうなるか知らせてや「どうした?」ろうゼ…」
上杉が語る途中で声が入る。
でも、若武でも黒木でも小塚でもない。
ゆっくり振り返ってみると、背の高い人影が最初に瞳に映った。