>>544のつづき
マジュ一行は、ロックを解除するために他の場所へと向かって行った。
「はぁ…疲れる……。まさか、ここまで負担が掛かるなんて……」
マジュは連続で能力を使っていたため、疲労が激しくなり息切れし始めた。
「ムリはするなよ?」
「…大丈夫です。一刻も早くロックを解除しないと……。」
「何かが…起こるんだね?」
マーブルは察した。そしてロックの解除も終えた。マジュのためにとキドはちょっと休憩をしようと考える。マジュは早くやるように休憩もしないで次へと向かおうとした。そのとき…
ドサッ
「えっ…!?」
キドが後ろを振り向くと…マジュが、苦しそうにしていた。
「どうしたんだ!?」
「はぁ…はぁっ……づっぅ!!」
マジュから突然、頭痛が起こりうなされている。マジュの頭から、過去のもう1人の自分が声を出していた。
「………。」
「マ、マジュ…大丈夫か?」
「フフフ!!」
「かはっ……!!」
マジュは突然、立ち上がりマーブルを能力で突き飛ばした。
「マーブル、大丈夫か!?」
「ぼ…僕は大丈夫です……それより…マジュちゃんが………」