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544:マジュ◆lE 最高でした!:2017/03/02(木) 20:14 ID:6Y2

>>522の続き
私が来ていたときのデパーは全焼目前だった。
私は中に入ろうとする。

「お嬢ちゃん駄目だよ!!」

『離して!!お父さんとお母さんを助けるの!!!』

私が叫ぶとペンダントが輝き出し、時が止まった。

『…そうか、このペンダント…願いを叶えてくれるんだ…。』

私はペンダントを握りしめて中へと入る。
その時には時が再び動き出す。

*

『ゴホッ!!ゴホッ!!』

いっ、一酸化炭素を吸わないようにしないと……!!

「…フフフ、これで一歩近づいた…。」

……!?

私は、そばに隠れて見た。
そこにいたのは、私にそっくりだった。
私は『嘘!?』と声を出してしまい、気づかれる。

「誰!?……なんだ、あなたなのね…。」

『あなた誰よ!』

「私は…あなたから、生まれた存在…。」

ど、どういうこと!?

「フフ…、キミは消えて貰うよ…。私の願いは…………………だから。」

『な、何!?ぐあっ!!!』

私は何だったのか聞き出したかったけど、既に遅かった。
私はお腹から触手のような物からチカラを吸いとられていた。
その時の彼女の目は血のような赤い目をしていた。

『あ……あっ………。』

バタン

私は倒れていて意識も完全に失ってしまった。




「フフフフフ……また、会えるかな、そのときには、キミは暴走することを祈ってるよ。」

*

『ということがあって……』

「そうだったんだ……」

私が会話をしていた頃には私の能力でロックを解除していた。

「さあ、次に向かいましょう。」

「あぁ。」


マジュ◆slE 書き方変えつつ更新遅れました:2017/04/27(木) 10:56 ID:rKc [返信]

>>544のつづき
マジュ一行は、ロックを解除するために他の場所へと向かって行った。

「はぁ…疲れる……。まさか、ここまで負担が掛かるなんて……」

マジュは連続で能力を使っていたため、疲労が激しくなり息切れし始めた。

「ムリはするなよ?」

「…大丈夫です。一刻も早くロックを解除しないと……。」

「何かが…起こるんだね?」

マーブルは察した。そしてロックの解除も終えた。マジュのためにとキドはちょっと休憩をしようと考える。マジュは早くやるように休憩もしないで次へと向かおうとした。そのとき…

ドサッ

「えっ…!?」

キドが後ろを振り向くと…マジュが、苦しそうにしていた。

「どうしたんだ!?」

「はぁ…はぁっ……づっぅ!!」

マジュから突然、頭痛が起こりうなされている。マジュの頭から、過去のもう1人の自分が声を出していた。

「………。」

「マ、マジュ…大丈夫か?」


「フフフ!!」

「かはっ……!!」

マジュは突然、立ち上がりマーブルを能力で突き飛ばした。

「マーブル、大丈夫か!?」

「ぼ…僕は大丈夫です……それより…マジュちゃんが………」


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